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Transcription
- 主人公:
- イギリスに乗り込むなどと大見得を切ったが、大規模な戦闘をするつもりはない。
- 主人公:
- 出来る限り早くイギリスに上陸して、孤立した救出チームを回収し、脱出する。
- 主人公:
- それが俺達の目標だ。
- ラビアタプロトタイプ:
はい、その目標でいくしかありませんね。
例え箱舟にいる隊員を全員連れていったとしても…… - ラビアタプロトタイプ:
正面からぶつかれば、数で圧倒されるだけでしょうから。
- ラビアタプロトタイプ:
ですので、上陸地点は慎重に決める必要があります。
- 上陸地点はもう決めてある。
- 主人公:
- 昨日突如ロンドンの空にあがった緑色の2本の狼煙。
- 主人公:
- 時間が経過しても消えないところを見るに、俺への何らかの信号であることは
間違いない。 - 主人公:
- リアンたちが自分たちの安全と現在地を教えるために上げたのだろう。
- 上陸地点はロンドンだ。
- ラビアタプロトタイプ:
ロンドン……分かりました。姉妹達に準備をさせます。
- ラビアタプロトタイプ:
では、上陸地点はどのあたりにしましょう?
ロンドンでしたら……近くのカンタベリー周辺にしますか? - いや、上陸地点がロンドンだよ。
- 主人公:
- 箱舟の記録によれば、イギリス政府はテムズ川に巨大運河を
建設したとされている。 - 主人公:
- …調べてみたが、オルカ号が通過できるほどの巨大な運河だった。
- ラビアタプロトタイプ:
オルカ号で直接…ロンドンまで行くということですか?
- ラビアタプロトタイプ:
……確かに……危険は伴いますが…悪い作戦ではないと思います。
- ラビアタプロトタイプ:
陸に上がってからロンドンを目指すより、早くて安全です。
- ラビアタプロトタイプ:
ですが……浮上した際に周辺の鉄虫から集中砲火を受ける可能性もあります。
- わかってる。その可能性は潰しておく。
- セラピアス・アリス:
お呼びでしょうか、ご主人様?
- セラピアス・アリス:
私たちにしか出来ないことがあるとお聞きしましたが。
- ブラックリリス:
ただいま到着いたしました、ご主人様。少し遅れてしまったでしょうか?
- いや、二人ともいいタイミングだよ。
- 主人公:
- 俺は隅の方で作戦を再確認していたアレクサンドラに合図する。
- 主人公:
- アレクサンドラはスクリーンに地図を表示させ、ブリーフィングを始めた。
- 共振のアレクサンドラ:
お二人ともどうぞこちらへ。久しぶりに教育以外のことでお話しますね。
- 共振のアレクサンドラ:
では、早速ブリーフィングを始めます。
- 共振のアレクサンドラ:
この地図をご覧ください。スレイプニールさんの高高度偵察によって把握した
ロンドンの現況です。 - 共振のアレクサンドラ:
肉眼で観測し手書きで作成したため、そこまで精巧ではありませんが……
- 共振のアレクサンドラ:
ブリーフィングには差し支えないはずです。
- ブラックリリス:
はい。大丈夫です。緑色のマーカーはレジスタンス、赤色のマーカーは敵ですね。
- ブラックリリス:
黄色で表示された地域は何でしょうか?
- 共振のアレクサンドラ:
建物が崩壊したり、バリケードが設置されているために移動できない場所です。
- ブラックリリス:
そうですか……となるとこの経路というのは……
- 共振のアレクサンドラ:
その通りです。鉄虫との遭遇確率が最も低く、かつ最短でレジスタンスに
接触できるルートです。 - 共振のアレクサンドラ:
ご覧の通り、現在レジスタンスは完全に鉄虫に包囲されています。
- 共振のアレクサンドラ:
現在鉄虫は積極的な動きを見せていませんが、本格的な攻勢が始まれば
いつまで耐えられるか分かりません。 - 共振のアレクサンドラ:
ロンドンアイ近くの船着き場から上陸した後、できる限り迅速に
目的地のナイチンゲール博物館に到着しなければなりません。 - そこでチームを二つに分ける。
- 共振のアレクサンドラ:
まず、Aチームはレジスタンスを連れてオルカ号に帰還します。
- 共振のアレクサンドラ:
次にBチームは北に移動し、Aチームを追う鉄虫を処理。
- 共振のアレクサンドラ:
そして、Aチームはレジスタンスを連れて北に向かうことは難しいので、
オルカ号はそのまま南に移動し…… - 共振のアレクサンドラ:
埠頭でレジスタンスとAチームを乗せ、再び北に移動。
Bチームを回収した後、ロンドンから脱出する予定です。 - そして、その前にアリスとリリスにやってもらうことがある。
- 共振のアレクサンドラ:
はい。オルカ号が最初に浮上するタイミングで鉄虫から集中砲火を
受ける可能性が高いです。 - 共振のアレクサンドラ:
ですので、オルカ号が水面に浮上する瞬間、アリスさんが周辺一帯に
無差別爆撃を行い鉄虫を一掃してください。 - 共振のアレクサンドラ:
そして、そのすぐ後にウェストミンスター橋を爆撃し、鉄虫の増援を阻止。
- 共振のアレクサンドラ:
その間、リリスさんはアリスさんの護衛を。
- 共振のアレクサンドラ:
この作戦の成否はお二人にかかっています。
- セラピアス・アリス:
ふふふ……私にぴったりの仕事じゃないですか。
- セラピアス・アリス:
誠心誠意頑張らせていただきます。
はぁ……ご主人様、私を信じてくださり感激しています。 - ブラックリリス:
ご主人様の計画に問題があるはずがありませんので、不満はありませんが……
- ブラックリリス:
一つだけよろしいでしょうか?ご主人様。
- ブラックリリス:
今回は私がご主人様のおそばにいられません。ですので…
- ブラックリリス:
ご主人様がご自身で身を守る手段をご用意いたしました。
- ほう、それは?
- ブラックリリス:
お受け取りください。光学迷彩装備です。
バミューダチームが使用している物と同じものです。 - ブラックリリス:
妹達がご主人様をしっかりお守りいたしますが、私がいない時にご主人様が
狙撃された場合…… - ブラックリリス:
100%大丈夫とは言い切れないのが現実です……
- ブラックリリス:
ですから、戦闘が始まったらご主人様はこの光学迷彩で姿を隠してください。
- 主人公:
- 光学迷彩か……。コンパニオンがいるから大丈夫だと思ったが……
- 主人公:
- リリスがそう言うのなら、素直に受け取っておこう。
- ありがとう。そうするよ。
- 主人公:
- 俺はリリスから装備を受け取って、深呼吸をする。
- 主人公:
- それと同時にスクリーンに映っていたロンドン上空の狼煙の数が一気に増加した。
- 主人公:
- おそらく、鉄虫との交戦が始まったという意味だ。
- 行こう、ラビアタ!先鋒は任せた。
- ラビアタプロトタイプ:
はい、ご主人様。それから、リリス…あまり心配しないで。
- ラビアタプロトタイプ:
ご主人様に銃口を向ける暇なんて与えないから……!