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Transcription
- 主人公:
- キャメロットの城壁の外は鉄虫で溢れていた。
まるで黒い湖にキャメロットが浮かんでいると言ってもいいほどだ。 - 主人公:
- 連結体モリアーティを倒してから何度も戦闘があった。その度に相当数の鉄虫を
倒しているにも関わらず、何事もなかったかのように数を増やして押し寄せてくる。 - 主人公:
- 正直言って、この状況には恐怖を覚える……
- …いくら何でもブラックリバーは工場を作り過ぎだろ…
- ブリュンヒルド:
倒しても倒しても湧いてくる……本当にうんざりするわ。
これで何回目の戦闘だっけ?30回?いや、31回目だっけ? - ブラックリリス:
32回目です。ちなみにご主人様を狙撃した鉄虫はさっきので55匹目です。
- ブラックリリス:
……ご主人様、毎日城壁の上をお散歩されるのは
少々やり過ぎではありませんか? - いや、小さな異変に気付くためにもこれは続ける。
- ブラックリリス:
確かにそれは必要かもしれませんが……万が一、いえ、億が一、ご主人様が
お怪我をされてしまったら…… - ブラックリリス:
リリスは悲しみに耐えられず、どうなってしまうかわかりません……
- ブリュンヒルド:
言えてるわね。あなた、たまに自分の安全を度外視するところがあるわよね。
- はは…気をつけるよ。次からは。
- ブリュンヒルド:
……じゃあ、次からはもう少し楽な場所で散歩してちょうだい。
- ブリュンヒルド:
…はぁ、こんなことならリアンたちと一緒に箱舟に戻ってればよかったわ。
- 午後にオルカ号が戻ってくるから、それに乗って帰ってもいいよ?
- ブリュンヒルド:
…私はそういう事が言いたいんじゃなくて!ここまで頑張ったのに今更…あっ……
何でもない! - ブリュンヒルド:
……笑わないでよ!もう……あんまり私をからかってると―
- CSペロ:
…ご主人様、よろしいでしょうか?
- 主人公:
- お、いいタイミングで入ってきた、ペロ。
- CSペロ:
西側が突破されるのも時間の問題と思われます。
ドクターのレーザー砲塔もオーバーヒートしてしまい、煙が出ていますし… - CSペロ:
これ以上はもう限界かと。撤収を検討された方がいいのではないでしょうか?
- それは出来ない。プリドゥエンが動くようになるまであと数時間はかかる。
- 主人公:
- 俺たちは確かにモリアーティを倒し、キャメロットの占領には成功したが…
イギリスの鉄虫を全滅させたというわけではなかった。 - 主人公:
- あの時倒した鉄虫はごく一部で、イギリスにはまだまだとんでもない数の
鉄虫が存在している。 - 主人公:
- そして、プリドゥエンは長い間放置されていたため、航海が難しい状態だった。
現在、航海できるようオルカの技術部が昼夜問わず復旧作業にあたっている。 しかし…… - 主人公:
- 今この様に鉄虫が再集結し、キャメロットを取り囲んでいる。
だから俺はこうやってプリドゥエンが動くようになるまでキャメロットに残り、 籠城戦の指揮をしているというわけだ。 - ブリュンヒルド:
はぁ、仕方ないわね。あんな量のストロングホールド…
プリドゥエン以外輸送できないんだし… - ブリュンヒルド:
撤収したらあいつらの手にストロングホールドが渡ってしまうんだから、
粘るしかないわね。 - CSペロ:
…そういうことですね。こうなった以上、最後まで頑張りましょう。
- 金蘭S7:
鉄虫が動き始めています。間もなくまた防衛ラインへの攻撃を開始するものかと。
- 金蘭S7:
主様、安全なバリケードの下へどうぞ。
コンスタンツァお姉さまがお待ちでございます。 - わかった。あとは頼んだよ。合図が出たら撤収すること。
- 金蘭S7:
はい、かしこまりました。
- 金蘭S7:
…では、第33次キャメロット防衛戦…交戦開始いたします。