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Transcription
- アウローラ:
あっ、ブラインドプリンセスさん、おはようございます!
食堂をご利用ですか?私が案内しますね。 - ブラインドプリンセス:
ありがとうございます、アウローラさん。
- アウローラ:
あっ、私の声 覚えていてくださったんですね!
- ブラインドプリンセス:
もちろんです。あんなに美味しいチョコレートケーキを作れる方を
忘れるはずありません。 - アウローラ:
えへへ!ありがとうございます。
- アウローラ:
…今日は2種類のメニューを準備しています。
Aセットはパンケーキとソーセージ、それからスクランブルエッグです。 - アウローラ:
Bセットはハッシュドポテトとスコッチエッグ、それからベーコンで、
どっちともサラダを追加できます。 - ブラインドプリンセス:
うぅ~ん……ではBセットにサラダを追加します。
- アウローラ:
はい、すぐにお席までお持ちしますね!
- アウローラ:
どうぞ、できたてのハッシュドポテトとベーコン、スコッチエッグ……
それにサラダです! - ブラインドプリンセス:
ありがとうございます。あの、マヨネーズはありますか?
- アウローラ:
もちろんです。はい、どうぞ……………わ、わぁ!
い、いっぱい出ちゃいましたね。ごめんなさい、私がしてあげればよかったのに… ちょっと待ってくださいね、今…… - ブラインドプリンセス:
え?大丈夫ですよ?これでいいんです。
- アウローラ:
え?で、ですが……マヨネーズが山盛りに……
- アウローラ:
…うぅ、分かりました。でもやっぱり多すぎると思ったら言ってください!
- ブラインドプリンセス:
…うーん…私が間違ってかけすぎたと思っているようですね。
私はこれが普通なのですが…… - ブラインドプリンセス:
まぁ、そう思われても仕方ないですよね。
ちょっと多すぎる気がしなくもないですから。 - ブラインドプリンセス:
でも……このマヨネーズとビールが最高に合うん―
- おはよう。
- ブラインドプリンセス:
ひっ。
- マーリン:
あれ?ブラインドプリンセス……今テーブルの下に何か隠した……?
- マーリン:
何だったのかな~?まさか聖女様が朝っぱらからお酒なんて飲むはずはないし……
- ブラインドプリンセス:
マーリン、お腹が空いておかしなことを言っているようですね……
さあ、サラダをどうぞ。 - マーリン:
もがっ!?
- ブラインドプリンセス:
おはようございます、司令官さん。昨夜はゆっくりお休みになれましたか?
- うん。よく眠れたよ。
- マーリン:
もぐもぐ……んぐ……ぷはぁっ、ちょっと!何すんだよ!アゴが外―
- ブラインドプリンセス:
ハッシュドポテトもどうぞ、お客様。
- マーリン:
もごっ!?
- ブラインドプリンセス:
司令官さんも朝食ですか?隣にどうぞ。
- まだ注文もしてないから、待たせちゃうよ。
- ブラインドプリンセス:
大丈夫です。私も今食べ始めたばかりですから。
- ブラインドプリンセス:
それに司令官さんと一緒に食事ができるのなら、いくらでも待ちますよ。
- ブラインドプリンセス:
それはそうと、いつもはお部屋でお食事をされてませんでしたっけ?
食堂でお会いするのはこれが初めてのような気がしますが…… - マーリンを食堂に案内するついでに何か食べようかと思ってね。
- マーリン:
もぐもぐ……ゴクン。昨日まで胃に負担がかからないように流動食だったけど、
ドクターにそろそろ普通に食べてもいいって言われてさ! - マーリン:
あのソワンがシェフらしいから、楽しみだったんだよね~!
超美味しいんだろうな~ - マーリン:
んで?実際のところどう?本当に美味しい?
- ブラインドプリンセス:
今食べたのに分からないのですか?
- マーリン:
大量のマヨネーズのせいで分かんなかったから聞いてるんだよ!!
- マーリン:
でも、このマヨネーズ手作りだよね?すごく美味しかったよ。
ハッシュドポテトの味は1ミリもしなかったけどね…… - マーリン:
で…どうなの?美味しい?まともな料理を食べるのって今日が初めてだから
めちゃめちゃ楽しみなんだよね。 - ブラインドプリンセス:
比較するのも失礼になるかもしれませんが……
- ブラインドプリンセス:
今まで食べてきたトーストサンドやハギスの缶詰めなんかよりずっと美味しいです。
- マーリン:
ハギスの缶詰めってそんなに不味いの?見た目は結構美味しそうなのに。
- ブラインドプリンセス:
本当に最悪でした……
- ブラインドプリンセス:
安物だったのかよくわかりませんが、普通のハギスとは違って脂ばっかりで
ふにゃふにゃしてて…ナイフで切ったらすごい臭いの脂肪分がドロッと……ううっ。 - ブラインドプリンセス:
最悪だったのがその当時、残っていた食糧がその缶詰めだけだったってことです。
あの時、新たに食糧倉庫が見つかるまで何日かかりましたっけ? - マーリン:
2ヶ月と1週間だった気がする。
- ブラインドプリンセス:
うぅ、パンの缶詰めだけの方が100倍よかったと思います。
- ブラインドプリンセス:
もちろん、今の食事はそれより100万倍は美味しいですがね。
- 本当に大変だったんだね。
- ブラインドプリンセス:
はい、今の状況は本当に天国です。ただただ感謝しかありません。
- マーリン:
そうそう。まさに天と地の差だよね。昔はパンすらなくてマーマイトだけを
舐めたりしてたし…… - マーリン:
わはぁ、このソーセージ美味っ!
- …おい、そのソーセージ、俺のだぞ!
- マーリン:
分かってるよ~!でも、所詮この世は弱肉強食だよ?
- ブラインドプリンセス:
あなた、弱肉強食の意味をちゃんとわかっているのですか?
- マーリン:
もちろん。私ちゃんを馬鹿にしてない?
- マーリン:
お肉は、全部強くて可愛いマーリンちゃんに食べられるって意味でしょ!
- ブラインドプリンセス:
…私が代わりに謝ります。すみません、司令官さん。
- ブラインドプリンセス:
マーリンはちょっと性格が捻じ曲がってまして。
でも悪意はないので気を悪くなさらないでください。 - いいんだよ。俺もマーリンの肉を食べればいいだけだし。
- マーリン:
ああっ!?私ちゃんのベーコン!!
- う~ん、美味しい。
- マーリン:
…畜生ォ!全部持って行かれた…………!!
- ブラインドプリンセス:
ふふっ。二人とも仲が良くて私も嬉しいです。
- ブラインドプリンセス:
いつかこの三人で遊びにでも行きたいですね……
- マーリン:
(あっ、今だよ、今!アーサー!)
- そうだね。あっそうだ、そういえば…マーリン。
- マーリン:
そうそう!私ちゃんたち、さっきバンカー&ブラウニーのルールブックを
見つけたんだよね…… - 一緒にどうかな?
- ブラインドプリンセス:
まぁ、バンカー&ブラウニーですか?
- ブラインドプリンセス:
でも、メンバーが少し足りないのでは…?
- マーリン:
ふっふっふ!一緒に遊ぶ人ならもうこのマーリンちゃんが集めておいたよ。
アーサーもやってくれるし!あとはブリスが参加すれば今すぐ始められるよ! - ブラインドプリンセス:
ふふ、そういうことなら私が参加しないわけにはいきませんね。
今すぐ始めましょう。 - マーリン:
そうこなくっちゃ!
- マーリン:
ARゲームゾーンの施設を利用して敵が登場したり、背景が変わったりする
演出を用意しておいたから、初めてやる人もリアリティがあって楽しめるはずだよ! - コンスタンツァS2:
どうぞお入りください、ご主人様。
- コンスタンツァS2:
マーリンさんとブラインドプリンセスさんもどうぞ。
こういうゲームは初めてなので足を引っ張ってしまうかもしれませんが、 よろしくお願いします! - 天空のエラ:
ふっ、ふっ、ふっ…来ましたね。
- 天空のエラ:
この残虐なるバンカーマスター、天空のエラが支配するゲームへようこそ!
- 天空のエラ:
あっ、とは言っても残酷なお話とかは出てきませんので、どうぞご安心を。えへへ。
- エラ、すごい気合い入ってるな…
- 天空のエラ:
もちろんです!バンカー&ブラウニーをやるのは夢でしたから…
- 天空のエラ:
では早速始めましょうか!
- 天空のエラ:
これからプレイするシナリオのタイトルは「失われた王冠を探して」です!