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Transcription
- ブラックリリス:
…鉄虫の数が多すぎて地面が見えませんね。
- ブラックリリス:
モリアーティはこちらの狙い通りに動いてくれるでしょうか?
- たぶんな。今のところ予想通りに行動してるから、大丈夫だろ。
- ブラックリリス:
ご主人様、鉄虫が1階のバリケードを突破したようです。
- ラビアタプロトタイプ:
……思ったより動きが遅いですね。
- ラビアタプロトタイプ:
1階のバリケードはあり合わせの物で急造しただけなので、
突破するのに時間はかからないはずですが…何か企んでいるのかもしれませんね。 - まぁ、まだ想定内だから…とりあえず様子を見よう。
- 主人公:
- モリアーティの目標はわかりきってる。
- 主人公:
- 俺の殺害。
- 主人公:
- まぁこれは俺たちがそう仕向けた。俺の存在を確実に認識させるため、
数日にわたって意味もなく城壁の上を歩いて、俺の存在をアピールした。 - 主人公:
- だから俺はこの危険な状況にも関わらずここに残っているわけだ。
モリアーティを俺がいる所まで誘導するために。 - コンスタンツァS2:
ご主人様、準備完了です!
- コンスタンツァS2:
いつでも撤収できます。あとはご命令を待つだけです!
- わかった…撤収開始。
- コンスタンツァS2:
はい、かしこまりました。
- コンスタンツァS2:
プリドゥエンとオルカ号、ポーツマスからの撤収を開始します!
- マーリン:
モリアーティは腹が立つほど頭が良い。一瞬でバリケードが脆弱な部分を把握して
防衛ラインを突破しちゃうほどにね。 - マーリン:
だからこそ、リリス警護隊長がアーサーと城壁の上を歩いて、
狙撃を阻止しまくったり…… - 慈悲深きリアン:
…ラビアタに大暴れしてもらって、その戦闘力を確実に認識させるの。
- 慈悲深きリアン:
そうすればモリアーティはワトソンを二人から引き離そうする。
多少無理なことをしてもね! - 慈悲深きリアン:
もちろん、これはモリアーティが私たちの予想通りの賢さじゃないと成立しない。
でも…… - 慈悲深きリアン:
モリアーティならそのくらいはしてくれるでしょ!
- ブラックリリス:
…さて……どんな手を使ってくるでしょうか?
- ブラックリリス:
まさかキャメロットごと吹き飛ばしてきたりしませんよね?
- それはないな。自分の手でトドメを刺したいだろうから…
- ラビアタプロトタイプ:
そうだとしたら、一番可能性が高いのは……
- ラビアタプロトタイプ:
建物の灯りを消してからの奇襲……でしょうね。
- ラビアタプロトタイプ:
…やっぱり奇襲で来ましたね。
- ブラックリリス:
でも、夜戦でラビアタ副司令の戦闘力を嫌というほど
見せつけられていますから…… - ブラックリリス?:
…あっ、警護隊長さんはこんな呼び方はしませんね。
こほん、言い直します。 - ブラックリリス?:
ラビアタさんの戦闘力を嫌というほど見せつけられていますから……
この程度で倒せるとは思っていないはずです。 - ブラックリリス?:
これは私たちの注意を引く陽動に違いありません。
本当の狙いは別のところにあるはずです。 - ラビアタプロトタイプ:
なるほど。そろそろ私もお兄様の狙いが何だか、少し分かってきました。
- ラビアタ?:
お兄様がラビアタさんをあちこちに派遣して鉄虫を殲滅させていたのも、
モリアーティにラビアタさんの戦闘力を確実に見せつけるためだったんですね。 - ラビアタ?:
そして、戦闘力がいくら凄くても、ラビアタさんに空中戦能力がないと
解ったはずです…… - ラビアタ?:
だからモリアーティは私たちが立っているこの床を破壊してくる……
というわけですね? - そういうこと。
- 主人公:
- するとその瞬間、爆発音と共に床が崩壊し、俺たちは下へ下へと落下し始めた。
- 主人公:
- そして、建物が崩壊していく混乱の中、瓦礫を蹴ってモリアーティが姿を現した!
- 主人公:
- 俺たちとモリアーティはキャメロットの地下まで一気に落下する。
- 主人公:
- 鉄虫を器用に足場にして、俺に飛びかかったモリアーティの爪が
俺の胸を貫いた……! - 主人公:
- …と同時にマキナが遠隔操作していたホログラムは
鈍い電子音を立てて消えた。 - マキナ:
あら、ホログラムドローンを正確に貫かれました。
- マキナ:
あちらも司令官様がホログラムだったことに気付いたはずです。
- メリー:
モリアーティと鉄虫は地下に落ちちゃいましたね。
- メリー:
地下はかなりの深さがありますし、簡単に脱出はできませんね。
- 主人公:
- よし……残るはあと一手。
- 主人公:
- モリアーティを確実に仕留める。
- 主人公:
- 幸い作戦は順調に進んだ。もうモリアーティ殺害に失敗する可能性はゼロだ。
- 主人公:
- キャメロットの地下には今俺が持っている最高のカードを配置しておいた。
- ブラックリリス:
爆発音が聞こえます。成功したようです。
- ブラックリリス:
まさかここまで計画通りになるとは思っていませんでした。
- ブラインドプリンセス:
マーリンとリアンさん、そして司令官さんが立てた作戦ですから、当然です。
- ブラインドプリンセス:
モリアーティが理性を捨てて暴れ回るタイプだったら話は違ったでしょう…
- ブラインドプリンセス:
その狡猾さと知性が仇となったわけですね。
- ブラックリリス:
流石はご主人様です。完璧です!!
- ラビアタプロトタイプ:
そうね、リリス。
- ラビアタプロトタイプ:
キャメロットは地下まで崩壊、モリアーティは完全に閉じ込められたわ。