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Transcription
- セイレーン:
もう安全です。怪我はありませんか?
- トリアイナ:
うわ~!私も攻撃されるかと思った!!助けてくれたの!?
- トリアイナ:
ところで、どうしてこんな所に軍人が?私今日、実はツイてる!?
あ、でも鉄虫に捕まるところだったから、半分だけ運がいいのかな? - トリアイナ:
とにかく本当にありがとう~!
そうだそうだ!私ってば自己紹介もしてなかったわね…私の名前は「トリアイナ」 よろしくね! - トリアイナ:
おかげさまで命拾いしたわ!何かお礼をしたいところなんだけど…
今はまだ何にも持ってなくてね。私が大成功したらいつかちゃんとお礼するわ! - トリアイナ:
あ、それはそうと鉄虫から逃げ回ってたら疲れちゃったのよね!
もしよかったらベッド用意してくれない? なんならフカフカのでお願いね~? - セイレーン:
え、あ…まずは乗船許可を司令官に確認しないと…
- トリアイナ:
オッケー!ありがとう!じゃ早速その司令官って人に頼んでみるわ!
どこに行けばいいの?こっち? - セイレーン:
ちょ、ちょっと!待ってください!今通信で乗船許可を…
- P-3Mウンディーネ:
うわぁ…あの子きっとPECSのバイオロイドね?
PECS独特の雰囲気が… なんとなく安っぽい感じがするのよね~。ネリはどう思う? - ネレイド:
ネリネリは新しいお友達が増えてすごく嬉しいけどなー?
偉ぶったりもしなさそうだし。 - P-3Mウンディーネ:
そうかしら?図々しさすら感じるんだけど…
うるさい者同士何か通じるものがあるってことかしら? 二人ともまだ話もしてないのによくわかるわね? - ネレイド:
何言ってんの!真の友達はそんなこと関係ないんだよ?
大事なのはフィーリングよ!フィーリング! - P-3Mウンディーネ:
はぁ…。私には何を言っているのかわからないわ~?
まぁうまくやってみて…。 - トリアイナ:
わお!セイレーンさん、それ本当なの!?
あなたについて行けば、その司令官って人に会うことができるのね!? - セイレーン:
え…えぇ…そうです。
司令官が歓迎してくれるかどうかはわかりませんが… たぶん歓迎してくれるでしょうけど…。 - トリアイナ:
きゃ~!どうやら私の運はまだ完全に尽きてないみたい!
ヘヘ!やったー!これで計画を本格的に開始できそうだわ! - セイレーン:
…ごく少数の鉄虫の群集を発見し、これを排除。救出人員1名。以上。
セイレーンの報告を終わります。 - 主人公:
- これまで色々なことを経験してきたが、今回のような状況は本当に困った。
- トリアイナ:
本物?本当に本物?人間じゃん!?これってマジ!?触ってもいいの!?
軽いタッチだけ!誰かの許可は必要?お触りはどこまでオッケーなの!? - 主人公:
- …今までの経験上、救助された人員は遭難だとかで
色々と疲弊していたり、俺や、個性的な隊員たちに衝撃を受けて、 オルカに適応するまでかなりの時間が… - ベタベタと触るな!
- トリアイナ:
おおっ!こっ…これは…、たしかに本物の人間だわ。私が保証するわ?
あっ、ごめんね!手の消毒もしないで触っちゃった! 消毒、消毒っと… - 主人公:
- …ホライゾンが救助してきたとんでもなく明るい性格のこのバイオロイドは
PECS製で、所属はゴールデンワーカーズらしい。名前はトリ… - いい加減にしろ!
- トリアイナ:
うわぁ!びっくりしたー!いや、深い意味はなかったのよ?
ちょっと触ってみたかっただけで…。 - トリアイナ:
でもでも、あのね?人間がそんな風に言ったら、まるで私が変みたいじゃない?
誤解が広まったらどうするの?その辺は謝ってくれる? - はぁ…。セイレーン…?
- セイレーン:
あ、あの…!司令官にそんな無礼な事をされては連れてきた私が困ってしまいます。
- セイレーン:
とりあえず宿所を提供しますので、そこで少々お休みください。
ちゃんとした睡眠も長い間とれてなかった様子ですし。 - トリアイナ:
わぁ~!本当に何から何までありがとう~!セイレーン~!
でもでも、今はその気持ちだけで十分! 実はそんな時間はないの。なぜなら?私には大冒険が待っているんだから! - トリアイナ:
ねぇねぇ!とっておきの情報があるんだけど、ひとつ取引をしてみない?
まず、この潜水艦の艦長は誰? - セイレーン:
オルカ1号の艦長はあなたの目の前にいらっしゃる司令官です…。
- 俺だ。
- トリアイナ:
……え…?
- どうした?
- トリアイナ:
あの~?悪いんだけど他に人間はいないの?
- 俺の何が不満なんだ!?
- トリアイナ:
いやね?これ…何て説明したらいいのかな?その…専門性?
みたいなのがちょっと…足りなさそうで… - トリアイナ:
セイレーン?この潜水艦の艦長って本当に…あの…人なの?
実は所有者は別にいたり? - セイレーン:
艦長であり、所有者です。
司令官こそがこの地球で唯一の人間の生存者ですから。 - トリアイナ:
あ……そういうことね…結局そうなったのね…。完全に理解したわ。
世界が滅びてしまったのね…そして、この司令官だけが残って… - トリアイナ:
えへへ!司令官?怒っちゃった?そんなつもりはなかったんだけど…
え?本当に怒った…んですか…? - 別に…
- トリアイナ:
おおー!司令官ったら最高!海みたいに心が広いじゃない!
- もういいから…用件は何だ?
- トリアイナ:
ビジネスの匂いを嗅ぎつけたわね?
さすが話が早い!司令官には天性のカリスマがあるわ! よっ!まさにプロフェッショナル! - さっきは専門性が足りなさそうとか言っておきながら…?
- トリアイナ:
あはは!それはもう過ぎた事!さぁ~!じゃあ早速、話を始めるわよ!
話が長くてもそれはご愛敬!あ…本当に今から始めていい?聞いてる? - 聞いてるから…続けて。
- トリアイナは明るく笑うと嬉しそうに話を始めた。
- トリアイナは元々「深海探査」をしていた
ゴールデンワーカーズの職員だったようだ。 彼女は深海で科学的価値がある物質などを収集していたとか。 - ここまでは普通のPECS製バイオロイドの話だ。
- 滅亡戦争直後の彼女は他のバイオロイドとは少し違った。
例えば… - トリアイナ:
…何をしたらいいのかわからないまま、
一か月間ずっと海だけ眺めていたんだけど、 ある日突然、閃いたわけ!「冒険しよう!」って - トリアイナ:
まぁそういうわけでトレジャーハンティングを始めたのよ。
- そもそも何で冒険なんだ?
- トリアイナ:
多分…私の中に「冒険家の血」が流れているからかしら?
- トリアイナは数ある選択肢の中から「冒険」を選択し、
そんな自分の生き方にかなり満足しているようだった。 - トリアイナ:
え?嘘…!?もしかしてだけど、
バイオロイドはトレジャーハンティングも自由にできないの!?司令官の許可いる!? - いや、ただ気になっただけだよ。
- トリアイナ:
…そう?よかった。ありがとう、司令官。こっからが本題!宝物についての話だからね!
集中して聞くのよ? - トリアイナは大げさな動作で持っていた古い文書を広げてみせた。
- トリアイナ:
これなんだけどね!…宝の地図というよりは
実は「ブラックリバー」の機密文書と呼ぶべきなんだろうけど… 細かいことは気にしない! - トリアイナ:
ここに何が書いてあるかわかる?ズバリ…金庫に関する情報よ!
ブラックリバーが万が一の事態に備えて設計した金庫のことよ! - 「ブラックリバー」といえば…
多くの戦闘型バイオロイドを輩出した巨大傭兵企業だ。 - トリアイナ:
ほら見て~?ここ!見えるでしょ!?
ここがさっき私が救出された島よ! - トリアイナ:
この文書を調査した結果!この島に「リオボロス一族」…
「ブラックリバー」の「金庫」があるのは確実なのよ! - トリアイナ:
つまり、誰でもこの機密文書さえあれば、ブラックリバーが隠した金庫!
名付けて「リオボロスの遺産」がある場所までたどり着くことができるってわけよ! - トリアイナ:
それで、いざ島に到着してみると鉄虫がうじゃうじゃいてね…。
イチかバチか救助要請を出してたら、ちょうどセイレーンたちが来てくれて命拾いしたってこと! へへへ~。 - トリアイナ:
私の話はこれでお終い!
私に力を貸してくれるなら、金庫まで案内してあげるわ。 そして、お宝をゲットしてみんなで幸せになるのよ! - トリアイナ:
どう?司令官?体がムズムズしてきたでしょ?
巨大企業が隠しておいた巨大金庫だなんて…! ああ~!想像するだけでワクワクしてきたー! - ブラックリバーの金庫ねぇ…
- ブラックリバーが隠したという「リオボロスの遺産」
ひたすら楽しそうに笑っているトリアイナには少し申し訳ないのだが… - 俺はトレジャーハンティングに興味がない。
- もっと正確に言えば、俺はそのお宝と呼ばれる物に魅力も必要性も感じなかった。
- トリアイナが言う巨大金庫が存在するとしても、
今はもう通用しない貨幣と地金などだろう。 俺には興味がない物ばかりだ。 - でも待てよ…?俺がこのトレジャーハンティングに参加すれば…
- 日々の戦闘と訓練、警戒にと休む暇もないオルカの隊員たちが
南国の島の日光を浴びてのびのび休息する良い言い訳になるかもしれない…。 - ……
- こんな絶好の機会は滅多にないな…。
ずっと戦い続きで、疲れ切っている隊員たちのためにもオルカには休暇が必要だ。 - よし!南国の島でみんなに休暇を与えよう!
- トリアイナ:
あ…司令官、協力してくれない感じ?じゃ、私もう行くね?
誰かに横取りされたくないからさ! - セイレーン:
…司令官はそんなことに兵力を浪費される御方ではありません…。
とりあえず、今日は宿所に案内しますので… - ふっふっふっ…お宝か…!
- セイレーン:
し、司令官?どうされましたか?急にLRLさんみたいに笑って…
え…?まさか…本気…ですか…? - トリアイナ:
うん!?なになに!?どした!?
- セイレーン!行先を島へ。
- トリアイナ:
…え?おおお~!!ということは~!?
- 分け前の話をしようか?
- トリアイナ:
ほんと!?やったー!そうこなくっちゃ!じゃあ、中でゆっくりお話しましょう?
キャプテン?