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Transcription
- トリアイナ:
え?!もうやっつけちゃったの!?嘘!?本当に!?すっごーい!
- トリアイナに褒められたせいか俺の中で何故か自信が湧き出した。
どうやら俺は褒められると伸びるようだ。 - トリアイナ:
ほんとは鉄虫に痛い目に遭わされるんじゃないかってちょっと心配してたんだけど…。
これがキャプテンの真の力ってことね…?やっとわかったわ! - トリアイナ:
私が認めてあげる!キャプテンは本当にキャプテンよ!!
- うーん…誉め言葉として受け取っとく…。
- とりあえず目の前の問題は解決したか。あとは…
- コンスタンツァS2:
ご主人様?聞こえますか?
- うん。待ってたよ。
- 主人公:
- コンスタンツァは俺が頼んだ事を必ずやってくれる。
流石コンスタンツァだと思う。 - コンスタンツァS2:
ご報告いたします。ご主人様が命じられた通り、
現在オルカの人員は低レベルの警戒態勢を維持する兵力のみとなっております。 - ご苦労だった。コンスタンツァ。
- コンスタンツァS2:
ご主人様にご心配をおかけしないよう最善を尽くします。
- ありがとう。オルカをよろしく頼むよ。
- コンスタンツァS2:
はい、ご主人様。どうか楽しい休暇になりますように…
- トリアイナ:
ん…キャプテン?休暇って何のこと?
- 今度話してやるよ。
- トリアイナ:
そう?キャプテンが教えたくないなら、別にいいけどさ。
- それよりやることがあるだろ?
- トリアイナ:
おー!そうそう!覚えてるよね?
キャプテンが私に探索隊員を何人か付けてくれるって約束! - そこまで約束した覚えはないんだけど…
- トリアイナ:
えっ…嘘でしょ?信じらんない…キャプテン。
ここまで来といて嘘だなんて…キャプテン、見損なったよ…! - …ちょ、ちょっと待て…。
- トリアイナの話に適当な返事をしていては、
またこんなことになってしまう。会話に集中しなければ… 彼女と守れないような約束をしてしまわないように… - トリアイナ:
ね~キャプテン?どのくらい待てばいいの?4分?3分?
- …ま、待って、今考えをまとめてるところだ。
- トリアイナのこの要求は受け入れておく方がいいだろう。
- 自信満々に見えても、今まで戦闘とは縁のない生活をしてきたはず。
たとえ、下級の鉄虫が相手だとしてもトリアイナには相当な負担だ。 それにトリアイナに何かあれば、休暇という雰囲気でもなくなってしまう。 - 幸いなことに、サポート体制はすでに準備できている。
- トリアイナ:
ヘヘ~誰と一緒のチームになるのかな~?あの子かな?それともあの子!?
楽しみだな~! - セイレーン。こっちへ
- 砂浜を巡回していたセイレーンが小さな足跡を残しながら歩いてきた。
- セイレーン:
お呼びですか?司令官。
- トリアイナ:
きゃあ~!!セイレーンと?本当に?セイレーンと一緒に行っていいの!?
- セイレーン:
し、司令官?
- 探索はホライゾンがやることになった。
- セイレーン:
それはつまり…トリアイナさんの宝探しに参加しろ…ということですか?
- 何か役立ちそうなものが見つかればそれでいいよ…。
- セイレーン:
はぁ…役立ちそうなもの…ですか…。
- 主人公:
- …セイレーンもお宝には関心がないようだ。トリアイナとの温度差がすごい…。
- セイレーン:
承知いたしました。司令官。
- セイレーン:
トリアイナさんはここで待機していてください。
今すぐ準備してきます。 - トリアイナ:
わかった!ちゃんとここで待ってるから!そんなに急がなくて大丈夫だよ~!
- 健気なセイレーンは不平不満も言わず素直に任務を引き受けてくれた。
- ただ、素直過ぎてなんでも任務を引き受け過ぎるからか
時折、ふらつく姿が気になっている。 - トリアイナ:
私もセイレーンと一緒に行きたいな~!って思ってたんだ!
ここだけの話、セイレーンって軍人なのにすっごく可愛いと思わない!? - そ、そうだな…
- ホライゾンを呼び出した理由は簡単だ。
- セイレーンに仲間とワイワイ楽しむ経験をさせてあげたかった。
その意味でもトリアイナとのトレジャーハンティングは絶好の機会だと思えた。 - ただ、みんなにとって楽しい冒険になるためには、
トリアイナにそれなりの配慮をしてもらう必要がある。 - トリアイナ?ひとつ頼みがある。
- トリアイナ:
え?お願い?いいよ!何でも言って?
キャプテンの頼みなら何でも聞いてあげる! だってキャプテンは私の恩人だからね! - そう言ってもらえると助かる。ええと…
- どうか楽しんできて欲しい。
たくさん笑って、珍しい事をたくさん知って、お喋りもたくさんして…。 あ、怪我だけはしないように… - …と心の中では思っているものの、うまくセイレーンの事を頼めない。
普段の強引さはどこに行ってしまったのだろう? - トリアイナ:
あれ?どうしたの?
- セイレーンと笑って…いや、楽しく…?
- トリアイナ:
え…大丈夫?ビーチで何か変なもの拾って食べた?
- ... …
- トリアイナ:
はい?何て言ってんの?よく聞こえない。ほんと大丈夫?
- う、うちのセイレーンを…頼む…
- トリアイナ:
きゃははは…!おっさんくさ~い!!!
- …もういい早く行け。
- トリアイナ:
あっはは…!ねぇねぇ!!あんたたちのキャプテンってほんと面白いね!
ほらほらみんな見てよー!渋い顔してる! - 初めて感じる妙な気分のせいで頭の中が複雑にこんがらがる。
- セイレーンを戦闘に投入させる時よりも心配している理由は何だ?
- 俺はこのモヤモヤしたものが何なのか、適切な答えが見つからないまま、
セイレーンを見送った。