シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- P-3Mウンディーネ:
キャッ!虫!
- ネレイド:
心配しないで!ネリネリが退治してあげる!うおりゃー!
- ネレイド:
ふぅ!ネリネリ!可愛く素敵に解決!
- P-3Mウンディーネ:
あ、ありがとうネリ。これだから…夏は嫌いなのよぉ…
人類は滅亡したっていうのにどうして虫たちは滅びなかったのかしら? - トリアイナ:
それは虫が小さすぎて鉄虫たちには見えなかったからでしょ~!?
それよりもネリ~?気になってたんだけど それ重くない?ずっと持ち歩いてて大変そう… - ネレイド:
全然平気だよ?ネリネリは十分な筋力が出せるように設計されているからね!
それに普段から筋力と可愛さを維持するために運動も一生懸命してるし。 - トリアイナ:
ネリは本当にすごいねー!でも運動って大変でしょ?きつくない?
- ネレイド:
別に~?ネリネリは軍人だし。余裕~。
- トリアイナ:
すっごーい!!!
- トリアイナ:
軍人ってすごく大変じゃない!?尊敬しちゃうよー!
- ネレイド:
そうかなぁ~?別に大変とか考えたことないよ。
滅亡前だったら大変だったかなぁ?今より戦闘が多かったからね…。 - ネレイド:
そんなこと気にしてどうするの?
- トリアイナ:
ネリは気にならないの?自分は何で軍人に生まれたのか?とか
- トリアイナ:
戦争は危険だけど、この世界には面白いことがたくさんあるんだよ?
たとえ人類が滅亡しちゃった世界でもね! - ネレイド:
うーん…トリアイナの話ってちょっと難しいな…。
- ネレイド:
…面白いことねぇ…?
- トリアイナ:
一度くらい考えてみるのもいいと思うわ!
- P-3Mウンディーネ:
面白いことって言ったら、ビーチで航空ショーに参加して
ファンの歓声を受けることかしら? 昔はそんなことをよくやってたらしいけど… - P-3Mウンディーネ:
正直言って戦闘より、その方がずっといいわね…。
飛行訓練とかは大変そうだけど…やりがいはありそうだわ! - P-3Mウンディーネ:
そういえば、あなたはいつから宝探しを始めたの?
- トリアイナ:
宝探し?あー、私ってもともとPECSのサルベージ部門にいたの。
鉄虫襲来の時に突然、海中に住居地を作るって話が出てさ、 それを作るのに適した場所を見つけるよう指示されたのよね。 - トリアイナ:
その事業部には元々人間がいなかったから世界の事とかわからないまま
ずーっと仕事してて!それが終わったと思ったら人間がいなくなってて… 何をしたらいいのかわからなくてボーっとしてたら、急に閃いたのよ!それから! - P-3Mウンディーネ:
え?ということは戦争の後は何をしていたの?
私たちバイオロイド同士が集まって抵抗軍を編成していた頃とか… - トリアイナ:
のんびりと冒険をしてたわ!
そもそも世界がそんな大変な事になってたのも知らなかったしね? もし、戦争に参加してたとしても私には合わなかったと思うわ… - ネレイド:
それはトリアイナがよく知らないだけ!軍人としての人生もまた冒険だよ?
カッコよく戦って鉄虫をやっつけて… - ネレイド:
…結局は負けたけど…でも鉄虫と戦う時は楽しかったよ?
悲しい事もあったけど、今思うと面白いこともあったしね。 - トリアイナ:
ネリは軍人気質なんだねー!ネリにピッタリだと思うわ!
- P-3Mウンディーネ:
戦闘も冒険も全部いいんだけど、私は爪のお手入れがしたいわ~?
もう潮風のせいで爪がボロボロよ。 - ネレイド:
ウンディーネは何でそんなことが好きなの?
爪の手入れをしても銃弾やミサイルが強くなるわけじゃないし… - P-3Mウンディーネ:
何を言ってるの!?
私みたいに美しく生まれながら美を磨かないなんて罪よ!? ネリもせっかく可愛い方なんだし…どう?私が教えてあげてもいいわよ? - ネレイド:
うっ!この前もそう言ってネリネリをがんじがらめにして
ネリネリの顔に2時間もかけて絵を描いたじゃない! いいんだよぉ!ネリネリは今でも十分に可愛いんだから~! - P-3Mウンディーネ:
あー!ネリ!待ちなさい!
- セイレーン:
トリアイナさん?
- トリアイナ:
え?呼んだ?なになにー?
- セイレーン:
私たちは目的地も知らないまま歩いています。
せめてどこに向かっているかだけでもいいので、現在の状況を共有していただけますか? - トリアイナ:
うーん…?もう少し先に進んでみたらわかるかも?
私の勘が確かなら、あとちょっとで 探しているものが出てくるはずなんだよ。 - トリアイナ:
あんまり急かされるとミスっちゃうかもしれないから、私の勘を信じて?
少なくとも手ぶらで帰ることはないからさ! - セイレーン:
勘…。正直なところ…このような状況は初めてなので自信がありません。
ふぅ…。司令官のご命令ですから従うしかありませんが…。 - トリアイナ:
…大変でしょ?
- セイレーン:
何がですか?
- トリアイナ:
指揮官の仕事のことよ。セイレーンってずーっとあれこれ考えているじゃない?
- トリアイナ:
私、昔は命令されてただけだし、
今は自由気ままだから…よく分からないけど、大変そう! - セイレーン:
…大変だなんて、そんなこと考えたことありません。
- セイレーン:
私は生き残ることの方がもっと重要ですから…。
- セイレーン:
私は仲間を失うのが嫌で…それで最善を尽くしているんだと思います。
…………はい…きっと…そうだと思います…。 - トリアイナ:
どうしてそう思うの?
- セイレーン:
司令官に会う前に…指揮官と仲間をすべて失ったことがあります。
私を除いて、みんな死んでしまいました。 - セイレーン:
その時の指揮官を私は完璧な軍人だと思っていました。ですが、一瞬のミスで…
仲間も全員死んでしまいました。 私は…また同じ目に遭いたくありません。 - セイレーン:
死ぬのが怖いんです…特に仲間が死ぬのは…
- セイレーン:
あぁ…。すみません、私は何を言っているんでしょうか…
- トリアイナ:
……
- セイレーン:
……
- トリアイナ:
セイレーンは仲間を守るために一生懸命働いてるってこと?
毎日心配しながら生きるのってすごく大変そう。 - セイレーン:
そんなことはありません。モデルごとに違いますから。
私はそのように設計されているだけです…。 - セイレーン:
…あ、ちょうど…。いえ、タイミング悪く鉄虫が現れました…
- トリアイナ:
え?あ、うん…
- セイレーン:
ひとまずは戦闘態勢を取ります。
ここの鉄虫は数が多くないのでそれほど危険ではありませんが…油断は禁物です。