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CSペロ
ご主人様。こちらです…。あら?ウンディーネさんは何かを見つけたんでしょうか?

Transcription

  1. CSペロ:

    ご主人様。こちらです…。あら?ウンディーネさんは何かを見つけたんでしょうか?

  2. P-3Mウンディーネ:

    ウィー!いいものを見つけたわ!このイヤリングなんだけど素敵じゃない?この色は…きっとペロさんに似合うと思います!ペロさん!?

  3. P-3Mウンディーネ:

    ここにいたんですね!ペロさん、これはどう?ペロさんがつけたらすごく似合うと思うわ!?

  4. CSペロ:

    はい?

  5. CSペロ:

    あ、あの、私は今のままで十分です…。そ、それからそんなに強く抱き締めないでください…!

  6. P-3Mウンディーネ:

    まぁまぁ~こちらに来て!?アクセサリーのことなら私に任せて!ほらほら、これを…

  7. P-3Mウンディーネ:

    あれ?ペロさん?ちょっと聞きたいんですけど…ペロさんはどの耳が…本当の…?えっと、触ってもいい?

  8. CSペロ:

    あっ…!!

  9. CSペロ:

    さ、触らないでください…!そこは弱いので…

  10. ネレイド:

    ペロが嫌がってるじゃない~。ペロにあげないで私にくれてもいいんだけど?

  11. P-3Mウンディーネ:

    あなたに!?この前だって可愛くしてあげるって言ったら逃げたじゃない!…可愛いものを見てようやくあなたもその気になったの?それなら歓迎よ!ついにネリも少女になるのね?

  12. ネレイド:

    あはは。勘違いしないで~ネリはそれを溶かして弾丸にするつもり。銀で作った弾丸は吸血鬼に効果的なんだよ~?銀の弾を乱射するヴァンパイアハンター・ネリネリ!可愛くてカッコよくない!?

  13. P-3Mウンディーネ:

    ノン!ウェアウルフさんからまたおかしなことを聞いたみたいね!?こんな素敵な芸術品を溶かすだなんて!あなたにはこれからプレゼントとか絶対にあげないわ!

  14. P-3Mウンディーネ:

    ひぃっ~!私から離れて~!頭ガトリング女~!!

  15. ネレイド:

    あれ…?何で怒ってるんだろ?司令官は何か心当たりある?ウンディーネは心が狭いからな~?ネリネリはいつも心配だよぉ。

  16. ネレイド:

    あ、そうそう!ニュートリアイナ隊長に報告しに行かなきゃ!司令官、またあとでね~。先に行ってるね!

  17. 主人公:

    - ネレイドと別れ、AGSたちの残骸を通り過ぎ、前へ…前へと進む。

  18. 主人公:

    - この洞窟はいたる所に金貨の山とよくわからない骨董品の類が無造作に散らばっている。

  19. 主人公:

    - 金庫に入り切らなかった財宝なんだろうか…。ここに散らばっているものですら相当な価値があると思うのだが金庫には一体どれほど重要なものが保管されているのだろう?

  20. T-75ウェアウルフ:

    お~い、司令官。今忙しい?

    1. どうした?
  21. T-75ウェアウルフ:

    司令官、ちょっと頼みがあるんだけど…。まぁオルカに帰還したらの話なんだけどさ、ちょっとセイレーン貸してくれない?バーに連れて行きたいの。

    1. …バー…に…?
  22. 主人公:

    - ウェアウルフの言葉を聞いてハッと我に返った。

  23. 主人公:

    - セイレーンと二人でバーに行く…?…えっと…あの時…ウェアウルフと一緒に行った時、何かが起こった気がする…

  24. 主人公:

    - その瞬間、当時の消えかけていた記憶が、アルコールの匂いと共に蘇った。

    1. 絶対にダメだ。
  25. T-75ウェアウルフ:

    やだ~、うふふ…司令官ったら何を思い出してるのかしら~?誤解しないでよ~、私はそんな趣味はないから~。

    1. それでもダメだ。
  26. T-75ウェアウルフ:

    あっそうだわ!いっそのこと三人一緒に行くのはどうかしら。三人で新しい経験をするのよ。ほら!セイレーンも何か言いなさいよ~。いつも純真な少女を演じてて疲れない?三銃士って聞いたことある?

  27. セイレーン:

    司令官…私は…

    1. 絶対にダメだ!セイレーンにはまだ早い!
  28. T-75ウェアウルフ:

    もぅ…ちょっとくらいいいじゃない…?セイレーンの新しい扉を開いてあげましょう?

  29. 主人公:

    - ウェアウルフはしつこく聞いてくるが、何があってもそれだけは認められない…!ダメなんだ…絶対に…ダメだ…あれは……早くこの状況から抜け出さねば…

  30. CSペロ:

    !!!

  31. CSペロ:

    …今、何か音がしませんでしたか!?

  32. T-75ウェアウルフ:

    え?何のこと?何も聞こえなかったけど?

  33. T-75ウェアウルフ:

    ガードボットとかじゃないの?あいつら元々ちょっとうるさいし…先にいる奴が今の戦いに気がついて騒いでるんじゃない?

  34. CSペロ:

    いいえ、違います。一般的なAGSの起動音とは明らかに違いました…

  35. CSペロ:

    ……

    1. ペロ?
  36. T-75ウェアウルフ:

    大丈夫だって~!そんなに心配することないわ?どんな奴が現れようと先にブチのめしちゃえばいいじゃない~!さっきのAGSたちも大したことなかったし…

  37. セイレーン:

    ……

  38. CSペロ:

    できる限り銃は使わない方向で解決できれば一番いいのですが…もういいです。ウェアウルフとお話をしていると、その単純な思考が移りそうなので…。

  39. 主人公:

    - ペロはウェアウルフとの会話に疲れたのか、やれやれと言った感じで首を横に振り、俺の方に近づいてきた。

  40. CSペロ:

    ご主人様?私にご主人様を警護する許可をいただけませんか?理由はわかりませんが、不安なんです…。

    1. わかった。俺の傍にいていい。
  41. CSペロ:

    ありがとうございます…。ご主人様。

  42. 主人公:

    - ペロが聞いた音の正体は何だろう…。

  43. 主人公:

    - 普段の俺ならすぐに警戒を一段階上げているはずだが、今回はもう少し様子見することにした。俺の感覚では、まだそれほど危険な状況ではなさそうだ。

    1. よし、じゃあ出発しよう。
  44. T-75ウェアウルフ:

    ほら~!本隊も出発するわよ!セイレーンはこっちこっち~。

  45. セイレーン:

    はわっ!?どこ掴んでるんですか!そんな強引に引っ張らないでください!た、助けてください!司令官!