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Transcription
- トリアイナ:
やっほー!この度新しく赴任した探検隊長よ!拍手で迎えてちょうだい!
- ネレイド:
ええ!?さっきまでいたトリアイナ隊長はどこに行ったの?
- トリアイナ:
うん!?あー!あの子なら失敗の責任を取るって言って死んだわ!
今の私はニュートリアイナ!失敗をバネに心機一転、不屈のニュートリアイナよ! - P-3Mウンディーネ:
ネーミングセンスがちょっと…ニュートリアイナって何ですか?
素粒子か何かの名前? - ネレイド:
細かいことは気にしな~い!んじゃ早速…隊長!
新しく赴任したニュートリアイナ隊長を信じてついていっていいんだね~? - トリアイナ:
もっちろん!ふふふ!私を信じてくれるネリは副隊長に任命しちゃう!
どう?副隊長になった気分は!? - ネレイド:
最高の気分です!えっへん!これで私も偉い人ってわけ!?
- P-3Mウンディーネ:
はぁ…偉い人って…何て教養がないんでしょう…。
騒々しいうえに人を見る目もないのね? あれ…何かしら?レーダーの調子がおかしいわ…?故障でもしたのかしら? - P-3Mウンディーネ:
名誉なんかに執着しないのがウンディーネのいいところよ…
一生懸命探知作業を続けるわ!あっちの方に行けば信号を探知できるかも? ネリ~!?ちょっと一緒に来てくれない? - ネレイド:
ふぅ…。ネリネリはウンディーネが怖がりで心配だよ。
それと!これからはネリ副隊長って呼んでよね~! - トリアイナ:
あれ?ウンディーネ~、副隊長~どこに行くのー?
さっき変な音が聞こえたけど…それが探知できたのかな? …相変わらず機械に頼ってるのね!?私の勘を信じればいいのに! - トリアイナ:
ぐずぐずしてる暇はないわ!
なぜなら…私は熟練トレジャーハンター 「ニュートリアイナ」だから!さあ!みんな!早く出発するわよ! - CSペロ:
……
- CSペロ:
…ご主人様…?本当にトリアイナさんで大丈夫でしょうか?
どこからツッコんでいいのかわかりませんでした…。 - ふむ…
- セイレーンの苦労が目に浮かぶ…。
まぁ俺もいるし金庫まではトリアイナに任せてみようと思う。 まだそこまで危険な状況ではなさそうだし大丈夫だろう。 - ネレイドのレーダーが反応しているが…
あの程度の弱い信号ならそこまで大きな敵ではなさそうだし 兵力は準備している。いざとなれば投入すればいい。 - トリアイナ隊長を信じてみよう!
- CSペロ:
はい。かしこまりました。ご主人様。
- ただ念のためペロは後ろの本隊の指揮を頼む。
- CSペロ:
はい?でも…私はご主人様の猫…じゃなくて護衛です。
兵力を率いるなんて、そんなこと… - 悪い…でもいま信じられるのはペロしかいないんだ。
- 興奮したオルカの連中に洞窟のあちこちをうろつかれると統制が難しい状態になる。
ペロの力が必要だ。それとトリアイナ……って、どこに行こうとしているんだ!! - おい!トリアイナ隊長!?
- トリアイナ:
んー?キャプテン?どうしたの?
- その方向は絶対違うぞ!
- トリアイナ:
な、何よ!?分かってるってば!あそこにあるキラキラ光るものが…
そうね、キャプテンの言う通りだわ。今はこんなちっちゃなもの拾ってる場合じゃない! 金庫に向かって進むわよ!方向は…多分こっち!ゴー! - CSペロ:
…確かにこれ以上統制が乱れるのは危険ですね…。
かしこまりました。ご主人様。 私は後方の兵力とともに行動することにします…。 - CSペロ:
ご主人様も気をつけてください。
- 方向感覚が怪しいトリアイナが少し不安ではあるが…対応策は準備している。
ホライゾン部隊が一緒ならまぁ大丈夫だろう…。 - トリアイナ:
みんな、準備はできたかしら?行くわよ~!
- トリアイナ:
遅れたらなーんにも残ってないかもよ!?急いで急いで!
頑張ったら隊長の私から黄金の山をプレゼントしてあげるからね~! - P-3Mウンディーネ:
ニュートリアイナ…ちょっと心配だけど…
- P-3Mウンディーネ:
司令官と副艦長がいるし、何とかなるはずよね…。うん!面白そうだわ!
- ネレイド:
司令官もちゃんとついて来るんだよ?
もし疲れたら言ってね。ネリネリがおんぶしてあげるから! - わかった。ありがとう。
- ネレイド:
んじゃ、私は先に行くよ~!
- ホライゾンの少女たちは口々に喋りながら洞窟の内部に入っていった。
俺はゆっくりとその後ろをついて行く。 - ……
数時間後。
- 主人公:
- 巨大な洞窟…入ってからどれくらい歩いただろうか。
背後からトボトボと歩いて来る足音が聞こえ、振り返ってみるとセイレーンだった。 - 主人公:
- 周辺を警戒するセイレーンは少し緊張した表情だった。
- 大丈夫か?
- セイレーン:
は、はい!?私は大丈夫です!司令官!
- 本当に?
- セイレーン:
…その…実は少し心配です。
ここには何があるのか知らないので… - セイレーン:
こんな狭い地形での作戦行動は未経験でして…
うまく対処できる自信がありません…。 - 地形を考えて本隊を配置しているから、心配することはないよ。
- セイレーン:
そ、そうなんですね?それなら安心です…。司令官。
- 主人公:
- というか、何でセイレーンは俺についてくるんだ?
何か俺に用でもあるのだろうか? - セイレーン:
司令官?今…大丈夫でしょうか?
- 主人公:
- セイレーンはどうやら何かを躊躇しているようだ。
- ん?何か言いたいことでもあるのか?
- セイレーン:
はわっ…、あの…その…
- T-75ウェアウルフ:
おーい!そこのお二人さん、何してるの?
- T-75ウェアウルフ:
司令官、なに私のカワイ子ちゃんを怖がらせてるの~?
海軍のお嬢ちゃんもごきげんよう~! - セイレーン:
カワイ子ちゃんだなんてそんな…。
あ、はい…こんにちは。ウェアウルフさん。 - 主人公:
- ウェアウルフと話す彼女は落ち着いた表情をしていて、
普段のセイレーンに戻っていた。 - セイレーン:
ところで…その服装は何ですか…?近代の海軍?もしくは海賊というものでしょうか?
素敵なコスチュームですね。 - T-75ウェアウルフ:
やっぱり!?あんた見る目があるわね!ありがとう~おちび将校ちゃん。
これ、映画の小道具なんだけど細かいところまで精巧に表現されてて気に入ってんのよ! - 主人公:
- ウェアウルフは海賊と呼ばれたのが相当嬉しかったようだ。
いや、コスチュームを褒められて嬉しいのか? - T-75ウェアウルフ:
ていうか、お姉さん海賊なんだけど、まだこれといった成果がないのよ
あんた、まさか…この可哀そうな海賊のお姉さんを捕まえる気じゃないわよね!? - セイレーン:
ふふふ。司令官の命令なら捕まえないわけにはいきませんけどね。
- T-75ウェアウルフ:
あぁ~ん!!気に入ったわー!あんたは今からお姉さんと一緒に行くわよ!!
海賊の捕虜ってとこね!?どう? - セイレーン:
はわっ!?え、え…?
- セイレーン:
司令官…??助け…
- 主人公:
- ウェアウルフの興味の対象がセイレーンに向いたようだ。いいことだ。
- セイレーン!捕まってしまったか!頑張れ!
- セイレーン:
し、司令官…!?あっ…だめ…
- 酒飲みであることを除けばウェアウルフは立派な軍人だ。
この機会にウェアウルフと色々な経験をしてみるのも悪くはないだろう…。 - 将校たるもの、経験がものを言う。この機会に他の部隊員とも交流し…
- セイレーン:
ケホッケホッ…目が痛いです。ウェアウルフさん…
- ウェアウルフ!こんなところでタバコを吸うな!!
- ウェアウルフ:
あんたも好きね~?司令官ったら見てたの?もしかして覗きが趣味なの~?
ここじゃダメだわ!セイレーン!もっと遠くに行こう!愛の逃避行よ~!! - 主人公:
- ウェアウルフはしょうもない事を言いながらセイレーンを引っ張って何処かへと消えた。
ウェアウルフはセイレーンを気に入ったようだ。 セイレーンがどう思っているかは…わからないが…。 - 主人公:
- はぁ…大丈夫かな…。
それはそうと、次に考えるべきことは… - ネレイド。ちょっとこっちに来てくれるか?
- ネレイド:
は~い!司令官?ネリネリのこと呼んだ~!?もうおんぶして欲しいの?
- ネレイドは元気よく答えて、こっちに駆け寄ってくる。
- ネレイド、偵察報告を頼む!
はい!副隊長ネリネリ!偵察結果を報告します!
特に異常はありませんでした!残念です! - ありがとう。全然残念じゃないぞ~。
- ネレイド:
あ、そうそう!
AGSの信号が探知されましたが、ネリネリよりも弱そうだったので無視しました! 今からあと10分位で遭遇するものと思われます!以上!ネリネリの報告でした! - …無視した…だと…?
- ネレイドのこの自信あふれる豪快な性格は戦闘では大変頼もしいのだが、
どうやら偵察任務には向かないようだ…。これは本隊を準備した方がよさそうだな。 - ペロ、ちょっとこっちに来てくれ。
- CSペロ:
はい。お呼びでしょうか。ご主人様?
- 戦闘準備を本隊にさせてくれ
- CSペロ:
戦闘ですか…?かしこまりました。ご主人様。
- ネレイド:
戦闘するの!?それならネリネリも行かなきゃ!
- ネレイド:
敵の方向を教えて?この可愛いネリネリが開幕と同時に綺麗さっぱり片付けてあげる!
…司令官?何その顔?どしたん~?