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滅亡のメイ
爆発のような太陽!爆発的に上がる気温!…爆発好きな私にとって最高の天気だわ…でも…

Transcription

  1. 滅亡のメイ:

    爆発のような太陽!爆発的に上がる気温!…爆発好きな私にとって最高の天気だわ…でも…

  2. 滅亡のメイ:

    …この爆発づくしの太陽を邪魔するのはどこの誰かしら?

  3. 滅亡のメイ:

    ううん…誰だとかそんなの関係ないわ!最初から言ってたけど、ここは私の場所よ?むやみに太陽の光を遮ることは…

  4. ナイトエンジェル:

    ……

  5. ナイトエンジェル:

    訂正させていただきますが…私は日光を遮る位置にはいません。

  6. ナイトエンジェル:

    日光を遮っていると思っているのは、隊長の被害妄想のせいではないでしょうか?

  7. 滅亡のメイ:

    ふん!生意気にも、この私の休息を邪魔するのは誰かと思ったら…

  8. 滅亡のメイ:

    私に対する尊敬の念の小ささと同じくらいに残念で貧相な上半身…

  9. 滅亡のメイ:

    …コンプレックスのせいで…あれ?

  10. ナイトエンジェル:

    ふふふ…。どうぞ続きを話してください?

  11. 滅亡のメイ:

    ちょっと!…あんた…

  12. ナイトエンジェル:

    隊長が言いたいことを当ててみましょうか?うーんそうですね…この表情はきっと…「どうしたらそんなに長くて細い足になるの~?」でしょう?ふふ…

  13. 滅亡のメイ:

    ふ、ふしだらな!!その格好は何?早く説明しなさい!なんなの!?そのハレンチな水着は…!

  14. ナイトエンジェル:

    そうですか?なんであれ私の魅力をアピールできる衣装であることは確かですけど?

  15. 滅亡のメイ:

    そんな格好はドゥームブリンガーの恥よ!早く着替えなさい!

  16. フォーチュン:

    まぁ~!誰かと思ったら!

  17. フォーチュン:

    みんなここで日光浴してたの~?今日のお天気は最高ね!

  18. 滅亡のメイ:

    フォーチュン…技術官?!そ、その格好は!?濡れてもないのに透け透けじゃない!

  19. フォーチュン:

    もうっ…そんなじろじろ見ちゃだめよ?お姉さん、恥ずかしいわ…。

  20. ナイトエンジェル:

    フォーチュン技術官は海に潜るつもりですか?

  21. フォーチュン:

    もちろんよ!?お姉さんは夏の海が大好きなの!

  22. フォーチュン:

    ここはキレイなサンゴ礁がたくさんある場所なのよ…そこでお魚さんたちと一緒に遊んでくるわ。

  23. フォーチュン:

    今は夏なのよ、お姉さんも目一杯楽しまなくっちゃ~!急ぎの用があるなら、オルカにいるドクターに頼んでちょうだい?お姉さん行くわねー!!

  24. (ボチャン!)

  25. ナイトエンジェル:

    ふふふ…

  26. ナイトエンジェル:

    隊長もご覧になりましたよね?体裁を気にしている場合ではないんです。

  27. ナイトエンジェル:

    隊長が保守的なのはわかりますが、せっかくの「チャンス」をそんな暑苦しい戦闘服で過ごすつもりではないですよね?

  28. 滅亡のメイ:

    …チャンス?

  29. ナイトエンジェル:

    南国の島で休暇を過ごすだなんて「チャンス」はなかなかありません。トリアイナさんに会ってお礼を言いたいくらいです。

  30. 滅亡のメイ:

    …そうね…あなたの言う通りかもしれないわ…。あの時の私は勇気が足りなかったわ…。

  31. ナイトエンジェル:

    え?何のことですか?

  32. 滅亡のメイ:

    あの時…もう少し大胆になれていたなら…今ごろ司令官と…

  33. ナイトエンジェル:

    …何を想像しているんですか?顔がニヤけてますよ…。しっかりしてください、隊長。

  34. ナイトエンジェル:

    ベースキャンプには司令官がいらっしゃらないので隊長がそんな風に腑抜けていては困ります。

  35. 滅亡のメイ:

    うるさいわね!もういい!決めたわ!鉄虫の奇襲攻撃がいつあるかと思って日光浴で我慢しようと思ってたけど…

  36. 滅亡のメイ:

    そんなの滅亡のメイらしくない女々しくて愚かな考えだったわ?全部きれいさっぱり忘れて水着に着替えて司令官を…誘わく…

  37. 滅亡のメイ:

    ふむふむ…。その前にやることがあるわね?

  38. 滅亡のメイ:

    大佐、兵力を集結させて。

  39. ナイトエンジェル:

    突然どうしたんですか…?まさか…ハチの巣を突っつく気ですか!?

  40. 滅亡のメイ:

    そうよ!私はここを任されているのよ?その責任は果たさなきゃいけないわ?全部ケリをつけるのよ!そうすれば私も安心して遊べるわ!

  41. 滅亡のメイ:

    ハチの巣を燃やすのはドゥームブリンガーの一番得意な仕事じゃなかったかしら?