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Transcription
- トリアイナ:
ええ~!?
何だかすごい音がしたから戻ってきたんだけど、これはどういうこと…!? ネリ?ウンディーネ?大丈夫なの? - ネレイド:
ネリネリはいつも通り、へっちゃらだよ~!
ウンディーネが無事でよかったね。 - P-3Mウンディーネ:
……
- P-3Mウンディーネ:
…ごめんね、ネリ…私ったら早とちりしちゃって…
あれがセンサーだったなんて思いもしなかったわ… - ネレイド:
大丈夫大丈夫!ウンディーネが謝ることじゃないよ~。
- P-3Mウンディーネ:
ネリ…あなたって本当は…
- ネレイド:
ウンディーネは運悪いーね?
- P-3Mウンディーネ:
……
- ネレイド:
ぷぷっ…!ウンディーネ…うんわるいーね…ちょっと、今の面白すぎだし…
- いや、全然面白くないが?
- P-3Mウンディーネ:
お…おほほほほ…?何言ってるの?司令官…面白かったわよ…?
- P-3Mウンディーネ:
ほほほ…本当。笑っちゃうわ…
- ウンディーネ!?どうした!?
- ネレイド:
……
- P-3Mウンディーネ:
ど…どうしたの!?
- ネレイド:
う、ウンディーネがネリネリに乗っかった…いつもツッコんでくるのに…
- ネレイド:
うぅ…なんか変な気分だよ…ネリネリ…ネックレスでも探しに行こ…
- P-3Mウンディーネ:
な…何なのよ!?私のミスを許してくれたから、たまにはと思ったのに!
私は一体どうすればよかったのよ!? - P-3Mウンディーネ:
もう!ネリ!ちょっと待ちなさい!
- トリアイナ:
ホライゾンは本当に元気よね~。
ネリを副隊長に任命した私の目に狂いはなかったわね! この際だからいっその事、ウンディーネを副副隊長に任命しようかしら? - トリアイナ:
キャプテンは特に問題ない?
- 主人公:
- 見る限りでは先行している探査チームも本隊と同じく冒険を楽しんでいるようだ。
- 特に問題ないよ。金庫まで頼む。
- トリアイナ:
もちろん!ここまで連れてきたんだから、最後まで私が面倒見るわよ!
- トリアイナ:
じゃあ決まり!キャプテン、先に行ってるわね!
- CSペロ:
ホライゾンはいつも仲がいいですよね。
その…愛情表現が多少荒っぽいのがちょっとアレですが…。 そこはやはり海軍という事なのでしょうか? - セイレーン:
はい。ホライゾンの信頼関係は強固です。
- セイレーン:
ペロさんもコンパニオンのお仲間に会いたいんじゃないですか?
- 主人公:
- ペロはセイレーンの「仲間」という言葉に一瞬戸惑っていた。
- CSペロ:
私たちはセイレーンさんみたいな軍人たちとはちょっと違います。
- CSペロ:
ですので、別に仲間と呼べるほどの関係では…
- セイレーン:
そうですか…
- セイレーン:
あ、もしかしてペロさんに失礼なことを言ってしまいましたか?
- CSペロ:
……
- CSペロ:
そんなことないですよ。
- CSペロ:
ふふっ…。
- CSペロ:
ただ、オルカでのんびりと昼寝をしているメイドの事を思い出して
ちょっと腹が立っただけです。 - ペロの話を聞いていたら、急に空腹を覚えた。
- ハチコ、元気にやってるだろうか?
- ハチコは休暇をどう過ごしているだろう?
ソワンに料理を教えてもらうとか言っていたっけ… - CSペロ:
お待ちください!…しーっ…皆さん…聞こえますか?
- セイレーン:
- そう言われれば音が微かに…
- CSペロ:
…ご主人様!!?
- セイレーン:
う…!!これは一体何の音ですか?!
- セイレーン:
まさか、飛行物体ですか…?そんなはずは!
- CSペロ:
こちらに向かっています。速い!
- セイレーン:
ホライゾンチーム!全員集合してください!
- CSペロ:
ご主人様!
(ジェット音)
- 主人公:
- 洞窟内部で何かが急速接近している…。
- 主人公:
- ペロが話していたあの音の正体はこれだったのか?
(発砲音)
- セイレーン:
ネリさん!?応答してください!
- 主人公:
- 発砲音が聞こえても音は接近してくる…。
ネレイドの弾幕を全て避けているのか!? こんな狭い場所でそんな機動が可能なのか!? - 来るぞ。
- セイレーン:
……
- CSペロ:
ちっ!ご主人様への接近は認めません!
- 主人公:
- 「ソレ」は風を切り裂きながら一瞬にして接近し、俺の目の前に現れた…。
ジェットによる熱波と風圧に耐えて、しっかり姿を捉えようと目を開く。 「ソレ」は黒く、どこか不吉な印象を与えるカタチをした一機のロボットだった。 - …お前は何者だ…?
- RF87ロク:
…あぁ…あなたは私が誰なのか?とご質問されましたか?
- どういうことだ?
- RF87ロク:
誰なのか?という質問は人格的な存在に対して可能な質問です。
私が人格的な存在であるかどうかはまだあなたたちに明確でないため、 ただの黒いロボットだと言えましょう。クク… - それは俺もわかってる。
- RF87ロク:
私はあなたの知覚能力に疑問を呈しているわけではありません。
ただ単純にロボットに誰なのか?と聞く行為に対する矛盾を 指摘したいだけです。 - ……
- 主人公:
- 滞空していた漆黒の巨体が、地に降り立つ。
着地の瞬間に衝撃を緩めるため、一瞬だけジェットを噴かすと その爆風が一帯に広がった。 - セイレーン:
発射!
- 待て!
- 主人公:
- セイレーンを制止した。みんなすでに構えていて、先制権は俺にある。
こいつの目的を知ってから攻撃しても遅くはないだろう。 - 主人公:
- ロボットは頭を下げ、手を胸に当てて丁寧に挨拶する。
装甲が関節の動きに干渉しないよう一つ一つ滑らかに動いている…。 普通のロボットではないという事は一目瞭然だ。 - RF87ロク:
滅亡した世界の夜、この世の些事に疲れ果てた我が主人のおかげで
私は人格を持ったロボットとして生を受けることができました。 - RF87ロク:
さぁ!この姿をご覧あれ!
私がここに侵入した者たちの運命を善なる神と悪なる死神の代わりとなり 宣告しよう! - RF87ロク:
この漆黒の翼を広げた姿は、
邪悪なる主人の意志であると同時に! 黄金の輝きはその威光と未来への希望を顕現させているのです! - RF87ロク:
此処を訪ねた不運なる者たちに死という結果を与える…
私はこの地に住まう破滅の王、愚者を殺す黒い悪魔とも呼ばれている。 - LRLのおかげか、言いたいことはなんとなくわかった。
- RF87ロク:
ハハハ。話のわかる方で幸いです。
頭脳明晰で高貴な御方へは正式にご挨拶申し上げます。 - RF87ロク:
私の名前はロク。
リオボロス家門のアンヘル公に仕えることを任務としております。 - 主人公:
- 顔面の発光体が不気味な光を放ちながら周囲を見回す。
- 動くな。危険を感じればこちらは攻撃を加える。
- RF87ロク:
あなたが私という幸運をもたらす可能性を排除するというのならば
儚い希望に埋もれ、消える事を自ら望むということ…。 私は敢えて止めはしません。 - CSペロ:
無礼な発言は慎んでください!
ご主人様を脅迫するおつもりなら直ちに武力行使します! - ペロ!待て!
- 主人公:
- このロボットの目的は何なんだ?どうして他のAGSのように即座に攻撃してこない?
どうして危険を冒してまで現れたんだ?何か目的があるに違いない…。 - 俺の前に現れた目的があるんだろ?
- 主人公:
- スクラップにする前に目的を知りたい。
ロクはいかにも上からという態度で答えた。 - RF87ロク:
この金庫はアンヘル公の最後の安息の地。
私は此処の守護者として愚かで不運な侵入者を排除する任務を遂行している。 - RF87ロク:
ただ、空から舞い降りた礼儀も知らぬ侵入者と…
我々の同胞がその侵入者に操られ…その反逆者を退治するため、 また別の侵入者の支援を必要としている状況だとでも言いましょうか。 - 主人公:
- ロボットは顔面の発光体を細長くうねらせた。
まるで陰気くさく笑っているようだ。 - RF87ロク:
主人との誓いを守り、いつの日か私が消えるその日まで、
この地の高潔さを守護する私と取引をしませんか?