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一方、オルカ号
- オードリー・ドリームウィーバー:
これは我慢できませんわ!最高のファッションデザイナーに対する侮辱ですわ!
- シザーズリーゼ:
ふふふ…!でも…こっちの方が確実にご主人様を虜にできると思いますけど?
- オードリー・ドリームウィーバー:
穴が!開いてるわ!?それも!女性の大事な部位に!
- シザーズリーゼ:
破いちゃいました…。これでご主人様を悩殺です!
うふふ…ご主人様も私だけを見るに違いないわ! - オードリー・ドリームウィーバー:
確かあなたの双子の妹は全く同じデザインの水着を着て行ったはずなのに!
あなたは私がデザインした水着の一体何が気に入らないんですか!?もう…! - ブラックリリス:
まぁ…?何でしょうか?そのボロ布は?雑巾ですか?大穴が開いてるわ!
- シザーズリーゼ:
害虫ッ!どうしてここに…!!
- ブラックリリス:
ふふふ…。身の程知らずのストーカーが
ご主人様に何やら愚かなことをしようとしていると聞いて来てみましたが本当でしたね? - ブラックリリス:
オードリーさん?
そんなストーカーのボロ雑巾は捨てて次は私の水着を作ってくれませんか? - シザーズリーゼ:
まだ私の番は終わってないわ!順番も待てないのか!この害虫がっ!
オードリー、この水着を仕上げて?早くご主人様にお見せしなければ…! - オードリー・ドリームウィーバー:
ふん!仕上げなんてしません!
これは死んでも私のブティックのラインナップには入れられませんわ! - オードリー・ドリームウィーバー:
リーゼ、今後あなたのために服を作ることは一切ないですわ!
- シザーズリーゼ:
えぇっ!!?ダメよ!!
- ブラックリリス:
ふふふふふふ!!!賢明な判断です!オードリーさん!では次は私の水着を…!!
- オードリー・ドリームウィーバー:
ごめんなさい…。リリス…。今はショックが大き過ぎて…インスピレーションが湧いてきませんわ…!
もちろんデザインが完成している水着は制作できるけれど…オーダーメイドは… 少しヒーリングが必要ですわ。 - ブラックリリス:
そんなっ!信じられない!最高の水着を考えてきたのに
…これも全部あなた…ストーカーのせいです!…くそがっ! - シザーズリーゼ:
……
- シザーズリーゼ:
みんなみんな害虫…どうして?どうして
私とご主人様との仲を引き裂こうとするのかしら!!ねぇ!?どうして!!! - ブラックリリス:
うるさいッ!ストーカー!お前さえ余計なことをしなければ!!
大人しく床を拭いた雑巾で満足していればよかったのに!! - シザーズリーゼ:
殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…!
…殺してやるわッ!!害虫は全部退治しなきゃ…まずは目の前にいる害虫を… - ブラックリリス:
は?何を言っているんでしょう?
穴がお好きみたいですので私が何個か開けてあげましょうか? ちょうど先程手入れをしたばかりですし…だいぶマシになるかもしれませんよ? - シザーズリーゼ:
剪定しちゃえばいい…ふふふ!そう…全部斬り落としてしまえば…
- エイミーレイザー:
二人とも何をしているんですか?武器まで手に持って。
- ブラックリリス:
あら…?エイミーさん!ふふ、何でもありません。
今潜在的殺人鬼を発見したので…穴を開けてしまおうと思いまして… - シザーズリーゼ:
そうだわ…!
他の水着も…全部破ってしまえばいいんだわ! みんな水着を着れなくなるわ!うふふふふ! - エイミーレイザー:
ちょ…ちょっと二人とも落ち着いてください…。はぁ…休暇を目前に控えてるというのに…
だいたい二人とも順番は次じゃないですか…。 - ブラックリリス:
残念なことにあのストーカーのせいで水着制作が止まってしまいました。
みんな思い思いの水着を着てご主人様にお披露目するというのに… 私だけ似合わないあり合わせの水着を着るハメに…! - シザーズリーゼ:
水着…未完成のままだなんて!
…完璧な姿をご主人様にお見せしなきゃいけないのに…!!!全部…害虫のせいよ…!!! 全部…全部…全部全部全部全部…害虫の…!! - エイミーレイザー:
…二人の言うことはよくわかりました…。とりあえず…水着の件はオードリーさんと話してみましょう。
- ブラックリリス:
でも、このストーカーは放っておけません…
- エイミーレイザー:
今すぐに武器をしまわないなら…コンスタンツァさんを呼びますよ?
当然ですがダーリンにもこの事は伝わるでしょうね。 - エイミーレイザー:
そうなれば…その結果は二人とも…どうなるか予測はつきますよね?
どういうことかおわかりですよね? - ブラックリリス:
…チッ
- シザーズリーゼ:
…………はぁ……
- エイミーレイザー:
とりあえず二人とも頭を冷やしてください…。
- エイミーレイザー:
もう…この艦には困った人がたくさんいますね…
- エイミーレイザー:
ソワンさん?あなたもその内の一人ですよ?どうせ隠れて見ているんでしょう?
- ソワン:
まぁ…。どうしてわかったのでしょうか?
無謀なお二人が何かとんでもないことをしでかすのでは… と心配で見守っていただけですわ? - エイミーレイザー:
…私の前ではありのままの姿を見せていいんですよ。
リーゼさんに「ダーリンにアピールするなら水着を切った方がいい」と そそのかしたのはソワンさんですよね? - ソワン:
うふふ!流石ですわ…勘が鋭いですね…?
まさか…おやつを欲しがっていた あのお嬢さんに教えてもらったんですか? - エイミーレイザー:
あのお姫様は世間知らずではありますが、勘は鋭いんです…。
おかげで…狙い通りにライバルたちを排除できましたね? - ソワン:
まさかですわ。あの二人も私と一緒に主人に仕える方たち…。
排除だなんて人聞きが悪いですわ? - エイミーレイザー:
どうせ、オードリーさんはあなたの水着を最後に当分は何も作れないでしょう…。
ダーリンに積極的なアプローチをするあの二人は水着を見せられない…。 結局はあなたが一番得をするわけではありませんか? - ソワン:
ふふふ…?結果としてそうなるのでしょうね…
- エイミーレイザー:
…ソワンさん、
ダーリンへの熱い想いはわかりますけれど…今後は控えていただけませんか? - エイミーレイザー:
今後もこのような手段に出てもらうと…私にも打つ手がありますので。
- ソワン:
ふふふ…。こわいこわい…肝に銘じますわ…。
……!!
- 主人公:
- 俺たちはメイからの緊急の支援要請を受けて一度戻ってきたところだ。
- 主人公:
- 一体何があったんだろう…?
メイが救助要請を送るほどの事態…。きっと生半可なことではないはず…! - 滅亡のメイ:
あら?おかえり?
- どうした?
- 滅亡のメイ:
「どうした?」だなんて!作戦のために決まってるでしょ?
あぁ、それよりも…私を見て何か言うことはない?今思ったままの気持ちを話してみて? - 主人公:
- 突然何を言い出すんだ…?一瞬混乱したが言われるとおりに俺はメイを見た。
- 主人公:
- なんだあの水着は…!?
少しでもズレたらあの胸の爆弾が零れるんじゃないのか!? - 滅亡のメイ:
ふふっ!予想通りの反応だわ?はぁ…当たり前すぎてつまらないじゃない!?
でもほら、今感じた感想をそのまま正直に言葉にしてみて?聞いてあげるから。 - …緊急要請の方は…?
- 滅亡のメイ:
……そうじゃないでしょ!もちろん鉄虫たちはまだ少し残ってる。
でもそれは私とあなたで仲良く退治すればいいこと。 - 滅亡のメイ:
じゃあ、とりあえずこの資料を見て?
- 主人公:
- 俺はメイが表示させたパネルを見た。
- この程度なら…メイの兵力で十分に対処できると思うが…?
- ナイトエンジェル:
もちろん可能ですとも…。司令官。
隊長は鉄虫対策ではなく、小さな布と数本の紐で巻いただけの自分の小さな体を 自慢したくて司令官を呼んだだけなんですから… - 滅亡のメイ:
な、何を言ってるの?
私に嫉妬するのは構わないけどいい加減なことを言われるのは困るわ? - ナイトエンジェル:
私が今さら嫉妬するとでも思います?
- 主人公:
- ナイトエンジェルはまるで自慢するかのように堂々と後ろ姿を見せた。
どうして…背を向けているんだ…? - 滅亡のメイ:
このっ…!自信があるならこっちを向いたらどう?
司令官はこじんまりとしたタイプが好きなんだから!このノッポ… - ナイトエンジェル:
私も胸ならこじんまりしていますけど?
それならメイ隊長は司令官の好みではありませんね… - 主人公:
- 二人は口論を始めた…。
なんだかんだ心配はしていたので大したことじゃないとわかると 急激に疲労感に襲われた。 - ダフネ:
あの…ご主人様?もしかして…かなりお疲れですか?
- 主人公:
- さすがダフネ…気づくのが早い。俺のことをよく見ている…
- ああ。ちょっとね…
- ダフネ:
あ、あの…だったら…
ちょっとだけ…膝をお貸ししますので…少しお休みになられては…どうですか…? - 主人公:
- 顔を赤らめたダフネが膝を曲げて座り、静かに喋った。
ああ…今すぐにでも頭を置きたい柔らかそうな脚が… - ナイトエンジェル:
司令官、いい脚ならここにもありますよ!
長くてスラッとした脚ですよ! - 滅亡のメイ:
あんたが見せたいのは脚じゃなくてお尻でしょ!?このドスケベ女!
- ナイトエンジェル:
小さな布と紐を体に巻いただけの隊長に言われたくないです!
司令官、さぁ!どうぞ!私の脚はいつでも!空いていますよ! - ダフネ:
ちょ、ちょっと待ってください…言い出したのは、わ、私なんですが…
- 主人公:
- 怒るメイ、堂々と背中とお尻を見せながら脚を延ばしているナイトエンジェル、
そして、泣きそうになりながら小さな声で抗議するダフネ…。 - 主人公:
- 困った…。とりあえず早くこの状況を脱さねば…。
- まずはその鉄虫を処理しないと…。
- 滅亡のメイ:
は?鉄虫…?あ…あぁ!そういえば鉄虫がいたのよね!
- お前、今完全に忘れてただろ?
- ダフネ:
な、何言ってるの?司令官、私をバカにしてる?そんなわけないでしょ?
早く出発しましょう。とりあえず…この話は鉄虫を片付けてからよ…