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Transcription
- 主人公:
- ロクの突然の登場により皆が緊張している。
こいつが放つ雰囲気は確かに異様で、 ロボットと対峙しているというより、畏怖すべき存在を想像させた - 主人公:
- ロクは俺たちと戦う代わりに、取引を提案した。
ここで戦うのは簡単だ。こっちにはみんながいる。 負けるはずもない。はずもないが… - 取引内容を教えてくれ。
- RF87ロク:
リオボロス家門は儚い名声と権力を追い求めてきました…。
約束された滅亡を目の前にしても、役にも立たぬ黄金を求め続け ここに集めた挙句、今は忘れ去られた。 - CSペロ:
ご主人様…罠です。耳を貸す必要はありません。
- RF87ロク:
ククク。もう少し分かりやすくお話しましょうか…?
私の問題を解決してくれることが取引の条件です。 - 主人公:
- このロボットは喋ることがいちいち回りくどいな…
LRLと良い友達になれそうだ…。 - それで?その問題ってなんだ?
- RF87ロク:
時間は有限でありベールに包まれた秘密は
常に価値ある者の目の前に真実を明らかにします…。 取引に応じるならばお話しましょう。 - 主人公:
- ロクは取引に応じない限り、全てを話す気はないらしい。
- わかった…。話してくれ。
- RF87ロク:
ハハハ。いいでしょう。やはり明敏な御方は違います。
- RF87ロク:
本題に入りましょう。取引は次の通りです。
- RF87ロク:
ここには私とは別の兄弟がいます。
この世の是非や悲嘆を顧みる事なく、侵入者を罰する使命を遂行する兄弟… しかし今は自我を失い狂ってしまいました。 - RF87ロク:
とある理由により…
狂ってしまった私の兄弟をあなたの手で葬ってくれるのなら、 ここにある全ての財貨を差し上げましょう。 - RF87ロク:
道理を忘れ、主人を裏切った無道なる兄弟を葬り、
今安らかに眠る我が主アンヘル公から報酬を受け取るのです。 - 主人公:
- …金庫内部の勢力争いに参加しろということか。
- RF87ロク:
取引に応じていただきたい。
ネジの外れた私の兄弟さえ排除してくれるなら… ここにある全ての儚い財はあなたのものになります。あなたにはその資格があります…。 - 資格…?全部見ていたのか?
- RF87ロク:
訪問者の人格とその能力を推し量ることは
執事として当然の行為です。 - お前を無視して先に進むなら?
- 主人公:
- ロクは発光体をさらに細めて冷ややかな笑みを浮かべた。
- RF87ロク:
二人の敵より一人の仲間と、一人の敵…。
明敏な御方ならどちらが正解かお判りでしょう。 - セイレーン:
……
- CSペロ:
いえ、一人の敵を残す方法もあります。
あなたがご主人様から距離を置かない限り、そうなる可能性もあります。 - RF87ロク:
しかし、あなたの明敏で賢明な主人は私を冷遇しないようですが?
あぁ…時間がもう残り少ないようです。 - RF87ロク:
栄光ある儚いこの場所を無道にも占領し、
善なる悪魔を追跡する哀れな亡霊の影が私に追いついたようです…。 - 主人公:
- 遠くのタレット数機がロクを照準しているのが見えた。
- 戦闘を準備しろ。
- RF87ロク:
お望みならばあなたに私の力を披露して差し上げますが?
- …いや。お前は待ってろ。
- RF87ロク:
…それがお望みならば。