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Transcription
- 主人公:
- 戦闘には勝利したが、洞窟には今までになかった何とも言えない静寂が訪れていた…。
- 主人公:
- おそらくあの奇声を聞いたせいだ…。
- RF87ロク:
ついに兄弟が完全に覚醒しました。我々が接近していることに気付いたようです…。
- お前が言っていた裏切者のことか?
- RF87ロク:
ええ…間違いありません。
- RF87ロク:
アンヘル公の遺産を守護するという栄光の極みたる任務を遂行中でしたが
- RF87ロク:
空から舞い降りた「怪物」に感染し、
遺産を守護する義務すら忘却してしまった哀れな存在…。 - RF87ロク:
今こそ兄弟を苦痛と不名誉から解放する時!
- トリアイナ:
言い方が回りくどいなぁ…空から舞い降りてきた怪物って何?
- CSペロ:
十中八九、鉄虫のことでしょう。
- 主人公:
- ロクと彼の兄弟は鉄虫の襲撃を防ぐことはできなかったようだ。
それもそうだ、AGSは鉄虫に弱い。 それが空から突然現れたのなら仕方のない事だろう。 - RF87ロク:
……
- 大丈夫なのか…?兄弟なんだろ…?
- 主人公:
- 俺がそう言った瞬間、
ロクから威圧するような危険な雰囲気が漂い始める。 AGSがこんな気迫のようなものを発することができるのか…。 - RF87ロク:
その通り兄弟です…。兄弟ですが…誤解はしないように…。
- RF87ロク:
過去に私と彼らが兄弟だった事実は重要ではありません。
アンヘル公の遺産を汚す行為こそが容認できないのです…! - 主人公:
- なるほど、少しずつロクの事が把握できてきた…。
- 主人公:
- ロクは…鉄虫に寄生された兄弟の始末を俺たちにさせたいようだ。
兄弟と言うからには…ロクの同型機なんだろうか? - RF87ロク:
……
- RF87ロク:
ああ…
- RF87ロク:
アンヘル公は私のこれを悪い癖だといつも指摘されていました。
- 癖か…
- RF87ロク:
突然ですが、取引の内容は覚えていらっしゃいますか?
- 主人公:
- 感染したロクの兄弟を倒し、金庫の財宝を受け取る権利を得る。
- 何でそんなこと聞くんだ?
- RF87ロク:
あなたがここまでに得た財貨を持って
ここから撤退できる機会を差し上げましょう…。 - RF87ロク:
財貨を持って、覚醒してしまった兄弟から逃げる最後の機会です。
- 主人公:
- 財宝を持ってここから逃げろという意味か。
まさか…兄弟が目を覚ましてしまったから自分だけで相手をしようというのか? - トリアイナ:
キャプテン?ホライゾンにも手伝ってもらおう?
カラスは一人で何とかしようとしてるけど… 同じ機種なら感染したヤツが強いに決まってるじゃない?カラスが死んじゃうよ! - だな。ロクにはまだ協力してもらわないとな。
- トリアイナ:
ネリ?ウンディーネ?セイレーン!
お願い!! - CSペロ:
ご主人様…このロボットを助けるおつもりですか?
わざわざ危険を冒してまで…理解できません。 - RF87ロク:
私こそ理解できませんね。私が生きて帰る方法を示したというのに…
- ……
- RF87ロク:
正直に申し上げます…私が判断するにあなた方の力では全滅する。
…私の提案を選択するのが賢明な判断かと思いますが。 - 主人公:
- たしかに敢えて危険な方を選択する必要はないかもしれない…。
- 主人公:
- そもそも休暇で来ているのだ、休暇は安全第一だ。そういうわけで…
- T-75ウェアウルフ:
…ハァ~…………
- T-75ウェアウルフ:
このブリキ野郎ったら何わけがわからないこと言ってんのよ~!
- ウェアウルフ?
- RF87ロク:
……
- T-75ウェアウルフ:
どこの馬鹿がここにあるお宝だけ持って帰って喜ぶのよ!!
- T-75ウェアウルフ:
金庫の中に何があるのかもわからないまま引き下がれって!?
馬鹿にするのもいい加減にしてくれない!?私たちは冒険してるのよ!? - T-75ウェアウルフ:
司令官も帰るとか言うんじゃないよぉ?
一生意気地なしって言ってやるんだから! 酒に酔って私をヒーヒー鳴かせたあの強引さはどこに行ったの!? - CSペロ:
お酒?鳴かせた!?何のことですか!?
あ、あぁ…今はそれどころではありません…。 ご主人様…どうなさいますか?やはり安全を優先した方が… - 主人公:
- ペロは安全第一を、ウェアウルフは危険だがそれこそが冒険と言う…。
- 主人公:
- 本当なら安全を優先したい…。
しかし、この島のどこかに鉄虫と自我を失ったロクの同型機がいるということは 遅かれ早かれ大変な脅威となる…。 - 主人公:
- しかもアンヘルが金庫に、本当は何を隠したのかもまだわかっていない…
恐らく、アンヘルという人間の性格からして… - T-75ウェアウルフ:
司令官?
- 案内を頼む。ロク。
- 主人公:
- リオボロスの遺産の正体はまだ分からないが
アンヘルに気を遣うつもりはない毛頭ない。 - RF87ロク:
細胞生命体というものはいつも不可思議な感情に流され、
愚かな選択をするものです…。 まぁ、それがあなたの決定なら仕方ありません…私はこれ以上何も申しません。 - RF87ロク:
私は一足先に金庫へ向かいます。それでも危険が待ち受けている事でしょう…。
くれぐれも注意しつつ、後から来てください。 - 主人公:
- ロクは動きを止めて考えこむと特に異議を唱えることなく俺たちの意見を受け入れた。
感情があるとはいえ理性が優位に立つロボットらしい判断だ。 - T-75ウェアウルフ:
さっすが司令官!!
あの日の夜、私を強引に服従させたのは夢じゃなかったみたいね! これからは司令官を「ワイルドガイ」って呼んでもいいかしら? - 主人公:
- 横ではウェアウルフが満足そうに喋っている。
とりあえず奥に進みながら…ロクが俺たちを追い払おうとした理由を考えてみよう…。