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Transcription
- RF87ロク:
さて、この先に金庫のコアが存在する場所あります。お察しかと思いますが…
鉄虫が支配するコアと…それに支配され、狂ってしまった私の兄弟がいる場所です。 - 主人公:
- ロクは淡々と話した。これが最後の戦闘という意味だろう。
- 主人公:
- でも…まだわからないことがある。
- 主人公:
- なぜロクは兄弟が目を覚ました時、
協力するという取引を反故にして俺たちを逃そうとしたのだろうか。 - 主人公:
- それに兄弟が目を覚ましていない時なら
ロクが自分でこの問題を解決できたのではないのか? - 主人公:
- この疑問の答えはロクに直接聞くしかないようだ。
- RF87ロク:
ふむ…ここをどう説明したらいいのか…。
明敏なあなたならどういう場所なのかお気づきなのでは? - リオボロスの財宝が保管された金庫だと聞いているが…
- RF87ロク:
その通りです。ここは金庫…アンヘル・リオボロス公の金庫です。
最後の戦争が終わった後、 復活を夢見てアンヘル公が準備した「全て」が納められた金庫… - トリアイナ:
本当!?カラス!!ということはここにお宝がたっくさんあるってことね!?
- 主人公:
- 単純なトリアイナは「全て」という言葉を聞いてお宝を想像したようだ。
- 主人公:
- しかし…ロクの言葉には何か違う意味が込められているようだった。
ずっと何かが引っかかっていた。 - 「全て」という言い方に別の意味がありそうなんだが?
- RF87ロク:
流石明敏な御方…。その通りです。ここにはアンヘル公の財産だけではなく…
お命まで…アンヘル公自身のご遺体とご意志が保管されています。 - RF87ロク:
ここはアンヘル公の墓なのです。あの方のお命が保管された…
- では…なぜ俺たちに協力を求めたんだ?
- RF87ロク:
ここを取り戻すためには…鉄虫に感染したコアを破壊する必要があります。
ですが、あいにく私はこの墓の守護者。墓を棄損することはできないのです…。 - トリアイナ:
カラスのお願いって…つまり私たちにコアを破壊して欲しいってこと?
- RF87ロク:
はい。ですが…兄弟が覚醒したことで、それも意味を成さなくなりました。
兄弟は鉄虫に支配されています…。 そして、動き出すために彼らはここにある全てのエネルギーを吸収しています。 - RF87ロク:
もし、兄弟が墓を棄損する段階に至れば…その時は私も攻撃可能となります。
覚醒した兄弟は…おそらく最初にそうすることが予想されましたので… - RF87ロク:
ですが、所詮は兄弟、十分に戦える自信はあります。
- T-75ウェアウルフ:
う~ん…ちょっと待って?
カラスの兄弟がカラスと同型機だから戦えるって言っても、 部下がいるはずよ?それでも戦う自信があるって言うの? - RF87ロク:
クク…。雌バイオロイド…さすがは細胞生命体…生存に対する機械的な思考ですね。
- T-75ウェアウルフ:
またその呼び方!もう一度雌なんて呼び方したらタダじゃ置かないからね!
私をそんな扱いできる人は一人しかいないんだから! - RF87ロク:
無益な戦闘は望みませんので呼称は変更いたしましょう。
あなたの主人もそれをお望みでしょうから。女性バイオロイドさん。 - RF87ロク:
ともかく、より高度な知性体である私には他の方法というものがあります。
- まさか…自爆でもするつもりか?
- RF87ロク:
やはり、私の目に狂いはありませんでしたね。明敏な御方。
アンヘル公はここを守れない状況になれば墓を破壊しても構わないと命令を残されました。 もちろん私だけに許される特別な方法で。 - RF87ロク:
あなたたちに帰還を促したのも人類の公益的な面から考慮した結果、
無意味な被害を出す必要がなかったためです。非効率的でもあります。 - トリアイナ:
…カラス…本当にそれでいいの?
- RF87ロク:
どういう意図でおっしゃっているのか不明です。いずれにせよ、
あなたたちにご協力いただけることとなったので計画を変更します。 - RF87ロク:
あなたたちが兄弟を破壊し…コアを排除してくれるのなら…
私は最も重要なアンヘル公の墓だけに集中し、完璧に守り抜く事が出来るでしょう。 - …わかった。では戦闘を始めよう。
- RF87ロク:
はい。では…よろしくお願いします。