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メリテ
レモネードデルタによる攻撃は本当に凄まじかった。マルタ島には昼夜問わず砲撃が降り注いだからな…

Transcription

  1. メリテ:

    レモネードデルタによる攻撃は本当に凄まじかった。マルタ島には昼夜問わず砲撃が降り注いだからな…

  2. アンフィトリテ:

    …はい。本当に…島で原型を保てていた構造物はほぼありませんでしたから…

  3. アンフィトリテ:

    そして、島は完全に包囲され、私たちの補給は断たれました。

  4. メリテ:

    最終的に私たちが生き残るためには、レモネードデルタの艦隊と戦うしかない状況だった。

  5. アンフィトリテ:

    ですが、私たちは最終的に敗北し…

  6. アンフィトリテ:

    マルタ島はレモネードデルタの手に落ちてしまいました。

  7. アンフィトリテ:

    最後の戦いで包囲網を突破できなかったなら…皆、殺されていたでしょう。

  8. メリテ:

    …本格的な戦いに入る前…レモネードデルタは捕虜を受け入れないと宣言していた……

  9. メリテ:

    つまり、マルタ島にはもう……

  10. メリテ:

    誰もいないということだ。

  11. 主人公:

    - その話を聞いた瞬間、以前から感じていた違和感の正体がわかった……

  12. メリテ:

    きっとこのままでいれば、マルタ島はこの先 「マーメイデンの墓標」として歴史に刻まれてしまう。

  13. メリテ:

    そんなことになるより、辛い過去を乗り越えてテーマパークが建ち、幸せな思い出が生まれる島になった方が…マルタにいた者たちも嬉しいはずだ。

  14. メリテ:

    マルタは今、誰もいない無人島のはずだ。デルタの勢力圏になっていたこともあって鉄虫もいないだろうし、危険もない。そこで存分に疲れた心と体を癒すといい!

  15. メリテ:

    私たちと共にマルタの美しい海を楽しもうではないか!

  16. 主人公:

    - 「マーメイデンの墓標」という言葉…

  17. 主人公:

    - あれは比喩ではなく、本当にマーメイデンの隊員たちが死んでいった場所ということだったのか。

  18. アンフィトリテ:

    …今まで隠していてごめんなさい。シア…

  19. アンフィトリテ:

    お姉ちゃん…シアに真実を伝える勇気がどうしても出なくて…黙ってた…ごめんなさい……

  20. アンフィトリテ:

    シアがこのことを知ってしまったら、「マルタに戻って戦う」って言いそうで…シアまで失いたくなくて……隠すしかなかったの……

  21. サラシア:

    ……

  22. サラシア:

    大丈夫だよ。

  23. アンフィトリテ:

    シア…

  24. サラシア:

    シアは本当に大丈夫だから。お姉ちゃんたちにもう会えないのは…悲しいよ…。でも、大丈夫。

  25. サラシア:

    シアにはアンフィお姉ちゃんがいる…ガラテアもメリテも…戦団長もいるから……みんないなくなっちゃったわけじゃないから。

  26. ガラテア:

    …うん。もちろんだよ。シアには僕たちがいる。

  27. ガラテア:

    そして、ハニーがいる限り僕たちが離れ離れになることなんてないよ。だよね?ハニー?

    1. うん。もちろん。
  28. サラシア:

    うん!戦団長はシアに嘘ついた事なんてないもんね。

  29. サラシア:

    みんな…シアのことを思って言わなかったんだもんね?だから、シア泣かないよ。

  30. サラシア:

    シアは「ニコニコ」の時が一番可愛いってお姉ちゃんたちが言ってたから。

  31. アンフィトリテ:

    シア…

  32. サラシア:

    へへへ。

  33. サラシア:

    シア、それでもマルタには一緒に行きたい。

  34. アンフィトリテ:

    …大丈夫?ここにいた方がいいんじゃ……

  35. サラシア:

    うん、大丈夫。前にね、アレクサンドラ先生に教わったんだ……大切な人が死んじゃった時はお墓を作ってあげなさいって……

  36. サラシア:

    …だから…シア、お姉ちゃんたちのためにお墓を作ってあげたい。

  37. サラシア:

    いいかな……?お姉ちゃん。

  38. アンフィトリテ:

    …ダメなわけないでしょう?

  39. アンフィトリテ:

    司令官様、あの……

    1. うん。一緒に行こう。
  40. 主人公:

    - 予定より人数が増えてしまったが……

  41. 主人公:

    - こんな話を聞いてシアを置いて行くわけがない。

  42. メリテ:

    決まりだな!サラシア参謀総長とガラテア近衛隊長がいれば千軍万馬を得たも同然だ!

  43. メリテ:

    では…そろそろ出発の時間だ!

  44. メリテ:

    行くぞ!チョコランド…いや、オルカパーク建設だぁ!