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Transcription
- メリテ: 
レモネードデルタによる攻撃は本当に凄まじかった。
マルタ島には昼夜問わず砲撃が降り注いだからな…  - アンフィトリテ: 
…はい。本当に…
島で原型を保てていた構造物はほぼありませんでしたから…  - アンフィトリテ: 
そして、島は完全に包囲され、私たちの補給は断たれました。
 - メリテ: 
最終的に私たちが生き残るためには、レモネードデルタの艦隊と戦うしかない
状況だった。  - アンフィトリテ: 
ですが、私たちは最終的に敗北し…
 - アンフィトリテ: 
マルタ島はレモネードデルタの手に落ちてしまいました。
 - アンフィトリテ: 
最後の戦いで包囲網を突破できなかったなら…皆、殺されていたでしょう。
 - メリテ: 
…本格的な戦いに入る前…レモネードデルタは捕虜を受け入れないと
宣言していた……  - メリテ: 
つまり、マルタ島にはもう……
 - メリテ: 
誰もいないということだ。
 - 主人公: 
- その話を聞いた瞬間、以前から感じていた違和感の正体がわかった……
 - メリテ: 
きっとこのままでいれば、マルタ島はこの先 「マーメイデンの墓標」として
歴史に刻まれてしまう。  - メリテ: 
そんなことになるより、辛い過去を乗り越えてテーマパークが建ち、
幸せな思い出が生まれる島になった方が… マルタにいた者たちも嬉しいはずだ。  - メリテ: 
マルタは今、誰もいない無人島のはずだ。
デルタの勢力圏になっていたこともあって鉄虫もいないだろうし、危険もない。 そこで存分に疲れた心と体を癒すといい!  - メリテ: 
私たちと共にマルタの美しい海を楽しもうではないか!
 - 主人公: 
- 「マーメイデンの墓標」という言葉…
 - 主人公: 
- あれは比喩ではなく、本当にマーメイデンの隊員たちが死んでいった場所
ということだったのか。  - アンフィトリテ: 
…今まで隠していてごめんなさい。シア…
 - アンフィトリテ: 
お姉ちゃん…シアに真実を伝える勇気がどうしても出なくて…黙ってた…
ごめんなさい……  - アンフィトリテ: 
シアがこのことを知ってしまったら、「マルタに戻って戦う」って言いそうで…
シアまで失いたくなくて……隠すしかなかったの……  - サラシア: 
……
 - サラシア: 
大丈夫だよ。
 - アンフィトリテ: 
シア…
 - サラシア: 
シアは本当に大丈夫だから。
お姉ちゃんたちにもう会えないのは…悲しいよ…。 でも、大丈夫。  - サラシア: 
シアにはアンフィお姉ちゃんがいる…ガラテアもメリテも…戦団長もいるから……
みんないなくなっちゃったわけじゃないから。  - ガラテア: 
…うん。もちろんだよ。シアには僕たちがいる。
 - ガラテア: 
そして、ハニーがいる限り僕たちが離れ離れになることなんてないよ。
だよね?ハニー? - うん。もちろん。
 
 - サラシア: 
うん!戦団長はシアに嘘ついた事なんてないもんね。
 - サラシア: 
みんな…シアのことを思って言わなかったんだもんね?
だから、シア泣かないよ。  - サラシア: 
シアは「ニコニコ」の時が一番可愛いってお姉ちゃんたちが言ってたから。
 - アンフィトリテ: 
シア…
 - サラシア: 
へへへ。
 - サラシア: 
シア、それでもマルタには一緒に行きたい。
 - アンフィトリテ: 
…大丈夫?ここにいた方がいいんじゃ……
 - サラシア: 
うん、大丈夫。前にね、アレクサンドラ先生に教わったんだ……
大切な人が死んじゃった時はお墓を作ってあげなさいって……  - サラシア: 
…だから…シア、お姉ちゃんたちのためにお墓を作ってあげたい。
 - サラシア: 
いいかな……?お姉ちゃん。
 - アンフィトリテ: 
…ダメなわけないでしょう?
 - アンフィトリテ: 
司令官様、あの……
- うん。一緒に行こう。
 
 - 主人公: 
- 予定より人数が増えてしまったが……
 - 主人公: 
- こんな話を聞いてシアを置いて行くわけがない。
 - メリテ: 
決まりだな!サラシア参謀総長とガラテア近衛隊長がいれば
千軍万馬を得たも同然だ!  - メリテ: 
では…そろそろ出発の時間だ!
 - メリテ: 
行くぞ!チョコランド…いや、オルカパーク建設だぁ!