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Transcription
- アルキュオネ: 
――えっとつまり…アタイは夢の中に閉じ込められてて、
アンタはアタイを助けに来た最後の人間だって?  - アルキュオネ: 
あっははっ!!そりゃロマンチックな話だね!
それがホントだったらアンタにマジで惚れちゃうよ。 - うーん…そうきたか……
 
 - アルキュオネ: 
- アルキュオネに事情を説明したのだが……
彼女は俺の話をまったく信じてくれなかった。  - アルキュオネ: 
だって、アタイの姉妹は今も元気に生きてるから~!
 - アルキュオネ: 
いや、アンタがそんな風に勘違いするのもよく分かるよ…
デルタとの戦いは本当に凄かったからね……  - アルキュオネ: 
でも、あの戦いは誰も犠牲にならずに終わった!
 - アルキュオネ: 
だから大丈夫!心配してくれてありがとう!
- (これは…)
 
 - デカルトボイジャー・サッカ: 
(どうやら…トラウマを忘れるために作りだした偽の記憶だろう)
- (…やっぱりそうか…)
 
 - アルキュオネ: 
んまぁ、久しぶりにマルタに人間のお客さんが来てくれたんだし、
特別にサービスしてあげよう!  - アルキュオネ: 
このアルキュオネが何でもしてあげる!何してほしい?
観光スポットを案内してほしいとか、マルタ島の伝承が聞きたいとか!  - アルキュオネ: 
アタイに出来ることなら何でも言って!
 - アルキュオネ: 
あ、エッチなことはダメだぞ?
そういうのは、未来の旦那としかしないって決めてるから。  - 主人公: 
- ……そうか……ならば仕方ない。
 - 主人公: 
- この状況で俺がアルキュオネにお願いすることはただ一つ!!
- …尻尾を触らせてくれ!
 
 - デカルトボイジャー・サッカ: 
(…は?)
 - アルキュオネ: 
え?
 - アルキュオネ: 
え、えっちなのはダメだって言っただろ!
- エッチ?尻尾を触るのが…?
 
 - アルキュオネ: 
め、目つきが凄いよ…!手もすっごくエッチな動きしてる!
 - 主人公: 
- …おかしい。俺はただ純粋にアルキュオネの尻尾を触ってみたかった
だけなのに……  - アルキュオネ: 
そんな表情で言ってくるやつに触らせるわけないだろー!?
 - アルキュオネ: 
とにかく、別の!別のお願いにして!あと尻尾系はダメだから!
 - 主人公: 
- 仕方ないな……
- じゃあ、デルタとの戦いについて詳しく聞かせて。
 
 - アルキュオネ: 
デルタとの戦い?
 - アルキュオネ: 
まぁ、それくらいならいいけど……
 - デカルトボイジャー・サッカ: 
(なるほど、おぬし賢いな)
 - デカルトボイジャー・サッカ: 
(最初からデルタとの戦いについて聞けば断られるかもしれないから、
まずは尻尾を触る要求をしてデルタの話の方がマシな状況にしたわけだな?) - (いや、俺は純粋に尻尾を触りたかった…)
 
 - デカルトボイジャー・サッカ: 
(……)
 - アルキュオネ: 
じゃあ話してあげるよ!
 - アルキュオネ: 
アタイらがどうやってデルタに勝ったのか!
 - アルキュオネ: 
レモネードデルタはマルタに猛攻を仕掛けたけど、
アタイら姉妹とマーメイデンには敵わなかったんだ。  - アルキュオネ: 
それでブチキレたデルタは島を包囲して補給を断ってきてさ…
しばらく我慢できたけど、結局それも限界がきちゃってね。 アタイらは決死の覚悟でデルタの艦隊と正面からぶつかることにしたのさ!  - アルキュオネ: 
そして、メローペとメリテの的確な指揮のおかげでアタイらは大勝利!
 - アルキュオネ: 
結局、敗色が濃厚になったデルタはアタイらと和平交渉を
するしかなくなったってわけ!  - メローペ: 
お姉ちゃん、落ち着いて。不安そうな態度は相手に隙を与えるよ。
 - アルキュオネ: 
分かってるよ。分かってるんだけど…今からデルタの旗艦に乗り込むんだぜ?
 - アルキュオネ: 
どうも不安なんだよ…これがもしデルタの罠だったらどうする?
 - マイア: 
罠の可能性もあるわ。これまでの戦いでも…デルタの陰険さは異常だったから。
 - マイア: 
でも大丈夫。だからこそ私たちは三人で来たのよ。
もしこれが罠だったとしても絶対に切り抜けることができるわ。  - メローペ: 
そうだよ。だからそんな風にビクビクしてないで堂々と行こう。
 - アルキュオネ: 
マイア姉さんは長女だからわかるけど、メローペはどうしてそんなに
堂々としてるんだよ?  - メローペ: 
それはお姉ちゃんが守ってくれるってわかってるからだよ。
 - メローペ: 
お姉ちゃんがいるから私は怖くないよ。
 - アルキュオネ: 
メローペ……
 - アルキュオネ: 
…おう!任せろ!何があってもメローペは姉ちゃんが守ってやるからね!
 - マイア: 
あら、寂しいわね。私のことは守ってくれないの?
 - アルキュオネ: 
いや、そういうことじゃないでしょ…?
 - マイア: 
ふふっ、冗談よ。緊張は解れた?
 - アルキュオネ: 
……
 - アルキュオネ: 
うん。おかげさまで!じゃあ行こうか!デルタの腐った面を拝みにさ!
 - レモネードデルタ: 
やっと来たわね、プレアデス七姉妹。よくもまぁこの私を待たせてくれたわね。
 - レモネードデルタ: 
…あぁ、そこの子供は不良品らしいものね?時計の見方が分からなかった?
キャハハッ!  - アルキュオネ: 
アタイの妹に気安く話しかけるな。殺すぞ。
 - メローペ: 
お姉ちゃん、大丈夫。
 - アルキュオネ: 
でも。
 - メローペ: 
負け犬がケツを蹴られてキャンキャン吠えてるだけだよ、
いちいち反応してたら人生の無駄。  - アルキュオネ: 
メローペ!?
 - アルキュオネ: 
い、一体いつそんな言葉を覚えたのさ!?
 - メローペ: 
えっと…あちこちで?
 - マイア: 
アルキュオネ、メローペは私たちの中で一番頭がいいでしょう……?今更よ。
 - マイア: 
何も知らない子供じゃないんだから。
 - アルキュオネ: 
そりゃあ…そうなんだけど……でもさぁ……!
 - メローペ: 
そ、その話は後でしよ!今は交渉に集中しなきゃ。
 - メローペ: 
それで、デルタ。私たちが提示する条件はこれだよ。まず―
 - レモネードデルタ: 
ちょっと待って?
 - レモネードデルタ: 
これから顔をあわせることも多くなると思うし、お互いを知るためにも
ちょっと話でもどうかしら?  - アルキュオネ: 
ハァ?アタイらは殺し合いをしてたんだぞ。
 - レモネードデルタ: 
それはそうね。正直言って…私もあなたたちの顔を見るだけでイライラしてるわ。
 - レモネードデルタ: 
でも、認めるべきところは認めなければならないと思ってるの。
あなたたちはハッキリ言って難敵だった。  - アルキュオネ: 
ふっ……そうだろうな。
 - アルキュオネ: 
ちょっと待て……
 - メローペ: 
…敵“だった”?
 - レモネードデルタ: 
片付けなさい。一匹残らず。
 - メローペ: 
アルキュオネお姉ちゃん!島が攻撃されてる!
 - アルキュオネ: 
くそ!今のはただ時間を稼いでいただけか!
 - アルキュオネ: 
上等だ、やってやるよ!全部ぶっ倒してやる!!