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デカルトボイジャー・サッカ
またここに来ることになるとはなぁ…

Transcription

  1. デカルトボイジャー・サッカ:

    またここに来ることになるとはなぁ…

  2. アンフィトリテ:

    どうしてまたアトラスに?

  3. デカルトボイジャー・サッカ:

    データベースを確認したくてな。

  4. アンフィトリテ:

    データベースを?

  5. デカルトボイジャー・サッカ:

    そう。このマルタでの事件…まだわかっていない疑問がいくつもあるのだよ。例えば……

  6. デカルトボイジャー・サッカ:

    デルタはなぜマルタ島を手に入れたにもかかわらず何も手を加えなかった?

  7. アンフィトリテ:

    …確かに…そこは私もおかしいと思っていました。

  8. アンフィトリテ:

    マルタに前進基地を建てておけば、アフリカへ進出する際の大きな助けになります。デルタがそれを分かっていないわけがない……

  9. デカルトボイジャー・サッカ:

    そして、アルキュオネの生存自体も疑問の一つだ。

  10. アンフィトリテ:

    アルキュオネの生存ですか?それは…アトラスは身体的負傷も治療できる装置ですし、生命維持機能も……

  11. デカルトボイジャー・サッカ:

    うむ。アトラスのおかげだなぁ。

  12. デカルトボイジャー・サッカ:

    しかしだ。アルキュオネの過去の記憶によると、アルキュオネは額を撃たれて意識を失っている。

  13. デカルトボイジャー・サッカ:

    シャチに相応しく頑丈なおかげで銃弾が頭蓋で止まったのは…まぁ分かった。

  14. デカルトボイジャー・サッカ:

    だがその後、アルキュオネはどうやってアトラスに入ったのだ?頭を打たれた状態でこの長い洞窟を迷わずにやって来たと?

  15. デカルトボイジャー・サッカ:

    その可能性は低いだろう。そして、デルタがそんなことをみすみす見逃すわけがない。

  16. アンフィトリテ:

    ……

  17. アンフィトリテ:

    では、デルタがアルキュオネをアトラスに入れた……?

  18. デカルトボイジャー・サッカ:

    ハハハ、冗談を。

  19. アンフィトリテ:

    ですが、今ある情報から考えて、アルキュオネをアトラスに入れられる人物はデルタしか残ってません。

  20. デカルトボイジャー・サッカ:

    そう。まさにそこが大きな疑問だ。

  21. デカルトボイジャー・サッカ:

    そして…もうひとつ……

  22. アンフィトリテ:

    まだあるのですか?

  23. デカルトボイジャー・サッカ:

    うむ。おぬしたちが夢の中に入った経緯だ……

  24. アンフィトリテ:

    それは催眠ガスのタンクが壊れていて、それを吸ったせいでアトラスに巻き込まれたんじゃ……

  25. デカルトボイジャー・サッカ:

    何かおかしくはないか?

  26. アンフィトリテ:

    装置に入っていないのにアトラスに巻き込まれたことがですか?たしかアトラスはマルタ島自体を巨大なトラウマケアセンターにするつもりで開発していたそうですから…そこまでおかしいことでは……

  27. デカルトボイジャー・サッカ:

    いや、拙者は催眠ガスの話をしている。

  28. デカルトボイジャー・サッカ:

    マルタ島は強い風が吹く。それなのにおぬしたちは海辺にいただけでガスを吸い、眠ってしまった。

  29. アンフィトリテ:

    …確かに……。例え催眠ガスが空気より重い気体だとしても風が強いマルタ島をガスが覆い続けるのはおかしいですね。

  30. アンフィトリテ:

    アトラスが催眠ガスを精製し続け、マルタ島に散布しない限りは。

  31. デカルトボイジャー・サッカ:

    そう考えるのが妥当だな。

  32. デカルトボイジャー・サッカ:

    そして、拙者は傷一つなく息絶えていたマリオネットたちを見て、一つの仮説を立てた。

  33. デカルトボイジャー・サッカ:

    デルタはマルタを手に入れたものの、諦めるしかなかったのではないか?と。

  34. アンフィトリテ:

    つまり“誰か”がアトラスを稼働させ、島全体をガスで覆った…ということですね?

  35. デカルトボイジャー・サッカ:

    はは!そうだ。おぬしたちは話が早くて助かる。何より話をするのが楽しい。

  36. デカルトボイジャー・サッカ:

    とにかく、その“誰か”はデルタではなくアルキュオネでもない。

  37. デカルトボイジャー・サッカ:

    おぬしの反応を見るに、マーメイデンの者たちでもないだろう?

  38. アンフィトリテ:

    …はい。

  39. デカルトボイジャー・サッカ:

    うむ。それでその“誰か”がアトラスのカメラセンサーに記録されている可能性にかけて、データベースを確認しようと思ったわけだ。

  40. デカルトボイジャー・サッカ:

    それにアトラスはすでに稼働を停止しているから、拙者を止めるセキュリティプログラムもない。

  41. デカルトボイジャー・サッカ:

    では、さっそく接続してみようか。

  42. アンフィトリテ:

    成功しましたか?

  43. デカルトボイジャー・サッカ:

    うむ。やはり簡単だった。アトラスが停止してデータベースまで消失したのではないかと心配したが…幸いデータは残っていた。

  44. デカルトボイジャー・サッカ:

    では……確認しよう。

  45. デカルトボイジャー・サッカ:

    ……む?

  46. アンフィトリテ:

    どうしました?

  47. デカルトボイジャー・サッカ:

    …妙だな……これほどハイレベルのロックがかかっているとは……しかも、このセキュリティプログラムは……

  48. デカルトボイジャー・サッカ:

    三安で作られたセキュリティではない……

  49. アンフィトリテ:

    …え?ですが、アトラスは三安で作られた装置では……

  50. デカルトボイジャー・サッカ:

    …そうだ。しかし、このセキュリティプログラムは……PECSのものだ。

  51. デカルトボイジャー・サッカ:

    これは心して取り掛からねばならないようだ。

  52. デカルトボイジャー・サッカ:

    では、ハッキングを開始する。