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Transcription
- メローペ: 
- ガンマの戦闘力は本当に凄まじかった……
マリオネットをすべて反応される前に叩き潰していた。  - メローペ: 
- そして、マリオネットたちを全滅させたガンマは心底つまらなそうに
ブツブツ言ってた。  - レモネードガンマ: 
ハァ……準備運動にもならねーな。
 - メローペ: 
まぁ、マリオネットだし。
 - レモネードガンマ: 
ふん、それもそうだ。
……ん?  - レモネードガンマ: 
あれは……
 - メローペ: 
お姉ちゃん!!!
 - メローペ: 
- 私たちはアルキュオネお姉ちゃんが地面に倒れているのを見つけた。
 - メローペ: 
- まるで昆虫標本みたいに手足を杭で固定された状態のお姉ちゃんを……
 - レモネードガンマ: 
ゆっくり苦しんで死ぬようにこんなことしたのか……
悪趣味なところからして…デルタの仕業だな。  - メローペ: 
- 私はすぐに駆け寄ってお姉ちゃんの体を調べた。
お姉ちゃんは生きてたけど、体は傷だらけで額には銃創があった。  - メローペ: 
- 幸い、銃弾は頭蓋骨で止まってて脳に達してはいなかった。
 - メローペ: 
- 私は必死に手足の杭を引き抜こうとしたけど、
しっかり地面に打ちつけられていて、私の力ではビクともしなかった。  - メローペ: 
お願い!手伝って!お姉ちゃんを助けたい!
 - レモネードガンマ: 
もう手遅れだろ。頭を撃たれてる。
 - メローペ: 
弾は頭の骨で止まってる!まだ生きてるから!
 - レモネードガンマ: 
…ほぉ?
 - メローペ: 
- それを聞いたガンマはニヤリと笑った。
 - レモネードガンマ: 
おいおい…そりゃあ狙撃銃の弾だろ?それが骨で止まった?
マジかよ……。こりゃいつか頭で砲弾を止める奴が出てくるかもしれねーな。  - メローペ: 
- 楽しそうに近づいてきたガンマは、改めてお姉ちゃんの姿を見て
首を横に振った。  - レモネードガンマ: 
だが、出血がひどすぎる。一応生きてるが杭を抜けば艦に戻る前に死ぬな。
 - メローペ: 
…いや、艦には連れて行かなくていいよ。計画通り……アトラスに行く。
 - メローペ: 
- アトラスは精神の治療をしつつ肉体の損傷も修復できる。
 - メローペ: 
だから…どうか…お姉ちゃんを助けて……
 - メローペ: 
- ガンマはしばらく何かを考えるように私を見た後、ゆっくりと頷いた。
 - レモネードガンマ: 
…ああ、いいぞ。こいつが回復すれば、後で戦えるかもしれねぇしな。
 - レモネードガンマ: 
だが、忘れるな。お前はこれで私に借りが出来た。
 - レモネードガンマ: 
ほら、じゃあさっさと案内しろ。そのアトラスって装置に。