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Transcription
- 主人公:
- デルタとの戦争で勝利した結果、ヨーロッパはオルカの勢力圏となった。
- 主人公:
- しかし、それはヨーロッパを完全に統治しているという意味ではない。
- 主人公:
- ヨーロッパにいるレジスタンスなどのバイオロイド集団の多くはオルカに
協力してくれたが、非協力的な集団もいて、その数も少なくなかった。 - 主人公:
- その理由についてリストカットに尋ねると……
- テイラー・リストカット:
答えは簡単……不信よ。
- 不信?
- テイラー・リストカット:
本当に人間がいるのか?本当に人間がいたとして、果たしてその人間に従うことが
自分たちのメリットになるのか? - テイラー・リストカット:
デルタを絶対的に崇めていたわけじゃないけど、だからってあなたがデルタより
マシなのかはわからない。 - テイラー・リストカット:
そして……
- テイラー・リストカット:
あなたが滅亡前の人間と同じような人間だった場合、
また酷い目に遭うかもしれない。 - じゃあ、俺が直接会って話をしたらいいのかな?
- テイラー・リストカット:
いいんじゃない?でも……
- テイラー・リストカット:
“人間様が降臨され、俺の話を聞きなさいと仰ると、
バイオロイドたちは頭を垂れて人間様を崇め奉った” - 何の神話?
- テイラー・リストカット:
違いを教えてくれる?
- テイラー・リストカット:
最後の人間であり新たな人類の始祖、無敗の司令官、
すべてのバイオロイドの友人であり、主人であり、恋人。 - テイラー・リストカット:
そしてさらに全てのAGSの奉仕の対象でもある。
- テイラー・リストカット:
神話の中に出てくる神や英雄とあなた、何が違うの?
- ……
- 主人公:
- 俺は反論しようと思ったがやめた。
- 主人公:
- 反論すればさらにからかわれるのは明白だ。
- テイラー・リストカット:
それに、英雄色を好むってとこも一緒だし。
- 主人公:
- 反論しなくてもからかわれた……
- 主人公:
- そして、リストカットは笑いながら続けた。
- テイラー・リストカット:
でも、そんな風にいちいち対話するのはお勧めしないわ。
- テイラー・リストカット:
人間の命令権は確かに手っ取り早いけど、あなたは他にもやることが
たくさんあるでしょ? - テイラー・リストカット:
バイオロイド集団の懐柔は誰かに任せて、あなたはあなたしか出来ないことを
するのが望ましいわね。 - 主人公:
- 誰かに任せて俺にしか出来ないことを……か。
- 主人公:
- よし……
- そういうことなら今から……
- テイラー・リストカット:
?
- 映画祭!オルカフィルムフェスティバルを開催する!
- テイラー・リストカット:
……
- テイラー・リストカット:
?
- 映画祭…知らない?
- テイラー・リストカット:
いや、それは知ってるわ。
- テイラー・リストカット:
ただ意味が分からないだけよ。
- テイラー・リストカット:
私だけじゃないわよね?
- 主人公:
- リストカットは周囲を見回して仲間を探す。
- 主人公:
- しかし……
- ラビアタプロトタイプ:
かしこまりました、ご主人様。全隊員に早急に告知いたします。
- アルマン枢機卿:
そう言うと思って、あらかじめ撮影について詳しい隊員の皆さんとの交渉は
済んでいます。 - レモネードアルファ:
では、こちらは余剰物資を映画祭に割り当てるよう手配いたします。
- 主人公:
- 三人は俺の言葉を聞いたと同時に映画祭の作業に取り掛かっていた。
- 主人公:
- 頼もしい……感動で涙が出そうだ!
- フフッ…俺の奇行にはもうみんな慣れているのだよ!
- テイラー・リストカット:
奇行だということを自覚してるのなら、少しは自重した方がいいんじゃないの?
- ラビアタプロトタイプ:
奇行こそご主人様みたいなところがありますからね。
- ラビアタプロトタイプ:
深く考えず、慣れてしまった方がいいですよ。
- テイラー・リストカット:
……これを信頼関係という言葉で片付けていいのかしら……
- アルマン枢機卿:
それに、それほど突拍子もないことではありませんよ。
- アルマン枢機卿:
以前から宣伝戦は行っていましたから。
- アルマン枢機卿:
効果はありませんでしたか?
- テイラー・リストカット:
……レモネードたちの会議で議題になるほどには効果があったわね。
- アルマン枢機卿:
スカイナイツのコンサートやオラオラのラジオ配信以来、
オルカは着実に宣伝戦を行ってきました。 - アルマン枢機卿:
アクアランドと建設中のオルカパークだけでなく……
- アルマン枢機卿:
エンターテインメント関係の隊員のみなさんと常に宣伝戦用シナリオを
企画、検討中です。今回もその延長のようなものですよ。 - アルマン枢機卿:
しかも、私たちは一度映画を作ったことがありますしね。
- テイラー・リストカット:
そういうことなら確かに難しくはないだろうけど……
- テイラー・リストカット:
だからって……本当に映画祭を開くの?
- テイラー・リストカット:
他にもたくさんやることがあるでしょ?
- まぁ、大丈夫だよ。余裕もあるし。
- テイラー・リストカット:
……なるほど、人間様のやることにいちいち口を出す方がバカってことね……
- テイラー・リストカット:
とりあえずわかったわ。それで?私は何をしたらいい?
- ラビアタプロトタイプ:
ヨーロッパのバイオロイドたちが好む作品の傾向がわかれば教えてください。
- ラビアタプロトタイプ:
シナリオ選定の参考にしたいと思います。
- テイラー・リストカット:
それならポルノを作ったらいいじゃない?
- テイラー・リストカット:
大層なシナリオやセットも要らない。男がいるということを一発で伝えられるし、
男イコール人間なんだから余計な説明も必要ない。 - テイラー・リストカット:
経済的かつ効率的、バイオロイドたちの心を一瞬にして鷲掴みよ。
これ以上のジャンルはないわ。 - テイラー・リストカット:
完璧ね。
- 主人公:
- ……リストカットもやっぱりテイラーなんだなぁ……
- 主人公:
- そんな風に俺が感心していると……
- E-16タロンフェザー:
私をお呼びということで!
- 呼んでませんけど!?
- 主人公:
- タロンフェザーが部屋に入って来た。
- 主人公:
- ポルノの話をした瞬間に現れるとは……
- 主人公:
- こいつ…最近は自重してると思ったけど……
- アルマン枢機卿:
私が呼びました、陛下。
- あ……そうなの?
- アルマン枢機卿:
はい、やはり撮影に関してはタロンフェザーさんの右に出る者はいませんからね。
- アルマン枢機卿:
以前映画を撮った時のノウハウを隊員の皆さんに講義してもらうために
来ていただきました。 - E-16タロンフェザー:
そんなそんな…褒め過ぎですよ。
- 主人公:
- 確かに…どんな状況でも、どんな不可能なアングルからでも撮ってしまうのが
タロンフェザーだ…… - 主人公:
- 撮影対象のことをまったく考えていないのが難点だが。
- フェザー
- E-16タロンフェザー:
はい?
- ごめんね。
- E-16タロンフェザー:
え?何がですか?
- 主人公:
- ポルノだから現れたと思ってごめんね。
- 主人公:
- さすがに言葉にするのはかわいそうだったので誤魔化すことにした。
- まぁ、色々ね。とにかくごめん。
- E-16タロンフェザー:
いえ、大丈夫です。ですが……謝るようなことをしたのなら体で誠意を
見せないといけませんよね?ふへへへへ! - 主人公:
- タロンフェザーはそう言って、パネルのレンズを俺に突きつけた。
- E-16タロンフェザー:
ふふふ、おかげで司令官様コレクションがまた増えます。
- 主人公:
- タロンフェザーはウインクした。
- 主人公:
- まぁ、勝手に撮られるより、こうやって堂々と撮られる方がマシか。
- 主人公:
- 今回は俺が悪いのもあるし、タロンフェザーのリクエストに応えよう。
- E-16タロンフェザー:
そうです!そう!そんな風に!最高です!次は!セクシーに!あざとく!
もっともっと!妖艶さが欲しいですね!そうそうそう!うへへへ! - E-16タロンフェザー:
さぁ!ちょっとボタンを外してみましょうか!いいですよ~!
胸元が見えてセクシーです!恥ずかしがらないで!もう一個いきましょ! - テイラー・リストカット:
……ねぇ、あんなに馬鹿だったの……?
- アルマン枢機卿:
誰のことをおっしゃっているのかわかりませんが……
- アルマン枢機卿:
必要な時は“そう”ですね。
- テイラー・リストカット:
必要な時は……
- E-16タロンフェザー:
いいですね!イイッ!!その表情、最高にエッチです!その表情もっとください!
- E-16タロンフェザー:
猫みたいにあざといのに、ライオンのようなカリスマ性!ハァハァッ!!
- E-16タロンフェザー:
俺は一匹の獣だ!ガオー!!ハイッ!!
- ガオー!
- テイラー・リストカット:
はは、ハハハハハ!
- テイラー・リストカット:
地獄にいるデルタがこれを見たら悔しくてもう一回死ぬわね。