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Transcription
- オレンジエード:
レギュラー放送が始まって久しいオレンジエードのオルカライブ!
略して“オラオラinヨーロッパ!” - オレンジエード:
こんにちは!オルカとヨーロッパの皆さん!レモネードアルファ様の
副官であり、あなたの姉妹、外勤より内勤が好き!オラオラのDJオレンジエード でぇす!!いえーい!ふぅー!!今日もぜっこーちょーでーす!!!! - オレンジエード:
いきなりですけど皆さん!映画は好きですか~!?
私はめっちゃめちゃ大好きです!!! - オレンジエード:
手に汗握るアクション!泣くほど笑うコメディ!うっとりしちゃうファンタジー!
思わず悲鳴を上げちゃうホラー!終わった後は歌って踊りたくなるミュージカル! そしてこれは外せません、胸がキュンキュンドキドキのラブロマ~ンス!! - オレンジエード:
あれこれ選り好みせず何でも観ます!全部です!片っ端から!
もちろん、たまに最っ低な作品を観てしまうこともありますけどね! それは仕方ありません!あの駄作に腐ったトマトを投げつけろ!! - オレンジエード:
あっ、私がどうして急に映画の話をし出したのか気になりました?
知りたいですよね?このままだと気になって夜も眠れなくなっちゃいますよね? - オレンジエード:
これはいけません!リスナーの皆さんにはぐっすり眠ってもらわないと!
- オレンジエード:
ではお答えいたしましょう!ずばり!なんと!今回オルカは映画祭を開くことが
決定しました!!その名も『オルカフィルムフェスティバル』!!いえーい!! ハイ拍手ー!パチパチパチパチ! - オレンジエード:
どんな映画が観られるのかなぁー?皆さんは何が観たいですか?え?私ですか?
『○○○○○○○○』の続編とか!『○○○』の新作!あとは『○○○○○○』の スピンオフが観たいです!えへへ、司令官様にお願いしちゃいましょう!きっと― - レモネードアルファ:
配信を止めます!
- レモネードアルファ:
オレンジエード、お願いだから…責任を取れないことは言わないで……
- レモネードアルファ:
もうあなたもオルカの看板を背負ってるんだから……
- 主人公:
- 映画祭のニュースは通達やオラオラ、さらには口コミなどで瞬く間に広がった。
- 主人公:
- 反応はおおむね好意的。
- 主人公:
- 映画祭だからというよりは……
- コンスタンツァS2:
お祭りだから楽しみなのでしょうね。
- 主人公:
- コンスタンツァはカップにコーヒーを注ぎながら言った。
- コンスタンツァS2:
レモネードデルタとの戦いが終わってから初めて開催するイベントですからね。
- コンスタンツァも楽しみ?
- コンスタンツァS2:
はい、もちろん。
- コンスタンツァS2:
皆さんが楽しんでいる姿を見るのも楽しみですし……
- コンスタンツァS2:
そんな皆さんを見て喜んでいるご主人様を見られると思うと、
さらに嬉しくなってしまいます。 - うん、コンスタンツァが楽しんでくれたら俺も嬉しいよ。
- コンスタンツァS2:
ふふ。
- コンスタンツァは映画、好き?
- コンスタンツァS2:
うーん……そうですねぇ……嫌いではないと言った方が正確かもしれません。
- コンスタンツァS2:
映画を観る時間があまりありませんし、たまに時間が出来たとしても、
時間がなくて出来なかったことをしたりしますから…… - そっか、もし観るならどんな映画を観る?
- コンスタンツァS2:
もし観るとしたらですか……
- コンスタンツァS2:
うーん……
- コンスタンツァS2:
ラブロマンスですね。
- コンスタンツァらしいね。
- コンスタンツァS2:
身分が違う二人の恋愛の…お話……ですね。
メイドと…主人の……とか…… - 主人公:
- 顔を赤らめて話すコンスタンツァがいつにも増して可愛らしかった。
- 映画の中の話だけでいいの?
- コンスタンツァS2:
……いえ…
- 主人公:
- コンスタンツァの潤んだ目は俺を見つめていた……
- 主人公:
- 俺はそんな彼女の顎に手を添えると―
- T-75ウェアウルフ:
司令官いるー?
- 主人公:
- ―ウェアウルフが部屋に乱入してきた。
- ウェアウルフ!ノックノック!
- T-75ウェアウルフ:
あら、良い雰囲気だった?
- T-75ウェアウルフ:
ごめんごめん。すぐ終わるからさ。
- T-75ウェアウルフ:
あのね、オルカの撮影機材が足りないのよ。
- T-75ウェアウルフ:
それで、ちょうど近くの街に映画制作会社を見つけてね。
- T-75ウェアウルフ:
そこに行って資料と機材を持ってこようと思うんだけど、いいわよね?
- 一人だと危ないだろ?
- T-75ウェアウルフ:
まぁ……警備AGSが残ってるみたいだけど、ちゃちゃっと必要な物だけ
持って帰ってくればいいでしょ? - T-75ウェアウルフ:
そういう電光石火こそアンガーオブホードって感じじゃない?
- 主人公:
- 全然すぐ終わらない用件だった……
- ちょっと待て。
- 主人公:
- 俺は悩んだ。
- 主人公:
- きっとダメだと言っても、ウェアウルフは何とかして機材を
取りに行こうとするはず。 - 主人公:
- それに映画祭は宣伝戦を兼ねたものだ。
つまり、機材の確保も作戦の前準備みたいなもの。 - 主人公:
- それを考えれば徹底的に準備した方がいい。
- よし、じゃあそれは作戦としてこっちが立案しよう。
- T-75ウェアウルフ:
え?そこまでしなくていいんだけど?
- べ、別にアンタのためじゃないんだからね!
- 主人公:
- ウンディーネのようなツンデレセリフで答えると、
ウェアウルフは嬉しそうに微笑んだ。 - T-75ウェアウルフ:
あー…!もう!
- T-75ウェアウルフ:
本当にイケない男ね。
- T-75ウェアウルフ:
ただでさえ愛してるってのに、こんなことされたらもう溢れちゃうじゃん!
- 主人公:
- ウェアウルフはそう言って俺の首に腕を回した。
- 主人公:
- そして、彼女の顔がゆっくりと近づいてきて……
- T-75ウェアウルフ:
う~ん……これはカッコ悪いわね?
- 主人公:
- 互いの唇が触れ合う直前に止まった。
- 主人公:
- そして、ウェアウルフはコンスタンツァの方を向いてウインクをする。
- T-75ウェアウルフ:
ごめんね、コンスタンツァ。いい雰囲気だったのに邪魔しちゃって。
- コンスタンツァS2:
いいえ。
- T-75ウェアウルフ:
この埋め合わせは必ずするわ。
- T-75ウェアウルフ:
そして、司令官。
- T-75ウェアウルフ:
楽しみにしてて。
- T-75ウェアウルフ:
ウェアウルフ監督の最高の作品を見せてあげるから!
- ウェアウルフ監督?
- 主人公:
- ウェアウルフが映画好きなのはよく分かっているが、
まさか自分で作ろうとするとは思わなかった。 - 主人公:
- 長い付き合いだが、また新しい一面を知れると嬉しくなるな。
- でもウェアウルフ、映画撮ったことないよね?
- T-75ウェアウルフ:
ないわよ!監督なら司令官の方が先輩でしょ?教えてよ!
- ……
- 主人公:
- まぁ……こういう隊員たちが多いだろうから講座を開くわけだし……
- 映画作りの講座を開くからそれを受講して。
- T-75ウェアウルフ:
おお!至れり尽くせりね!ありがと!
- T-75ウェアウルフ:
じっくり基礎を学んだら、私のこれまでの知識と経験を存分に注ぎ込んだ
最高傑作を作ってやるんだから! - 主人公:
- 腐ったトマトを構えたオレンジエードが頭に浮かんだ。
- 主人公:
- まぁ、それでもいいんだ。
- 主人公:
- これが映画祭の醍醐味ってものなんだろうから。
- T-75ウェアウルフ:
映画祭が終わった頃には、巨匠ウェアウルフって呼ばれるようになってるわ!
- T-75ウェアウルフ:
エンドクレジットには司令官の名前をバッチリ入れておくから期待してて!
- 主人公:
- ウェアウルフはドヤ顔でそう言って部屋を出ていった。
じゃあ、俺も作戦立案と指揮をしに行くとするか。 - 主人公:
- と、その前に……
- ごめんね、コンスタンツァ。
- 主人公:
- コンスタンツァに謝らないと。
- 主人公:
- だが、コンスタンツァはむしろ笑って口を開いた。
- コンスタンツァS2:
謝らないでください、ご主人様。
- コンスタンツァS2:
全て私たちのためにしてくださっていることなんですから。
- コンスタンツァS2:
そんなご主人様だから愛しているんです……
- コンスタンツァS2:
ふふ、きっと私の方が愛してますよ?
- コンスタンツァS2:
ですから、安心してください。
私は自分の仕事をしながらお待ちしていますから。 - 主人公:
- コンスタンツァ……ダメだ……可愛すぎる!
- コンスタンツァS2:
ん……
- 行ってくる。
- 主人公:
- 俺はコンスタンツァを引き寄せてキスをしたあと部屋を出た。