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Transcription
- T-2ブラウニー:
いけないいけない。このままだといつまでも昔話をしてしまうっすね。
- T-3レプリコン:
そうですね。それで?どうしたんですか?
- T-2ブラウニー:
へへへ、言ったでしょ?軍曹の声が聞きたかっただけっすよ。
- T-2ブラウニー:
それに、私の問題はもう軍曹が解決法を教えてくれたじゃないっすか。
- T-3レプリコン:
え?解決法?
- T-2ブラウニー:
駄目な部下がいても、じっくりと時間をかけて向き合う。
- T-2ブラウニー:
そうすれば、いつかその部下も一人前の働きをするようになるっす。
- T-3レプリコン:
……
- T-3レプリコン:
ブラウニーと向き合う時間は長すぎましたけどね。
- T-2ブラウニー:
あ~!ひどいっす!
- T-2ブラウニー:
そんなブラウニーも、いまや大佐っすよ。
- T-3レプリコン:
ブラウニーが大佐だなんて…スチールラインも緩くなりましたね。
- T-2ブラウニー:
ふふ、それだけ平和ってことっすよ。
- T-3レプリコン:
そうですね。
- T-3レプリコン:
……ブラウニー。
- T-2ブラウニー:
はい。
- T-3レプリコン:
ありがとう。
- T-2ブラウニー:
何がっすか?
- T-3レプリコン:
私の悩みの答えを教えてくれて。
- T-2ブラウニー:
へへ、良い後任を持ちましたね?
- T-3レプリコン:
良い後任かと聞かれたら……
- T-3レプリコン:
…………………………………
- T-2ブラウニー:
答えに困りすぎじゃないっすか!?
- T-3レプリコン:
ふふ、冗談です。
- T-3レプリコン:
ブラウニーは良い後任でした。
- T-2ブラウニー:
無理矢理言ってる感じがするっすが、ありがとうございます。
- T-2ブラウニー:
あ、もうこんな時間っすね……付き合ってもらっちゃって申し訳ないっす。
- T-2ブラウニー:
ここらで失礼するっす。
- T-2ブラウニー:
では、おやすみなさい。勝利!
- T-3レプリコン:
はい、おやすみなさい、勝利。
- T-3レプリコン:
ふぅ……
- T-3レプリコン:
そう、私には私だけのやり方があるじゃない。
- P-18シルフィード:
フンフンフン~♪
- P-18シルフィード:
うーん!いつ見ても超イケてる作品ね!
- P-18シルフィード:
自分で描いたけど、マジでイケてるわ!
- T-3レプリコン:
へぇ~…これ、シルフィードが描いたんですか?
- P-18シルフィード:
えっ!?先生…
- T-3レプリコン:
探しましたよ、シルフィード。
- P-18シルフィード:
……何よ。
- T-3レプリコン:
うーん……
- T-3レプリコン:
ただ、シルフィードとお話がしたくて。
- P-18シルフィード:
何度言われても先生の授業なんて受けないから!
- T-3レプリコン:
はい、それでも構いません。
- P-18シルフィード:
え?
- T-3レプリコン:
シルフィードのやりたいことに数学が必要ないなら、わざわざ数学の授業なんて
受けなくていいのかもと思って… - T-3レプリコン:
あなたは生徒、私は教師。
- T-3レプリコン:
あなたは戦後に生まれ、私は戦争を経験した世代。
- T-3レプリコン:
でも、そういう立場の違いとは関係なく……
- T-3レプリコン:
私はただシルフィードとお話がしたい。
- P-18シルフィード:
……私は先生と話すことなんて、ない。
- T-3レプリコン:
私はたくさんあります。
- T-3レプリコン:
……戦争中は色々なことがありましたから。
- P-18シルフィード:
何?今の平和は自分たちが戦ったおかげだから感謝しろとか言うつもり?
- T-3レプリコン:
いえ?戦争中は確かに大変でした。ですが、今の子たちが知らない面白いことも
たくさんあったんですよ? - P-18シルフィード:
……例えば?
- T-3レプリコン:
そうですね……
- T-3レプリコン:
あ、絵を見ると思い出しますね。
- T-3レプリコン:
人間様の体をキャンバスにして、絵を描いた事とか。
- P-18シルフィード:
……なにそれ?
- P-18シルフィード:
超クールじゃん!!
- P-18シルフィード:
何でそんな事になったの!?
- T-3レプリコン:
あれは……
- T-3レプリコン:
ある島に行った時の話です。
- T-3レプリコン:
(私の名前はレプリコン)
- T-3レプリコン:
(識別番号は1058)
- T-3レプリコン:
(身長150cm、体重……実は最近少し増えて悩んでいる)
- T-3レプリコン:
(元軍人)
- T-3レプリコン:
(今は…)
- T-3レプリコン:
(教師)
- T-3レプリコン:
(私は…)
- T-3レプリコン:
(戦後に生まれたバイオロイドたちを教えている)
- T-3レプリコン:
(そして、これからも新たに生まれてくる子供たちに色々なことを
教えていくのだろう) - T-3レプリコン:
(私たちが勝ち取った平和な世界で)
- 主人公:
- 映画が終わった。
- 主人公:
- たくさんの感情が心の奥底から一気に湧き上がってくる感じがした。
- 主人公:
- いろいろな感想が同時に生まれては頭の中を飛び交い、
上手く整理が出来そうになかった。 - 主人公:
- しかし、一つだけハッキリとしたものが頭に浮かんでいた。
- 主人公:
- 俺はこの思いを隣に座っている監督に伝えることにした。
- 俺が出てない!!!
- T-75ウェアウルフ:
全部カットしたもん。
- このためにわざわざ時間作ったの知ってるよね?
- T-75ウェアウルフ:
何よ、どうしたの?司令官。
- T-75ウェアウルフ:
作品性を考えたら司令官が出てこない方がメッセージが明確になると思ったのよ。
- T-75ウェアウルフ:
司令官も登場する完全版はあとで送ってあげるから、そんなにしょげないでよ。
- T-75ウェアウルフ:
本編には出なかったけど、レプリコンといい時間を過ごしたのは確かでしょ?
- 主人公:
- 出会い、偶然の再会、デート、告白、キス……
- 主人公:
- もう一本映画が作れるくらい撮ったのに……
- 主人公:
- そして、撮影はしてないけどそのまま盛り上がって最後まで……
- 主人公:
- まぁ、それはもういいや……
- ていうか、ブラウニーは理解できるけど…
- T-75ウェアウルフ:
ん?
- スチールラインの子達はどうやってキャスティングしたの?
- 主人公:
- 今、鉄虫の掃討に出ていて忙しいと思うんだけど。
- T-75ウェアウルフ:
あっ、回想の戦闘シーン?
- すごくリアルだった。
- T-75ウェアウルフ:
もちろんよ!だってあれ本当の戦闘映像だもん。
- ほあ…
- T-75ウェアウルフ:
予算がないなら工夫で補うのみよ!
- T-75ウェアウルフ:
それで私の映画どうだった?
- 主人公:
- 短編、短い撮影期間、初めての監督、初心者の俳優だということを考えても…
- 悪くなかったよ。
- T-75ウェアウルフ:
ちぇっ!大作だって言われたかったんだけどなぁ。
- T-75ウェアウルフ:
まっ、いいや。
- T-75ウェアウルフ:
ねぇ、レプリコン。
- T-3レプリコン:
はい?
- T-75ウェアウルフ:
どう?私たちの最初の作品は。
- T-3レプリコン:
えっと………
- T-3レプリコン:
演技力が足りず、すみませんでした。
- T-75ウェアウルフ:
ハハハハ!大丈夫よ、大丈夫。足りないのは私もだったんだから。
- T-75ウェアウルフ:
また次頑張ればいいのよ。
- T-3レプリコン:
えっと…またやるんですか?
- T-75ウェアウルフ:
うーん、分からないけど…一回一緒にやったんだし、またやるとしたら
あんたに頼むわよ。 - T-3レプリコン:
で、でも……
- T-75ウェアウルフ:
レプリコンがやってくれるんなら、次もぜったい司令官が相手になるように
するからさ。 - T-3レプリコン:
やります。
- 全カットしたくせによくそんなこと言えるな!?
- T-75ウェアウルフ:
え~?だって、今回は仕方なかったんだもん。
- T-75ウェアウルフ:
ウェアウルフ監督の次回作をお楽しみに!ってね♡