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Transcription
- 主人公:
- 俺の奇行から始まったオルカフィルムフェスティバルも、
いつの間にか終わりが近付いていた。 - 主人公:
- 映画に出演したり、全カットされたり、騙されたりしたけど……
- 楽しかったな。
- E-16タロンフェザー:
まだまだお楽しみは残ってますよ?司令官様。
- 主人公:
- 突然、タロンフェザーが現れた。
- 何だか久しぶりな気がする。忙しかった?
- E-16タロンフェザー:
はい……それはもう……
- E-16タロンフェザー:
色んな撮影現場を行ったり来たりしていたので、
ブーツのかかとがすり減ってしまいましたよ。 - フェザー、飛べるでしょ…
- E-16タロンフェザー:
撮影が行われてる現場周辺は飛行禁止です。
- E-16タロンフェザー:
万が一カメラに映ったり、エンジン音が入ってしまったら
駄目じゃないですか。 - 主人公:
- 思った以上にプロ意識を持っていらっしゃった……
- でも講師でしょ?そんなに歩き回ることあった?
- E-16タロンフェザー:
えへへ、その理由はもうすぐわかりますよ。
- 主人公:
- タロンフェザーがそう言ったと同時に映画館の照明が消え……
- 主人公:
- 映画が始まった。
- バーバリアナ:
メリー、マキナ。セッティング終わったわよ。
- マキナ:
はい。ではセットから離れてください。ホログラムを起動します。
- メリー:
マキナ、あの柱の横が隠れてない。
- メリー:
上書きしておくね。
- マキナ:
ありがとう、メリー。
- バーバリアナ:
あら?アタシには言ってくれないの?
- マキナ:
ふふ、いつもありがとうございます。バーバリアナさん。
- バーバリアナ:
ハハッ!気にしないでよ!元々はアタシの仕事なんだから。
- メリー:
あ…
- マキナ:
どうしました?
- メリー:
あそこ、たぶん装置を逆に設置しちゃってる。
- メリー:
裏返ってるよね?
- バーバリアナ:
……
- バーバリアナ:
ドンマイドンマイ!
- バーバリアナ:
ホログラム消して!設置し直すから!
- アルマン枢機卿:
あら、ここへはどのようなご用件で?シャーロット銃士隊長?
- シャーロット:
本当に分からなくて聞いているのか、枢機卿。
- シャーロット:
陛下を惑わし、万民が呻き声を上げる圧政を行うあなたを止めに来た!
- アルマン枢機卿:
陛下を惑わすだなんて、人聞きが悪い。
- アルマン枢機卿:
このアルマンは常に陛下のために昼夜を問わず東奔西走しているのですよ?
- アルマン枢機卿:
確かに、私の政策によって不利益を被る者もいるかと思います。
ですが、多くの民は恩恵を受け、幸福になることができるのです。 - シャーロット:
不利益などという言葉で片付けないでもらいたい!
あなたは数字だけでしか見ていない! あなたの圧政で苦しむ者は数字ではない!今を懸命に生きている一人の“人”だ! - アルマン枢機卿:
私に不満があるのでしたら剣と銃を向けるのではなく、言葉で戦ってほしいものです。
- アルマン枢機卿:
それが出来ないから…力で解決しようと私の所へ乗り込んできた……
野蛮ですね? - シャーロット:
あらゆる策謀を巡らせて宮廷を掌握したあなたに
何を言っても無駄でしょう。 - シャーロット:
だから、私が直接陛下に忠言する。
- アルマン枢機卿:
陛下は公務でご多忙の身、あなたに割く時間はありません。
- シャーロット:
あなたに私を止める権限はない!
- アルマン枢機卿:
ですが、止める力はあります。
- シャーロット:
銃士隊長である私を力で止める?
- シャーロット:
その慢心……あとで後悔するだろう。
- アルマン枢機卿:
ふふ、あなたがこう出ることはすでに予想していました。
- シャーロット:
銃士隊長シャーロット!あなたを倒し、陛下に謁見する!
- アルマン枢機卿:
近衛隊。目標、銃士隊長シャーロット。生死は問いません。
- シャーロット:
……
- アルマン枢機卿:
……
- シャーロット:
こんな感じです。
- アルマン枢機卿:
ふぅ、演技は久しぶりだったので少し緊張しました。
- T-2ブラウニー:
……
- T-2ブラウニー:
私は声だけの出演なんすけど?
- シャーロット:
声だけでも演技は常に魂を込めて!
- シャーロット:
よく分からなかったなら、もう一度やってみせますが?
- T-2ブラウニー:
いや、状況も時代も何もかも違うっす!
- T-2ブラウニー:
そして、私は声だけの出演って言ってるっす!!
- T-2ブラウニー:
こんなことされたら逆に分からなくなるっすー!
- スカディー:
どうしました?ランパートさん。
- CT66ランパート:
スカディー。あなたに頼みがあって来ました。
- CT66ランパート:
今回、公共広告27編「賄賂を渡されたら心だけ受け取りましょう」を
編集していたのですが、パネルが突然故障してしまいました。 - CT66ランパート:
撮り直しが難しい映像なので、申し訳ないのですが修理をお願いしたく……
- スカディー:
そんなことですか、遠慮なく言ってくださいよ。
- スカディー:
どれどれ……
- スカディー:
うーん、何をしていたらこうなったのですか?
軍用モデルなのでそう簡単には故障しないはずなのですが…… - CT66ランパート:
何もしていないのに故障しました。
- スカディー:
そういうのは大体何かしているのですが。
- CT66ランパート:
少なくともライフルで撃ったり、マンモスに踏ませたりはしていません。
- スカディー:
……それは当たり前です……
- スカディー:
これ……どうやらウイルスにかかっているみたいですね。
- CT66ランパート:
え……?(ガクガク)
- スカディー:
心配しないでください。これくらい簡単に解決できますから。
- スカディー:
こうやって力を入れて……
- スカディー:
軽く叩けば!
- スカディー:
解決です。ね?簡単でしょう?
- CT66ランパート:
……
- CT66ランパート:
え……?(ガクガク)
- 主人公:
- スクリーンには映画そのものではなく、映画を作っている時の作業風景が
映し出されていた。 - 主人公:
- 俺が知らない所で頑張っているみんなの姿が……
- E-16タロンフェザー:
もうすごく大変だったんですよ?私を10体くらい作ってもらおうか
真剣に悩んだんですから。 - お疲れ様。
- E-16タロンフェザー:
へへへ、そう言ってくださると私もメイキング映像を撮った甲斐があります。
- 主人公:
- 映画祭自体も面白かったが、こうやって隊員達がイベントに取り組んでいる姿を
見るのも何だか無性に嬉しくなる。 - 主人公:
- 映画祭を開催して良かったと思っていると、フェザーは続けた。
- E-16タロンフェザー:
ちっちっち……“本番”はここからですよ。
- 主人公:
- フェザーが言うと、映像の雰囲気がガラリと変わった。
- T-3レプリコン:
戦争が終わって…私の夢がすべて叶ってしまいました……
- T-3レプリコン:
教師になること。
- T-3レプリコン:
そして…あなたの花嫁になること……
- T-3レプリコン:
愛…してます。
- T-3レプリコン:
- レプリコンはそう言って俺にキスをし……
- T-3レプリコン:
- 俺たちは唇を合わせたまましばらく動かずにいた。そして…
- T-75ウェアウルフ:
カット!最高だったわ!
- T-75ウェアウルフ:
今日の撮影は全部終わり!
- T-75ウェアウルフ:
お疲れ様。
- T-3レプリコン:
……
- T-3レプリコン:
あ、あの…閣下……?
- T-3レプリコン:
え、映画の中ですけど……ふ、夫婦になりましたよね……
- T-3レプリコン:
…………
- T-3レプリコン:
だから、この先のこともしてみませんか……
- T-3レプリコン:
- そう言ってレプリコンは服を脱ぎ始めた。
- 主人公:
- ……ってこれ撮影ですらないところじゃん!
- 主人公:
- うん……
- 主人公:
- これは……
- 主人公:
- とうとうその時が来ちゃったな……
- 主人公:
- いつかこうなると思ってた……
- タロンフェザー。
- E-16タロンフェザー:
はい♪
- お前、営倉。
- E-16タロンフェザー:
はい!?どうしてそうなるんですか!?
- 俺は仕方ないとして、他の子は許可をとれって言っただろ!
- 主人公:
- しかも上映までして!!
- E-16タロンフェザー:
でも聞いてください、司令官様!
- E-16タロンフェザー:
これ以上に効果がある宣伝戦映像はありませんよ!?
- E-16タロンフェザー:
司令官様、広い視野で効率の観点から見れば、これこそが最善なんです!
目標を最速で達成できるのなら、映っている隊員たちも喜ぶはずです! - 主人公:
- その言葉を聞いて俺は納得した。
- タロンフェザー、営倉。
- E-16タロンフェザー:
し、司令官様!?
- E-16タロンフェザー:
私はオルカのためにやっただけです!
- E-16タロンフェザー:
司令官様!?司令官様!!目を逸らさないでください!司令官様ァ!!!
- 主人公:
- そのあと、カーンがタロンフェザーが営倉に入ったことを知らせに来た。
- 迅速のカーン:
結局こうなってしまったか……
- 迅速のカーン:
期待を裏切らないやつだ……
- 主人公:
- ――とカーンは訳の分からないことを言っていた……