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城壁のハチコ
ご主人様~!

Transcription

  1. 城壁のハチコ:

    ご主人様~!

  2. 主人公:

    - 神社に着くや否や、遠くからハチコが尻尾をブンブン振って走ってきた。

  3. 城壁のハチコ:

    何の御用ですか?もしかしてお腹が空きましたか?

    1. アサルトに会いに来たんだよ。
  4. 城壁のハチコ:

    アサルトですか?やっぱり リモートの撮影だと問題がありましたか?

  5. 城壁のハチコ:

    それとも…もしかしてフェンリルが何かやっちゃいましたか!?

    1. ううん。ただアサルトが現場にいなかったから…
  6. 城壁のハチコ:

    あ、それはですね……

  7. 城壁のハチコ:

    アサルトが神社の仕事を手伝うって言ってくれたんです!

    1. アサルトが?
  8. 主人公:

    - これはまた予想外な展開だ……

  9. 城壁のハチコ:

    …それが…

  10. 城壁のハチコ:

    ちょっと事情があってぇ……

  11. - :

    - 数日前―

  12. サイクロプスプリンセス:

    撮影監督は?

  13. ブラインドプリンセス:

    とびっきりの逸材をスカウトしました。スパルタンアサルトさんです。

  14. サイクロプスプリンセス:

    主演俳優たちへのオファーは?

  15. ブラインドプリンセス:

    もちろんすべて終わってます。

  16. サイクロプスプリンセス:

    よし、では……準備万端というわけだな。

  17. ブラインドプリンセス:

    まさに最強のチームです。

  18. ブラインドプリンセス:

    壇上でスタンディングオベーションを一身に受ける準備は出来ていますか?

  19. サイクロプスプリンセス:

    …映画評論界を甘く見てはおらんか?

  20. ブラインドプリンセス:

    ドラゴンスレイヤー2で賞を総なめにする予定だった私が言うんですよ?

  21. サイクロプスプリンセス:

    ……作られてもいない映画でよくそこまで自信を持てるな?

  22. ブラインドプリンセス:

    伝説を蹴落とすためにビスマルクが映画祭の審査員を買収してただけなんですけどね……

  23. ブラインドプリンセス:

    まぁ、私の自信が凄いということにしておきましょう♪

  24. サイクロプスプリンセス:

    待て、今サラっととんでもないことを言わなかったか?

  25. ブラインドプリンセス:

    それは……今重要な話ではありません。重要なのは今回の撮影です。緊張してませんか?

  26. サイクロプスプリンセス:

    緊張だと?もちろんサイクロプスプリンセスだったならしていただろう……

  27. サイクロプスプリンセス:

    だが、今の余は違う!

  28. ブラインドプリンセス:

    あら、では一体何なのですか?

  29. サイクロプスプリンセス:

    今の余は…サイクロプスプロデューサーである!

  30. ブラインドプリンセス:

    …なるほどPDですか……

  31. ブラインドプリンセス:

    ならば……私はADを担当しましょう!

  32. サイクロプスプリンセス:

    ……まことか?そなたが余をアシスタントをするのか?信じられん……

  33. ブラインドプリンセス:

    いいえ、ADはアルコールドリンカーの略です。

  34. サイクロプスプリンセス:

    ……一瞬でも期待した余が馬鹿だった……

  35. サイクロプスプリンセス:

    まぁ、それでも正直かなり感心はしておる。撮影監督のオファーも俳優たちのスカウトも全て終わらせていたとはな。

  36. サイクロプスプリンセス:

    どうせ仕事などせず、遊んでばかりだと思っていた。

  37. ブラインドプリンセス:

    私に対する評価が低すぎません?プロデューサーの私?

  38. サイクロプスプリンセス:

    これまでの自らの行いを振り返ってみろ。

  39. ブラインドプリンセス:

    ……

  40. ブラインドプリンセス:

    私に対する評価が低すぎません?プロデューサーの私?

  41. サイクロプスプリンセス:

    わぁ!びっくりしたぁ……全く同じセリフを吐くでない!貴様、自分のことだけは頑なに客観視せんな!

  42. サイクロプスプリンセス:

    午前2時に余の部屋にビールとピザを持ってやって来て“ピザタイム”だと抜かす奴がどこにおる!

  43. ブラインドプリンセス:

    え?

  44. サイクロプスプリンセス:

    「ここにいますけど?」みたいな顔をするな!!!

  45. ブラインドプリンセス:

    ……

  46. サイクロプスプリンセス:

    しかも、そんなに食べてロクに運動もしないくせに太らんからさらに腹が立つ!余とマーリンが体型を維持するためにどれだけ必死に運動しているか!

  47. ブラインドプリンセス:

    私も肉が付きますよ?胸に。

  48. サイクロプスプリンセス:

    グッ……ギギギギ……!つくづく腹が立つ!!

  49. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    あの、ちょっといい……?

  50. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    大問題が発生したんだけど。

  51. サイクロプスプリンセス:

    ん?大問題……?どうした?

  52. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    それが……

  53. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    主演が出演できなくなったって。

  54. ブラインドプリンセス:

    はい?LRLに何かあったんですか!?

  55. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    いや、そっちじゃなくて……

  56. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    オオカミの方よ。

  57. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    ワーグが出演できなくなったんだって……!

  58. エルブン・フォレストメーカー:

    出てくれるって言ってたじゃない!もう準備も終わって撮影も始まるのよ?今更ダメとか言われても困るわ!

  59. S25Aスパルタンアサルト:

    そうです。これには抗議の意思を表明いたします。

  60. ワーグ:

    す、すまない。しかし……こちらにもそれなりに理由はある……

  61. エルブン・フォレストメーカー:

    ふーん?そうくる?いいわ、聞いてあげる。でも……

  62. エルブン・フォレストメーカー:

    聞いて納得出来なかったら、神社の入口に木を植えて中に入れないようにしてやるわよ。

  63. ワーグ:

    …それが…本当に恥ずかしい話なのだが……

  64. ワーグ:

    最近、オルカに日焼けブームが起こっただろう。

  65. エルブン・フォレストメーカー:

    そうね?

  66. ワーグ:

    薔花とチョナも滅亡前では黒ギャルが流行したとか、黒ギャルになったら主様をメロメロにできるとか言い出して……

  67. ワーグ:

    どこからかタンニングマシンを手に入れてきた……

  68. ワーグ:

    だが、その機械の出力が強すぎたようで二人とも火傷してしまって……

  69. エルブン・フォレストメーカー:

    ……

  70. S25Aスパルタンアサルト:

    ……

  71. ワーグ:

    だから……私は二人の世話をしなければならない。本当に申し訳ないと思っている。

  72. エルブン・フォレストメーカー:

    ……そういうことなら仕方ないわね……

  73. ワーグ:

    ありがとう…この埋め合わせは後で必ずする。

  74. エルブン・フォレストメーカー:

    ……どうする?

  75. S25Aスパルタンアサルト:

    …対策検討中。

  76. S25Aスパルタンアサルト:

    対策検討完了。

  77. S25Aスパルタンアサルト:

    他のオオカミを探しましょう。

  78. エルブン・フォレストメーカー:

    他のオオカミ?あー……

  79. エルブン・フォレストメーカー:

    …なるほど。フェンリルね?確かにあの子ならピッタリね。

  80. ワーグ:

    フェンリル?確かにフェンリルなら役には合うが……

  81. ワーグ:

    映画を撮影する日、フェンリルは神社で働く予定になっている。コンパニオンの警護スケジュールが変わってその日になってしまったそうだ…

  82. S25Aスパルタンアサルト:

    それも解決する方法があります。

  83. エルブン・フォレストメーカー:

    そうなの?

  84. S25Aスパルタンアサルト:

    フェンリルが撮影をしている間、こちらのスタッフが神社で働けば解決します。

  85. ワーグ:

    う~ん……まぁそれならフェンリルも撮影に参加できるだろうが……

  86. エルブン・フォレストメーカー:

    ダメよ。それじゃ私たちの人手が足りなくなっちゃう。リモートで参加してもらうくらいしないと……

  87. S25Aスパルタンアサルト:

    まさにその方法です。

  88. エルブン・フォレストメーカー:

    …え?

  89. S25Aスパルタンアサルト:

    遠隔でカメラを操作し、神社で巫女の仕事もする。

  90. S25Aスパルタンアサルト:

    現状、もっとも完璧な解決策です。

  91. S25Aスパルタンアサルト:

    しかし、二つの作業を同時にこなすには機械のような精密さが必要です。

  92. エルブン・フォレストメーカー:

    ……ってことは……え?待って、まさか……

  93. S25Aスパルタンアサルト:

    まさにそのまさかです。

  94. S25Aスパルタンアサルト:

    本機が巫女になればすべて解決です。

  95. ワーグ:

    確かにな……

  96. ワーグ:

    …いや待て、誰が巫女になると言った?

  97. 城壁のハチコ:

    …それでアサルトが巫女のお仕事をしてるんです。

    1. ほあ……
  98. 主人公:

    - え?全く話が理解できなかった……巫女?誰が?

  99. 城壁のハチコ:

    じゃあ、こちらでお待ちください!ハチコがアサルトを呼んできます!

  100. 主人公:

    - ハチコはそう言って、まだ混乱している俺を残して行ってしまった……

  101. 主人公:

    - アサルトは今どういう状況なんだ!?!?

  102. 主人公:

    - 俺は得体の知れない恐怖に震えながらアサルトを待つしかなかった……

  103. - :

    <スパルタンアサルト、巫女になります! (下)>へ続く…

  104. - :

    <スパルタンアサルト、巫女になります! (上)>END.