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Transcription
- P-22ハルピュイア:
どうしたの?シャワーも浴びずに……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
え?あぁ、さっき偵察した地域がテンランスタジオの近くだったので……
ちょっと探し物を…… - P/A-00グリフォン:
テンランスタジオ?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
はい、魔法少女マジカルモモのスピンオフ作品などを
数多く制作していた伝説系列の会社です。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
それがあったのがこのフクオカだったんです。
- P/A-00グリフォン:
ふ~ん。モモって伝説だけが作ってたわけじゃないのね。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
細かい説明はわかりにくいと思いますので割愛させていただきますが、
先程司令官様にその話をしたら、聖地に行ってもいいとの許可をいただきまして! - P-22ハルピュイア:
聖地?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
あ……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
と、とにかくテンランスタジオ周辺を確保したらそのスタジオを見学するので、
改めて資料を精査しようと思いまして…… - P/A-00グリフォン:
精査って…データじゃないの?古い紙の資料なんか見て何か分かんの?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
もちろん!このファイルに入れている紙の資料はイベントなどで配布された、
非売品で激レアなものばかりです! - EB-48Gフレースヴェルグ:
大量にあるゆえに調べるのも一苦労なので、ある程度カテゴリー分け
していたんですが…… - EB-48Gフレースヴェルグ:
作品ごとに分けていたため、テンランスタジオに絞ってだと
ちょっと探しにくいですね。今後は少しずつ読み込ませてデータ化を図る必要が…… - P-22ハルピュイア:
こういう本でもないような紙の資料がまだ残ってるだなんてすごいわね~。
ファイルもこんなに……私が手伝ってあげる~! - EB-48Gフレースヴェルグ:
うわぁぁぁ!?だ!大丈夫です!かなり難しい文献ですし、
こういうのは専門家が慎重に扱わないといけません! 私が好きでやっていることですので、どうぞお構いなく……! - P/A-00グリフォン:
専門家ってただのオタクでしょ……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
な!?何のことでしょうか!?
- P/A-00グリフォン:
その眼鏡がもう完全にそうでしょうが。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
と、とにかく、専門家ではない方が探しても分からないと思いますので……
気持ちだけ受け取っておきます! - EB-48Gフレースヴェルグ:
うーん……これでもない……違う……なんか小さな紙だった気がするんですけど……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
マジカルモモ関連の……。……あ……あった!
- 主人公:
- それから俺たちは順調に地域確保を進めていった。
- 主人公:
- 通常、未確保の地域は慎重に偵察し、ゆっくりと確保していくものなのだが、
グリフォンが言っていたように異様に鉄虫が少ないため、 予定よりも早くこの都市の確保が終わりそうだ…… - 主人公:
- 俺が眉間に皺を寄せていると、隣に立っていたアルマンが口を開いた。
- アルマン枢機卿:
陛下、現在の状況と偵察報告をもとに演算を行ってみましたが、
都心部に鉄虫が大量に隠れている可能性は低そうです。 - 主人公:
- そう言いつつアルマンがデータを送ってくれる。
- う~ん…そうか……
- 主人公:
- 念のため、大量に隠れていそうな場所に偵察ドローンを送ってみたが、
荒らされた跡はあるものの 必要以上に破壊されたり、鉄虫が巣を作った痕跡もない。 - 他の都市より綺麗なのは何でなんだろう?
- アルマン枢機卿:
強力な警備AGSの可能性も考えられますが、そういった記録もないので、
強力なバイオロイドの可能性があります…… - 強力なバイオロイドねぇ……
- 主人公:
- たしかに強力なバイオロイドが存在すれば大量の鉄虫を駆除することもできる。
- 主人公:
- だが、都市一つに影響を及ぼすことが出来る程のバイオロイドなんて……
それこそメイやアリスでもない限り…… - アルマン枢機卿:
私も都市の鉄虫の数が少ない理由になるほど鉄虫を倒し続けるというのは
それなりの人数で生き残っていない限り、現実的ではない気がします。 - アルマン枢機卿:
もしかするとこの地域の人間の退避、もしくは全滅が早かったのかもしれません。
実際そういう例もありましたから…… - 主人公:
- アルマンはおそらく最初のクリスマスに訪れた場所のことを言っているのだろう。
だが、あそこも鉄虫が全くいなかったわけではない。むしろ、この街よりはいた。 - 主人公:
- 鉄虫が現在も少ないということは、何者かが今も鉄虫と戦い続けている
のかもしれない。 - ……とにかく何かが戦っている可能性は高いか。
- アルマン枢機卿:
はい。ですので、一カ所調査したい場所があります。
- 調査したい場所?
- アルマン枢機卿:
こちらの画像をご覧ください。
- 主人公:
- アルマンはスクリーンに街を上空から撮った写真を映し出した。
ビルが並び立つ大きな道路だったが、ある建物の周辺だけ鉄虫の残骸が散乱していた。 どちらかというと、この写真こそよく見る滅亡後の都市の風景という感じだった。 - 主人公:
- それにしても、鉄虫の残骸の量が尋常ではなかった。
所々に残骸の小山が出来ている。 - ここで待ち伏せして鉄虫を倒してるのか……?
- アルマン枢機卿:
わかりません。
- 主人公:
- アルマンは珍しく首を傾げて悩んでいる様子を見せた。
- アルマン枢機卿:
ですが、この周辺の地域を調査すれば、鉄虫と戦っているモノの正体が
分かるかもしれません。 - わかった。この場所を優先的に確保して調査しよう。
- アルマン枢機卿:
はい。かしこまりました。
- 主人公:
- もともとこの場所も確保して物資探査をする予定だった。
- 主人公:
- ん…………?
- 主人公:
- と、その時、違和感というかデジャヴのようなものを感じた……
この地図……見たことあるな? - あ……
- 主人公:
- 思い出した。ここ、フレースヴェルグの資料にあった場所の近くだ。
- 主人公:
- 俺はフレースヴェルグから貰った資料と写真を見比べる……
少し離れた場所にテンランスタジオの社屋があった。 - 主人公:
- 資料にはしっかりとこの場所でどんな作品が制作されていたのか
書き込まれていた。 - 主人公:
- そして、そこから歩いて数分のところに……
- テンランスタジオのB館……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
司令官様も気付いてしまわれましたか……
- え?
- 主人公:
- 突然話しかけられ、声がした方を見るとフレースヴェルグが腕組みをして
壁に寄りかかっていた。 - 主人公:
- ついでに顔を紅潮させて、これでもかというほどに ニヤけている……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
私もあれから資料を精査しましたところ、ある物を発見いたしました。
早急に司令官様にお話しせねばと思ったのですが、流石は司令官様です…… - 主人公:
- フレースヴェルグはムフーと鼻息を漏らし、続けた。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
結論から申し上げます。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
そのスタジオには……まだ我々が知らない新キャラがいます!!
- アルマン枢機卿:
新キャラ……ですか?そこまで自信満々の表情をなさっているのですから、
何か根拠がありそうですね? - 主人公:
- アルマンの言葉に俺も頷く。フレースヴェルグの表情は自信に満ちており、
額に汗まで滲ませている。口はムズムズと動いていて、早くしゃべりたいという オーラを出しまくっていた。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
根拠は今送った画像です。これはテンランスタジオの年間予定表なのですが、
ご覧ください! - あ、はい……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
そこに……!そこに……!!アー!そこに!
『魔法少女マジカルモモ劇場版』と書かれているじゃ~ないですか!! - 主人公:
- フレースヴェルグは急に背中をのけ反らせて叫んだ。
そして姿勢を正すと、まだ話を続ける。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
この年は鉄虫の侵攻が始まったとされる年!もし!撮影期間中に鉄虫の襲撃が
あったのだとしたら!この劇場版に登場する新キャラが!スタジオに!いる! 可能性が!ある!のです!!! - EB-48Gフレースヴェルグ:
ちなみに!!この予定表は関係者にしか配られていない激レア品です!!
はぁ……はぁ…… - 主人公:
- 息をするのも忘れていたのか、ゼェハァしながらフレースヴェルグは額の汗を
モモのハンカチで拭った。そして、まだまだ話は続く。 - EB-48Gフレースヴェルグ:
この予定表を手に入れた時は、「へ~!新しいモモの映画を作る予定なんか
あったんだ。でもこの年は……(あっ…察し)」みたいな感じで諦めてたのですが、 まさかこんなことがあるなんて…… - EB-48Gフレースヴェルグ:
もし台本なんか残ってたら、もう大当たりですよ!大発見、奇跡です!
はぁ……はぁ…… - 主人公:
- 確かに……考えてみればその可能性は低くない気がする。
- アルマン枢機卿:
そういうことであれば、生存者がいるというのも現実的になってきます。
テンランスタジオで撮影されたということであれば、私が詳細を知らないことにも 納得が出来ますし。 - アルマン枢機卿:
そして、魔法少女マジカルモモシリーズなら、ゴルタリオンなどの
強力なAGSの可能性もありますね…… - そうだね。
- 主人公:
- とにかく、そこにいるのが今も戦っている生存者であるなら、
救助に向かうことに変わりはない。 - 主人公:
- 早急にテンランスタジオ方面の地域確保を進めよう。