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Transcription
- 主人公:
- こよりが登場するゲームと映像作品に夢中になっていたら、
いつの間にか陽が沈んでいた。 - お腹空いたなぁ……
- 主人公:
- 時計を見るとそろそろコンスタンツァが夕食を運んでくる時間だったので、
ゆっくりとベッドから起き上がる。 - 主人公:
- だが、いくら待ってもコンスタンツァは来なかった。
- 珍しいな、コンスタンツァが遅れるなんて。
- 主人公:
- 俺は心配になって部屋を出た。
- 主人公:
- 今は大半の隊員達が陸に上がっているため、オルカ号の艦内は閑散としていた。
- 主人公:
- 残っている隊員にコンスタンツァのことを聞いてみたが、
みんな姿を見ていないらしい…… - 主人公:
- そして、キッチンに行くと冷めきった俺の夕食がワゴンの上に用意されていた……
- 主人公:
- 嫌な予感がする。
- 主人公:
- コンスタンツァが何も言わずにいなくなることなんて今まで一度もなかった。
- 主人公:
- 俺はオルカ号を探し回った。
- 主人公:
- 最初は歩いていたが、不安に駆られて歩く速度はだんだん上がっていき、
最終的にはほとんど走っていた。 - コンスタンツァ!どこだ!誰か知らないか!
- 主人公:
- 俺の声が通路に虚しく響く。
- 主人公:
- 俺の慌てように隊員達も一緒になって探してくれた。
- 主人公:
- そうして俺は復元室にやってきた。ここにもいなかったら
いよいよ外の隊員達にも捜索を頼むしかない。 - 主人公:
- そこには……
- こより!?ボリ!?
- 主人公:
- こよりとボリが床に倒れていた!
- 主人公:
- 幸い、こよりもボリも息をしている。
- 主人公:
- 俺はこよりの体を揺さぶった。
- 主人公:
- するとすぐにこよりが目を覚ました。
- こより:
ううん…
- こより!大丈夫か!
- 主人公:
- こよりは何度か瞬きをして周囲を見回した。
- 主人公:
- 一体何があったのか聞こうとしたその瞬間、
- 主人公:
- こよりは突然立ち上がって叫んだ。
- こより:
司令官!
- こより:
コンスタンツァが攫われた!!
- 主人公:
- 俺はすぐに非常事態を宣言し、追跡部隊を編成した。
- 主人公:
- そして、こよりに復元室で何があったのかを聞いた。
- こより:
昔の仲間が復元されたって聞いてコンスタンツァと一緒に会いに行ったのよ。
- こより:
そしたらその子がコンスタンツァを見た瞬間襲い掛かってきて……
コンスタンツァを攫ってったの。 - こより:
私がこんな簡単にやられるなんて……仲間だったからって油断してた……
- どうしてコンスタンツァ―
- 主人公:
- こよりは俺が言い終える前に質問してきた。
- こより:
司令官。戦国ブレードは観てくれたんだよね?ストーリー覚えてる?
- 異界王を復活させる生贄のためにお姫様が攫われ―
- 主人公:
- そこまで言って俺はゾッとした。
- まさかコンスタンツァを……?
- こより:
生贄に捧げようとしているに違いないよ。
- でもそれはゲームの中の話だろ…?
- こより:
私達は伝説が作ったバイオロイドだよ。
- こより:
現実を超えた本物へ。
- こより:
私たちは演技により現実味を出すために、与えられた役を本当のことだって
信じてる状態で作られる。 - こより:
多分あの子も自分の設定が本当のことだって信じてるんだと思う。
- 主人公:
- 戦国ブレードをプレイして、実写化された作品も観た俺は
こよりが言う“あの子”が誰なのか予想はついていた。 - 主人公:
- だが、それでも確認するために改めて尋ねた。
- 支社から回収した遺伝子の種は誰のものだったんだ?
- 主人公:
- こよりは小さくため息を吐いて、俺の目をまっすぐに見つめた。
- こより:
戦国ブレードで何度も私の邪魔をしてきた敵。四天王鬼道衆の……
- こより:
紅蓮の闇姫、火燕だよ。