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Transcription
- 主人公:
- 現実を超えた本物へ。
- 主人公:
- 確かにその言葉に相応しく、こよりと火燕は役者であると同時に戦士でもあった。
- 主人公:
- 二人が繰り出す攻撃は確実に誰かを殺せる威力を持っていて、
実際に砂浜には大穴がいくつも出来上がっている。 - こより:
そろそろ降参したら?どんだけ頑張っても一緒だって!
- 火燕:
そうやって勝つ気でいたらいいさ!その油断が命取りになるんだよ!
- こより:
なんでこうも諦めが悪いかなぁ……!
- 火燕:
あんたと違って私は一回でも成功すればそれでいいのさ!
だから……!絶対に諦めないよ! - 主人公:
- 熾烈な戦いを繰り広げるこよりと火燕……
- 主人公:
- 二人は互角の戦いをしているように見える。
- 主人公:
- だが、それはそう見えるだけだ。よく見れば分かる……
火燕はこよりの攻撃を何度かわざと受け、こよりは火燕の攻撃を全て回避している。 - 主人公:
- そして、じわじわと こよりが優勢になっていき……
今では完全に こよりのペースだ。 - こより:
いい加減にしろっての!!
- 主人公:
- こよりはそう叫びながら札を投げた。
- 主人公:
- その札が勢いよく飛び、火燕に触れた瞬間爆発した。
- 主人公:
- 爆発による煙が晴れると、砂浜に倒れている火燕と
その前に立つこよりの姿があった。 - こより:
ははははは!楽勝!楽勝!正義は絶対に勝つんだよ!
- 火燕:
くっ……また私は……
- こより:
いい加減諦めたら?世界を救う側の身にもなってよね。
- こより:
……
- こより:
それでも諦めないってんなら……もうここであんたを……
- 主人公:
- こよりはゆっくりと札を構えた。
そして― - こより!ストップ!
- こより:
……っ!?
- 主人公:
- マリーに用意してもらった拡声器によって俺の声が砂浜に響き、
こよりの動きがピタリと止まった。 - 主人公:
- 恐らく俺が止めていなかったら、こよりは火燕を殺していただろう。
- 主人公:
- 伝説のバイオロイドだったら昔の仲間だろうと躊躇しない。
- 主人公:
- さらに言えば、これが本当の事件ではなく筋書きが決まっている“物語”なら尚更。
- もう十分だろ。
- こより:
でも!こいつをこのまま生かしてたら、異界王を復活させて
世界を滅ぼそうとするかもしれないんだよ!? - そんなことが起こらないのはこよりが一番よく分かってるだろ?
- こより:
そ、そんなのわからないじゃん!
- もう演技はいいから。
- こより:
……
- 主人公:
- 半信半疑だったが こよりと火燕の会話、戦いを見て確信した。
- 全部二人の演技なんだろ?
- 主人公:
- 俺の質問は人間の質問。もはや人間からの命令と言っても過言ではない。
- 主人公:
- ほとんどのバイオロイドは嘘を吐けない。
- こより:
……ちぇっ……やっぱり即興の脚本じゃ騙せなかったか~……
- 主人公:
- 俺の予想は正しかったようだ。