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Transcription
- 主人公:
- カラカスでの事件の事後処理が大方終了した俺たちは、
オルカの拠点であるヨーロッパへ戻ることとなった。 - 主人公:
- 長い海路なので、敵性勢力に遭遇する可能性もあるが、
幸い、艦は何事もなくヨーロッパへ向けて航海中だ。 - 鉄血のレオナ:
司令官、南米にいる間にヴァルハラが消費、補充した物資の整理が完了した。
- 鉄血のレオナ:
長期戦に備えて用意していた物資はカラカスの防衛軍に引き継いだ。
- 鉄血のレオナ:
それ以外の物資はこちらで持ち帰るかたちだが、チョコバーだけはアルヴィスが
盗み食いしていた関係で数量が合っていない。まぁ、アンドバリがあらかじめ 別項目に区分けしているから特に大きな問題はないようになっている。 - 鉄血のレオナ:
しかし、信賞必罰は隊の規律のためにもしっかりと行うべきだ。
これに対する処罰としてアルヴィスにはしばらくの間、 アンドバリの下で倉庫管理を担当させることにした。 - これで少しはアンドバリの大変さが解かればいいけど…
- 主人公:
- 満面の笑みでアルヴィスをコキ使うアンドバリの姿が目に浮かぶ……
- 鉄血のレオナ:
逆にさらに巧みに盗むようになる可能性があるがな……
- 主人公:
- ないとは言い切れないのが悲しい……
- 鉄血のレオナ:
お姉ちゃんとして、もう少し優しくしてあげた方がよかっただろうか?
- 主人公:
- レオナの突然のお姉ちゃん発言に少し笑ってしまった。
- 鉄血のレオナ:
なんだ?何か問題か?
- いえ、何もありません。
- 主人公:
- レオナは少し顔を赤くするが、発言を撤回したりなどはしなかった。
- 鉄血のレオナ:
私たちは“シスターズ”オブヴァルハラだ。何がおかしい。
- 主人公:
- 俺はその姿を微笑ましく思いながら、レオナの報告書にサインした。
しかし、この程度の報告書はわざわざ隊長であるレオナが持ってくるものではない。 むしろ、レオナがサインすれば終わるものだ。 - 主人公:
- つまり、レオナは違う目的で俺のところに来たということ……
- それでこの後は?どうする?
- 鉄血のレオナ:
私たちは陸軍だ。艦でやることなど、皆で集まって映画を観たり、
ゲームをして過ごすくらいだ。 - 主人公:
- それはそうだ。俺も特にやることはない。
- じゃあ、久しぶりに二人っきりで話そうか。
- 鉄血のレオナ:
司令官にそう求められては拒否できないな。
- 主人公:
- レオナはわざとらしくそう言いながら、俺の膝の上に座って、
首に腕を回した。 - 鉄血のレオナ:
いくらダーリンでも重いと言ったら一生許さないからな?
- 軽すぎて何も感じないよ。
- 鉄血のレオナ:
50点だ。ムードがない。
- 鉄血のレオナ:
だが、愛するダーリンだから10点満点中の50点だ。
- 主人公:
- 出会ったばかりの頃からは想像もできない可愛いセリフだ……
- 主人公:
- そんな風に思っていると、レオナと初めて会った時のことを思い出した。
- 鉄血のレオナ:
お前が最後の人間か?ふむ……なんだか頼りないな。
- 鉄血のレオナ:
まぁ、安心しろ。戦の女神が来たのだから。
- 鉄血のレオナ:
自己紹介をしろと?
- 鉄血のレオナ:
私こそが鉄血のレオナだ。説明などこれで十分だ。
- 鉄血のレオナ:
私に相応しい人間になれ。
- 鉄血のレオナ:
何を考えている?
- ちょっとね。
- 鉄血のレオナ:
私といる時は私だけを見て。
- 主人公:
- セリフだけじゃなく、嫉妬するレオナも可愛い。
- レオナのことを考えてたのに。
- 鉄血のレオナ:
それでも私だけを見て。
- レオナ…
- 鉄血のレオナ:
なんだ?
- 可愛い。
- 鉄血のレオナ:
……可愛いだけか?
- 可愛くて、綺麗で、カッコよくて、賢くて―
- 鉄血のレオナ:
ふふふ、よろしい。
- 主人公:
- レオナは嬉しそうにそう言って、俺の頬にキスをした。
- 俺はどうかな?
- 鉄血のレオナ:
どうって?
- 俺はレオナに相応しい人間になれたかな?
- 鉄血のレオナ:
私は今、誰の膝の上に座っている?
- 主人公:
- レオナはゆっくりと俺を抱きしめた。
- 主人公:
- しかしその時、俺の部屋の扉を誰かがノックした。
- 無敵の龍:
龍だ。入室の許可を貰いたい。
- 主人公:
- レオナは俺の膝から降りて、何事もなかったかのように
いつもの鉄血のレオナに戻った。 - いいよ、龍。
- 主人公:
- 俺の返事を聞いて、龍が入ってくる。
- 無敵の龍:
む、先客がいたか。
- どうかした?
- 無敵の龍:
航海日程と編成の修正が必要になったので承認してもらいたい。
- 無敵の龍:
現在の航路から少し離れたところにブラックリバーの秘密補給基地が
あることを確認した。 - 無敵の龍:
いくつかの艦で戦隊を編成し偵察、可能であれば基地を確保する。
- 無敵の龍:
戦隊長はマーリンに任せるつもりだ。
- マーリンに?
- 無敵の龍:
マーリンはベネズエラで副官としての役目を見事に果たしたが、
部隊の長としての能力はまだ未知数だ。 この機会にマーリンの能力を見たいと思っている。 - 鉄血のレオナ:
……焦土化して、旗を立てるんじゃないか?
- 主人公:
- マーリンならやりかねない……
- 無敵の龍:
それなら後日、焦土化作戦を任せてみよう。
- 今回の任務にヴァルハラは必要?
- 無敵の龍:
いや、そこまでではない。
今回の任務の重点は偵察とマーリンの能力を見ることにある。 - わかった。龍に一任するよ。
- 無敵の龍:
感謝する。
- 主人公:
- 龍はそう言うと、俺をじっと見つめていた。
- 主人公:
- 俺は慌ててレオナがキスをした頬に触れると……
- 主人公:
- 手には赤い口紅がついていた。
- 主人公:
- それを見て龍はフッと笑った。
- 無敵の龍:
カラカスでは大変だったからな……気が休まっているようで小官も嬉しい。
- 無敵の龍:
では、小官は失礼する。二人はゆっくりと過ごしてくれ。
- 主人公:
- そう言って龍は部屋を出ていった。
- 主人公:
- するとすぐにレオナは俺の膝の上に座って、さっきのように俺の首に腕を回した。
- ……知ってたの?
- 鉄血のレオナ:
何を?
- 俺の頬に口紅がついてること。
- 鉄血のレオナ:
嫌だったか?
- 頬だけで終わりなら嫌だな。
- 鉄血のレオナ:
ふふふ。
- 主人公:
- すると、俺の唇に柔らかな香りが触れた。
- 主人公:
- しかし、またそのタイミングで俺の部屋の扉がノックされた。
- T-8Wヴァルキリー:
ヴァルキリーです。司令官、入ってもよろしいでしょうか?
- 主人公:
- ……レオナは俺の膝から降りなかった。
- 主人公:
- はぁ……仕方ないか。
- どうぞ、ヴァルキリー。
- T-8Wヴァルキリー:
失礼しま―
- 主人公:
- ヴァルキリーは固まった。
正確には俺の膝に座っているレオナを見て固まった。 - 鉄血のレオナ:
どうした?
- T-8Wヴァルキリー:
あ、はい……艦上射撃…訓練を提案しようと思い……
- 鉄血のレオナ:
なるほど?では訓練計画書を作って私へ送るように。他に用件は?
- T-8Wヴァルキリー:
……ありません。
- 鉄血のレオナ:
そうか、これ以降のスケジュールは?
- T-8Wヴァルキリー:
……ありません。
- 鉄血のレオナ:
それじゃあ…
- 鉄血のレオナ:
…こっちへ来なさい。
- 主人公:
- ヴァルキリーは少し気まずそうに俺とレオナを見つめた。
- 主人公:
- 俺は頷いて見せる。
- 主人公:
- すると、ヴァルキリーはゆっくりと俺たちに近付く。
- 鉄血のレオナ:
ダーリン、足を開いて。
- 主人公:
- 俺は言われるがままに足を開いた。
- T-8Wヴァルキリー:
失礼…いたします。
- 主人公:
- 俺の右足にレオナが座り、左足にはヴァルキリーが座った。
- 鉄血のレオナ:
どうだ?美人姉妹を両足に乗せている感想は。
- まぁ…
- 主人公:
- 気分は凄く良い。
良いんだけど……どうしても両足に感じる重さの違いについて考えてしまう。 - 重さが―
- 鉄血のレオナ:
今言うべきは本当にそれか?
- 主人公:
- 俺の首に巻かれているレオナの腕に少し力が入った。
- T-8Wヴァルキリー:
今回は司令官が間違っています。
- 主人公:
- 俺の腰を抱いているヴァルキリーの腕にも少し力が入る。
- ごめん。冗談です…
- 主人公:
- 俺はそう言って美人姉妹を抱き寄せた。
- 幸せだよ。
- 鉄血のレオナ:
仕事をしてる時とどっちが幸せだ?
- 今の方が幸せだよ。
- 鉄血のレオナ:
即答だな?少しは悩むと思ったが。
- 俺のことを何だと思ってるの?
- 鉄血のレオナ:
仕事ができないと死ぬ狂人。
- T-8Wヴァルキリー:
重度のワーカー…ホリック…
- ……全く包み隠さないね…
- 主人公:
- 俺はさらに二人を抱き寄せる。
- 仕事も好きだけど、みんなのことが大好きだよ。
- 鉄血のレオナ:
……
- それに俺が仕事をすれば誰かの負担が軽くなる。
- T-8Wヴァルキリー:
……
- みんなのためになると思うと…じっとしてられないんだよ。
- 鉄血のレオナ:
……
- 鉄血のレオナ:
もう少し私たちを信じろ。
- 鉄血のレオナ:
私たちが司令官を信じているように、司令官も私たちを信じてくれ。
- 鉄血のレオナ:
私たちは皆、何かをするために作られた存在だ。
足りない面があるとしても、無能な者はいない……一人もな。 - 鉄血のレオナ:
そして、今はほぼすべての事柄がシステム化できる。
- 鉄血のレオナ:
一人が超人的な働きをして全てをこなすのではなく、
皆が普通の働きをするだけで大きなことを為せるのがシステム化の優れた点だ。 - T-8Wヴァルキリー:
司令官は超人ですが……私たちがいます。
- T-8Wヴァルキリー:
司令官がみんなのために働いてくださっているように、
オルカのみんなも司令官のために働きたいのです。 - そんなこと聞いたら、ますます仕事したくなるだろ…
- 主人公:
- 二人を抱く腕にも自然と力が入る。
- …だからこそ……仕事できることが嬉しいんだよ。
- 鉄血のレオナ:
結局そうなるのか。
- T-8Wヴァルキリー:
アルマンさんとコンスタンツァさん、アルファさんに監視態勢を緩めないように
言っておかなければなりませんね。 - ふっふっふ…!俺はそんなことじゃ止まらないよ!
- 主人公:
- 冗談1割、本気9割で言うと、レオナとヴァルキリーは笑った。
- 鉄血のレオナ:
重症だな。これは…仕事のことが考えられないように、
私たちに夢中にさせるしかないな。 - 主人公:
- レオナはそう囁いて、俺の胸を撫でた。
- T-8Wヴァルキリー:
失礼します…司令官。
- 主人公:
- ヴァルキリーは躊躇うような言い方とは裏腹に、
俺の腕をその胸で包み込んだ。 - 主人公:
- ここで何も反応しなければ、人類の滅亡が決定するだろう……
何が言いたいかというと、つまり……これは不可抗力だ。 - 主人公:
- 艦隊がマルセイユに到着した。
- 主人公:
- 港ではオルカの隊員たちが俺を迎えてくれた。
- ラビアタプロトタイプ:
おかえりなさいませ。長い船旅、お疲れ様でした。
何もお変わりありませんでしたか? - うん。長めの休暇をとった気分だよ。
- ラビアタプロトタイプ:
長めというには短すぎますね。
せっかくなのでこのまま休暇を取られてはどうですか? - 仕事が休暇みたいなものだから、大丈夫!
- ラビアタプロトタイプ:
これは、私が前に言われた言葉をそっくりそのままお返し
しなければなりませんね。 - ラビアタプロトタイプ:
まずはご主人様がお休みにならないと、みんながしっかりと休めませんよ?
- 主人公:
- みんなの反応を見るに、もう俺のワーカーホリックジョーク(割と本気)には
慣れてしまったみたいだ。 - 主人公:
- そろそろ新しいジョークを考えないと……
- ヨーロッパの方は何もなかった?
- ラビアタプロトタイプ:
(ウォッチャー、トリアイナ、マーキュリーの三人が、
後で戦力にしようと わざと放置していたAGSを破壊して……) - ラビアタプロトタイプ:
(デカルトボイジャー・サッカがAGSをナンパして回って逮捕……)
- ラビアタプロトタイプ:
(コウヘイ教団が許諾を得ずにご主人様のグッズを大量に作って……)
- ラビアタプロトタイプ:
(さらにサラマンダーが詐欺賭博、アザズは滅亡前の秘密工場で
警備装置を作動させて戦闘が発生……) - ラビアタプロトタイプ:
(スレイプニールはヨーロッパ中でサイン会をし始めて、
テイラーはご主人様を主人公にした官能小説を執筆して裏で販売……) - ラビアタプロトタイプ:
(あと……)
- ラビアタ?
- ラビアタプロトタイプ:
……
- ラビアタプロトタイプ:
何も……
- ラビアタプロトタイプ:
ありませんでした……よ。