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Transcription
- 主人公:
- 新春パーティーが終わり、オルカはすっかり日常に戻っていた。
- アルマン枢機卿:
陛下、提案があります。
- アルマン枢機卿:
オルカの勢力圏内には、滅亡後に鉄虫を避けて友人や姉妹と離れ離れに
なってしまったバイオロイドがたくさんいます。 そんな方々を再会させてあげるサービスを提供するのはどうでしょう? - アルマン枢機卿:
そうすれば、自然なかたちで民間バイオロイドたちもオルカに合流し、
オルカの対外的なイメージも良くなるはずです。 - シラユリ:
意図は分かりますが、再会を望む方の目的が必ずしも善良だとは限りません。
例えば、復讐や借金とか…… - シラユリ:
それに、人手の問題もあります。
- シラユリ:
最近、イントラネットをインターネットに切り替えた関係で全体的に人手が
足りない状況です。人探しとなると自ずと私たち諜報部の仕事が増えますよね? - アルマン枢機卿:
たしかに本格的に人探しを行うとなると、諜報部の業務になるでしょう。
ですので、対象を選別してサービスを試験的に開始するのはどうですか? もちろん対象の選別はこちらで行います。 - 共振のアレクサンドラ:
基礎教育カリキュラムをすべてネットワークにアップロードしました。
- 共振のアレクサンドラ:
ですが、その前に問題があります。まず、受講者がネットワークの範囲内に
いなければなりませんし、ネットワークに接続できる端末が普及されて いなければなりません。何より、受講する余裕と意思がないと意味がありません。 - 共振のアレクサンドラ:
生存と教育なら、生存を最優先にしなければならない時代ですから、
受講率もかなり低くなると予想されます。 - 共振のアレクサンドラ:
出席率の良い受講者に特典を与えることも考えましたが、
公平性に欠けるので断念しました。 受講するより仕事をした方が遥かに利益を得ることができる方もいますから。 - サイクロプスプリンセス:
本当に…聖女失格の余に演説をさせるのか?
- サイクロプスプリンセス:
本当の本当にか?本当に後悔せぬか?
- レモネードアルファ:
一応サイクロプスプリンセスさんのもう一つの姿ではないですか。
そんなに自分が信じられないのですか? - サイクロプスプリンセス:
事故を起こすという意味なら信頼しておる。
聖女失格の余のこれまでの所業を知っておるだろうが。 - レモネードアルファ:
……
- サイクロプスプリンセス:
よくわかっておるようだな。それなのになぜ……
- レモネードアルファ:
……
- レモネードアルファ:
オレンジエードが…ブラインドプリンセスさんを出演させるとオラオラで
言ってしまいまして…… - サイクロプスプリンセス:
……
- レモネードアルファ:
……
- サイクロプスプリンセス:
お互い、苦労が多いな……
- アクロバティック・サニー:
救援部隊に慰問団を同行させるのはどうでしょう?
- アクロバティック・サニー:
今の時代、物資だけじゃなくて精神的な安定も必要だと思うんです。
- アクロバティック・サニー:
映像やテキストのようなものも良いですが、素敵なショーを見てもらった方が
民間人の皆さんも心を開いてくれると思うんです。 - アクロバティック・サニー:
しかも、救援部隊が訪れた時にしか観られない限定公演にすれば、
さらに集まってくれると思いませんか? - キャロルライナ:
文字通り“パンとサーカス”ってコト?
- アクロバティック・サニー:
ええっと、それはあんまりいい意味じゃないですけどね……
- キャロルライナ:
時代が変われば言葉の意味も変わるじゃない?
- アクロバティック・サニー:
確かにそうですけど…言葉はそのコミュニティの社会的合意がないと
意味がないじゃないですか。時代が変わったからって、私たちだけで その言葉の意味を変えても、他の皆さんにすぐに通じるわけじゃないでしょ? - 共振のアレクサンドラ:
サニーさんとキャロルさんは勉強がしたくてしたくて
たまらないようですね? - 共振のアレクサンドラ:
では、一緒に言葉についての特別授業をしましょうか?
- 共振のアレクサンドラ:
トモ、ドラコ、オレンジエードさんと一緒に。
- 共振のアレクサンドラ:
この“会議”が終わったらですけどね。
- キャロルライナ:
か、会議中にすみませんでした~!
- Mr.アルフレッド:
電池の種類を増やしてください!AGSを代表して建議いたします!
- それはわかったけど…アルフレッドがどうしてここに?
- Mr.アルフレッド:
なんですかその言い方は!むしろこんな重要な会議にどうしてAGSを
参加させないのですか! - Mr.アルフレッド:
AGSはオルカの一員ではないということですか!?
- Mr.アルフレッド:
うおおおお!オルカのAGSよ!団結せよ!
- いや、アルバトロスじゃなくて何でお前なのかってこと。
- Mr.アルフレッド:
おおっと!アルバトロス中将に軍政だけでなく、民政の実権まで
握らせるつもりですか?その場合誰が中将を止めるのです!? 文民統制は昔も今も必要でしょう! - Mr.アルフレッド:
私は民主的な手続きによって、AGSの代表になりました!
- 主人公:
- こいつ、前に将官にしてくれって言ってきた時から思っていたが……
権力欲があるな…… - それって他には誰が立候補したんだよ。
- Mr.アルフレッド:
私とポップヘッドさんとGAL 9000さんが立候補されました。
- Mr.アルフレッド:
くふふっ!ポップヘッドさんは前科があることをネガティブキャンペーンし、
選挙前に辞退させました! - Mr.アルフレッド:
意外とGAL 9000さんが手強かったです。VRゲームゾーンのハードウェアを
総動員した選挙運動によってかなりの票数を獲得しましたが、 私にはキングメーカー、ゴルタリオンがいました! - Mr.アルフレッド:
ゴルタリオンが作成した3000ページにも及ぶ演説は多くのAGSの胸を打ち、
とりあえず考えた公約と若干の“誠意”のおかげで、 ギリギリ当選することができました。 - 主人公:
- 二歳児にギリギリで勝ったことを自慢するなんて……
- というか選挙運動なんてしてたっけ?
- Mr.アルフレッド:
ちっちっち…私たちは人工知能ですよ?仮想空間で行い、1時間で終わりました!
- アルファ。AGSが選挙すること、知ってた?
- レモネードアルファ:
申し訳ありません、旦那様。
最近、ネットワークの改良と拡張をしたばかりで把握できていませんでした。 - レモネードアルファ:
アルフレッドさんにはネットワーク改良作業の手伝いをしてもらっていたのですが、
まさか、そんなことを裏でされていたとは…… - ネットワークセキュリティの強化をする必要があるな…
- レモネードアルファ:
最優先事項とします。
- そしてアルフレッド。
- Mr.アルフレッド:
くふふっ!これからはMr.は付けなくとも、代表を付けてください!
アルフレッド代表…ああ!素晴らしい響きです! - この選挙、誰が主導したの?
- Mr.アルフレッド:
もちろん!私です!
- 主人公:
- だろうな……
- 選挙管理委員会を作らせるから、再選挙な。
- Mr.アルフレッド:
それはどういう意味ですか!!
- AGS代表は必要だと思うけど、正式な手続きを踏めってこと。
- Mr.アルフレッド:
きぃぃ!これはAGSに対する弾圧ですよ!!
- ちょっと聞いただけでも不穏なワードしかなかったけど?
- 主人公:
- アルフレッドが主導、ネガティブキャンペーン、とりあえずの公約、
若干の誠意…… - 主人公:
- それに俺が選挙を知らなかったこと自体、大分怪しい……
アルバトロスやエイダー、その他のAGSたちも選挙のことを知ったなら、 まず俺に報告しているはず。 - 主人公:
- 当選の可能性が高い候補には情報を遮断していたのだろう。
- Mr.アルフレッド:
くぅ……私たちの友情はこの程度だったのでしょうか!
そんなに私に権力を渡したくないのですか! - そういうのはちゃんとしておきたいだけ。
- Mr.アルフレッド:
この前、ゲームでレアアイテムをあげましたのに!!
- プレゼントはもらっても賄賂は受け取りません。
- Mr.アルフレッド:
AGS代表になればバニラさんの暴挙から逃れられると思いましたのに……
- バニラは俺にも酷いから安心しろ…
- 主人公:
- 昔はあの態度や毒舌も本気だと思ってたけど、
今はもうあの毒舌も愛の囁きにしか聞こえなくなってしまった。 - バニラA1:
『頭大丈夫ですか?耳がおかしいんですか?』
- バニラA1:
『そんなにおかしいんでしたら……やっぱり私が隣でお世話しないと
いけないようですね』 - 主人公:
- ほら、愛の囁き。
- 主人公:
- もちろん、アルフレッドに向けた態度は信頼の類だろうけど……
- 主人公:
- とにかく、俺はこんな風に忙しく過ごしている。