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Transcription
- 主人公:
- 戦闘報告を兼ねた指揮官会議が終わり、俺は自分の部屋へ戻った。
- 主人公:
- すべて順調に進んだ。だが、それは運が良かっただけだ。
- 主人公:
- そう、運が良かっただけ。
- 主人公:
- 運良く鉄の塔を発見できた頃に、ファフニールがハーカに乗って現れた。
- 主人公:
- そして、そのファフニールはハーカを鉄の塔にぶつけ、
運良く鉄の塔を破壊することができた…… - 主人公:
- 運良く新たな鉄虫が現れて、
- 主人公:
- 運良く退却してくれた。
- 主人公:
- 運が良かっただけだ。
- 主人公:
- 一つでも違っていたら……
- 主人公:
- 全滅していたかもしれない。
- 主人公:
- 結果は良かったかもしれない……
でも、俺の判断、俺が下した決断は正解じゃなかった。 - ラビアタプロトタイプ:
大丈夫ですか?ご主人様……
- 俺は間違えたんだ……俺がちゃんと判断できていれば……
- ラビアタプロトタイプ:
ですが、私たちは生きています。生き残りました。
- 運が良かっただけだ。
- ラビアタプロトタイプ:
あの時、あの場にいた私たちはご主人様の判断に同意しました。
ご主人様一人の判断ではありません。 - でも、俺がそう決めたから、みんなは俺に同意―
- 主人公:
- その先を言うことが出来なかった。
- 主人公:
- ラビアタが俺を抱きしめた。
- ラビアタプロトタイプ:
もう終わったんです。ご主人様。
- ラビアタプロトタイプ:
私たちは目標を達成し、危機は過ぎ去りました。
- ラビアタプロトタイプ:
反省はしても後悔はしないでください…自分を責めないでください。
取り返しのつかない事は起きてないじゃないですか… - ラビアタプロトタイプ:
私たちは鉄虫の拠点を破壊することが出来ました。
- ラビアタプロトタイプ:
鉄虫の侵攻があって以来、初めての偉業です。
- ラビアタプロトタイプ:
滅亡前の人類には成し遂げられなかった事です。
- ラビアタプロトタイプ:
自信を持ってください。
- 主人公:
- ……そうだ……
- 主人公:
- ラビアタの言う通り、今は自分を責めている時じゃない。
- 主人公:
- 俺たちは生き残り、鉄虫が作った大規模な拠点を潰した。
- 主人公:
- 最高ではないが、最善の結果ではある。
- 主人公:
- ひとまずは喜ぼう。
そして、二度とこんなことが起きないように今回の件を分析する。 - 主人公:
- でも……
- …俺たちは大切な子たちを失った。
- ラビアタプロトタイプ:
……
- 主人公:
- ファフニールとスターリングを……
- 主人公:
- 例えオルカの隊員ではなくても……オルカを救ってくれた二人を……
- 主人公:
- 二人をどう弔うかを話し合っていると……
- マーリン:
ただいまー!!!!アーサー!!!!マーリンちゃん、ここに帰還!!!!
- マーリン:
って、あれ?何この空気?換気した方がいいんじゃない?
- マーリン:
ここはポセイドン伝統の鉄板一発芸を……
- おかえり、マーリン。
- マーリン:
……本当にどうしたの?脱ぐ?全裸になったら元気になる?
- ……まず何から説明したらいいか……
- マーリン:
あ、そういや帰って来る途中で拾ったんだけど……
- 主人公:
- マーリンはそう言ってドアを開けた。
- 主人公:
- すると……
- ……
- 主人公:
- ファフニールとスターリングが入ってきた。
- え?どういうこと?
- ファフニール:
ふふん!このファフニールが簡単に死ぬわけないでしょ?
- スターリング:
ギャグキャラは死にませんからね……
- ファフニール:
え?スターリング、お前ってギャグキャラだったの?
- スターリング:
あんたですよ……
- スターリング:
とにかく説明しますと……
- スターリング:
リーダー。
- スターリング:
今まで散々酷いことを言ったり、バカにしたり、コケにしてきましたけど……
- スターリング:
……
- スターリング:
リーダーにはいつも感謝してました。
- スターリング:
リーダーがいなかったら、私はまだ研究所にいたでしょうから……
- スターリング:
私もハーカも……
- スターリング:
リーダーのおかげで今があるんです。
- スターリング:
だから、ここまでついてきたんです。
- スターリング:
リーダーと一緒に死ぬのもそんなに悪―
- ファフニール:
え?死なないわよ?
- スターリング:
……黄金24,000tを積んだ飛行船がもうすぐ鉄の塔に衝突するんですよ?
- スターリング:
もしかして死なないと思ってるんですか?
- ファフニール:
途中で飛び降りたらいいじゃない。
- スターリング:
何言ってんだ?こいつ。
- スターリング:
本当に最後までバカなんですね。
- スターリング:
この高度と速度ですよ?バカだから分かんないでしょうけど、
気圧とか気体密度とか、温度とかとんでもないんですよ? - ファフニール:
つまり、タイミングよく飛べばいいってことでしょ?
- ファフニール:
昔、飛行機からパラシュートなしで飛び降りたことあるけど生きてたし!
しかも今回はパラシュートもあるから大丈夫よ!! - スターリング:
あのですねぇ!水平飛行してる飛行機から飛び降りるのと、
高速で落下してる飛行船から飛び降りるのは、ぜんっぜん違いますから!! - ファフニール:
やったら死なないかもしれないけど、やらなかったら絶対死ぬでしょ?
- ファフニール:
だったらやった方がいいわね!
- スターリング:
やったら苦しんで死ぬかもしれないけど、
このままハーカと落ちれば楽に死ねるかもしれないでしょ!!! - ファフニール:
やってみなきゃ分からないじゃない。
- ファフニール:
さぁ!行くわよ!
- スターリング:
やだぁぁぁ!!!このまま楽に死なせろぉぉぉ!!!!!
- ファフニール:
死なない死なな~い!
- スターリング:
私は頭脳派なの!!脳筋のあんたとは違うんだよぉぉぉ!!!
- ファフニール:
さぁ!行くわよ!
- ファフニール:
ファフニール!キーック!!!
- スターリング:
ギャアアアアアアアアア!!
- スターリング:
このバカ尻尾女ァァァァァァァァァ!!!
- ファフニール:
(わ、私、泳げないのよぉぉ!)
- スターリング:
(私に掴まるな!泳げないでしょーが!!)
- ファフニール:
(無理無理無理!!助けてぇぇぇ!)
- スターリング:
(嘘でしょ……せっかく助かったのに、結局溺死するなんて……)
- スターリング:
(まず、落ち着いて!手を放してください!ちゃんと助けますから!!)
- スターリング:
(掴まるなって言ってるだろ!バカ!!うぅ……死ぬ……!ほんと死ぬ……)
- マーリン:
大物だぁ!!!!
- ファフニール:
げほっ!げほっ!げほっ!!
- スターリング:
こほ!こほ!こほ!
- スターリング:
あ、あり……けほっ!ケホッ…ありがとうございます…!はぁ、はぁ……
- マーリン:
ぐはは!私ちゃんは征服王マーリン!お前たちは私ちゃんが釣ったから
今日から私ちゃんのものだ! - スターリング:
……なんだこの変なの……
- スターリング:
せっかく生き延びたのに、海賊に捕まったの……?
- マーリン:
そうだ!お前たちをお湯にぶち込んだ後、美味いご飯を無理矢理食わせて
何があったかを吐かせ!私ちゃんのボスに捧げるまで、 ふかふかのベッドがある部屋に叩き込むから覚悟しろ! - ファフニール:
……どうやら戦わないといけないみたいね!
- スターリング:
……言い方が変ですけど、風呂とご飯と部屋を用意してくれるってこと
みたいですよ。 - マーリン:
どうかな?実は巧妙な罠かもしれないよ?
- マーリン:
って、ちょっと待って。タオル持ってくるね。
- ファフニール:
……
- スターリング:
……
- ファフニール:
助かったわね。
- スターリング:
……
- ファフニール:
言ったでしょ?死なないって。
- スターリング:
……
- ファフニール:
生きてるってことはそれだけで素晴らしいことよ。喜びなさい?
- スターリング:
……
- ファフニール:
……喜ぼう。
- ファフニール:
……龍の巣も……
- ファフニール:
お宝も全部なくなっちゃったけど……
- ファフニール:
あ…全部なくなったってわけじゃないわね。お前は私のものだし……
- スターリング:
ちょっと黙ってもらえます?
- ファフニール:
もぉ……
- ファフニール:
こういうことよ!
- スターリング:
私が説明してたのに、いいトコだけ持っていって……
- ファフニール:
いいじゃない!
- スターリング:
……とにかく、こういうことです。司令官さん。
- ハハハハ!
- 主人公:
- 急に笑いが込み上げてきた。
- 主人公:
- 本当に……本当によかった。
- 主人公:
- 俺はまずマーリンを抱きしめた。
- マーリン:
わーお!アーサー?私ちゃんも一応人前は恥ずかしいっていうか~……
- マーリン:
でも、アーサーが望むならそういうプレイも……いいよ。
- ありがとう!マーリン!
- 主人公:
- そのままの勢いでファフニールとスターリングを抱きしめようと思ったが、
止めた。 - 主人公:
- 二人はオルカじゃなかったな……
- 主人公:
- 俺はスターリングに手を差し出した。
- ありがとう、スターリング。
- スターリング:
いいえ、光栄です。司令官さん。
- ありがとう、ファフニール。
- ファフニール:
当然よ!感謝しなさい!
- ファフニール:
お宝を全部捨ててあの塔を吹き飛ばしたのよ!
お礼はそれに見合ったものじゃないと許さないからね! - スターリング:
みっともないからやめてください……
- スターリング:
でも……何もないってことはないですよね?
- スターリング:
司令官さん、私のお願いを聞いてもらえますか?
- もちろん。何かな?
- スターリング:
私を含むハーカの乗組員全員をオルカに入れてください。
- スターリング:
どこかの誰かさんのせいで住む家を失ってしまったので。
- わかった。ようこそ、オルカへ。
- ファフニール:
……
- スターリング:
ファフニールはどうする?
- ファフニール:
ファフニール!?きゅ、急に呼び捨て!?しかも敬語じゃない!!
- スターリング:
だってもう私の上司は司令官さんになったので。
- ファフニール:
う!裏切りものー!
- スターリング:
それでどうする?
- ファフニール:
……
- ファフニール:
もぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
- 主人公:
- ファフニールと彼女の部下たちがオルカに加わった。
- 主人公:
- ……戦いは最高の結果で終わることができた。