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Transcription
- チョナ:
…とにかく、そーゆーわけで手伝ってほしいんだけど。
- ワーグ:
……
- ワーグ:
まさかワンワンと鳴けというつもりか……
- チョナ:
え?いや、違うよ……
- チョナ:
あんた神社で働いてるから顔が広いでしょ?だから動物を連れてる子たちを
紹介してもらおうと思って。 - ワーグ:
な、なるほど。すまない、勘違いしてしまった。
- チョナ:
うーん……?
- チョナ:
ワンちゃん、もしかしてこの前カイロちゃんと熱~い夜を過ごした時に
ワンワン鳴いちゃったことだと思っちゃった? - ワーグ:
そ、そんなわけ…!そもそも、私はそんな声で鳴いたことなどない!
おかしなことを言うな! - チョナ:
シークレットネットワークに映像が上がってるの知ってるよね?
どっちが正しいか一緒に観てみる? - ワーグ:
……
- ワーグ:
く、くぅ……そ……そうだ……
- チョナ:
よく聞こえないなぁ~?
- ワーグ:
ワンワン鳴いた…………
- チョナ:
あはははっ!何だその顔!超かわいい~!
- ワーグ:
……後で覚えておけ……
- チョナ:
そんなセリフ吐く人ほんとにいたんだ~
- チョナ:
それにしても……言われてみれば気になるかも。
- ワーグ:
何がだ。
- チョナ:
ワーグがワンワンって鳴いた声は何て翻訳されるのかなって?
たぶん「主様~好きでしゅ~とっても良いでしゅ~」かな? - ワーグ:
…ううぅ…!翻訳されるわけないだろう!私は動物ではない!
- チョナ:
ヒトも動物だけど?
- チョナ:
あ、でも…バイオロイドって動物とは言えないのかな?
バイオロイドって何に分類されるの? - ワーグ:
し、知らん!ともかく…主様のことがす、好きなのは事実なのだから、
その言葉は否定はしない…… - ワーグ:
君子は食言をしないものだ。
- チョナ:
しょくげん?
- ワーグ:
一度吐いた言葉は飲み込まないという意味だ。
- チョナ:
そう?じゃあ、この言葉についてはどう思いますぅ?君子ワーグさん?
- ワーグ:
言葉?
- チョナ:
ほら、カイロちゃんに言ってたでしょ?
率直に言おう……私は貴様のことを主人と思うつもりは― - ワーグ:
わあああっー!わあああー!
- ワーグ:
…お前……平然と痛いところを突くな……
- チョナ:
後で後悔するようなことを言うからだよ。
- ワーグ:
…幼い頃の私が未熟で愚かだったせいだ。
きっと今の私なら主様のことをすぐに理解し、あんな言葉を吐くこともなかった… - チョナ:
幼い頃って…あんたがうちに来たのってそんな昔じゃなかったでしょ……
- ワーグ:
……う……とにかくもうやめろ。
私に用事があってきたのだろう?それを済ませろ。 - チョナ:
ああ、そうだった。ごめんごめん、あんたの反応が面白くてすっかり忘れてたよ。
- ワーグ:
……一発殴っていいか。
- チョナ:
あんたに殴られたら死ぬでしょ。
- ワーグ:
知っている。
- チョナ:
……
- ワーグ:
何をそんなに緊張している?冗談だ。気にするな。
- チョナ:
いや、本気で殺す気だったでしょ……
- ワーグ:
殺すにしても、まずはお前がトイレ掃除をしてからだ。
いつになったらやるつもりだ? トイレ掃除を賭けて“スチールラインファイター VI”で勝負して負けただろう? - チョナ:
いや、あれは無効でしょ。私が勝ってたのに殺気出してきたじゃん。
それで私の操作がゴチャって負けたんだから! - ワーグ:
この機会にお前に相応しい言葉を教えてやろう。
- チョナ:
……何?
- ワーグ:
敗軍の将、兵を語らず。
- ワーグ:
勝負に負けた者に文句を言う資格は無い。
- チョナ:
ああ、そういうこと?もう一回やろうよ!次は負けないから!
- ワーグ:
断る。
- チョナ:
なんで!
- ワーグ:
お前はそもそも弱すぎる。私は弱いゲーマーとは戦わない。
- チョナ:
…弱い?あんたブロンズじゃん!私はゴールドなんだけど?
- ワーグ:
ブロンズに負けたということは……そのゴールドはメッキなのではないか?
- チョナ:
へぇ~……煽るじゃん。今やっても勝てないからやんないけど、
寝てる時はせいぜい気を付けなよ…… - ワーグ:
ふん、挑戦ならいくらでも受けてやろう。
- ワーグ:
まぁ、とにかく動物を連れている隊員の話に戻る。
……コンスタンツァは訪ねてみたか。 - チョナ:
コンスタンツァのところにはもう行ってきたよ。ボリの声も録音した。
- ワーグ:
だとしたら、次はセティはどうだ。
- チョナ:
いいね。私もタイガーとは一度話してみたかったんだ~……
そんで、タイガーが終わったらブリュンヒルドの…… - ワーグ:
ブリュンヒルドの狼は動物でもバイオロイドでもないロボットだぞ。
- チョナ:
あ、そうなんだ。じゃあ、その後はダークエルブンのとこに行った方がいいね。
- チョナ:
あとは…似た種類になっちゃうかもだけどエンプレスとスレイプニールのとこかな。
そんで、最後はやっぱり…… - 薔花:
……
- 薔花:
それで、アタシのとこに録音しに来たと……?
- ワーグ:
そうだ。
- 薔花:
動物の声よね。
- ワーグ:
そうだ。
- 薔花:
…それでどうしてアタシのところに来るのよ。
- チョナ:
にゃんにゃ~ん?
- チョナ:
薔花にゃ~ん?分かんにゃいの~?
- チョナ:
ちょっと考えてみたら分かるんじゃにゃいかにゃ~?
- 薔花:
殺されてぇのか……
- チョナ:
いやさ~、サンプルを20種類って言われたんだけど、
もう録音する動物がいないじゃーん? - チョナ:
だから、あんたがいつもカイロちゃんにしてるみたいにニャンニャンしてよ!
- ワーグ:
私も……ワンワン……ってしたぞ……
- 薔花:
ふざけてねぇで箱舟のデータベース探せよ!
動物の音声データとか死ぬほどあんだろうが! - チョナ:
……
- チョナ:
ショックなんだけど……
- ワーグ:
私もだ……
- 薔花:
…ンだよ、その反応は…
- チョナ:
私……薔花より馬鹿って……こと?
- ワーグ:
…恥ずかしい……穴があったら入りたいとはこのことだ……
- 薔花:
口に爆弾突っ込んでやりてぇ……
- ワーグ:
おやつ代を没収されたくなかったら口には気を付けろ。
今週は正しくて綺麗な言葉を使う週間だ。悪口は禁止だ。 - 薔花:
今のは爆弾を突っ込みたいって言っただけだから悪口じゃねえだろ
- ワーグ:
……
- ワーグ:
薔花に二度も正されるだなんて……屈辱だ……
- 薔花:
テメェ……やっぱ殺す。今すぐ複製してこいよ。
- ワーグ:
主様が悲しむ。やめておけ。
- 薔花:
オイ、逃げんな!
- チョナ:
とにかく薔花の言う通り、箱舟のデータベースから音声データを
ダウンロードして持っていこう。 - チョナ:
うん、これでミッション達成!ありがと、二人とも!あとで何かおごったげる。
- ワーグ:
……
- ワーグ:
うーん……
- チョナ:
なに?なんでそんな難しい顔してんの?
- ワーグ:
いや……今になって気が付いたのだが……
- チョナ:
え、また薔花より馬鹿案件?
- ワーグ:
うっ……、翻訳機というのはつまり、声を出さなければならないだろう?
- 薔花:
あー、考えてみたらそうね。
- 薔花:
ヘビって声出せんの?
- チョナ:
…ヘビ……は声……
- チョナ:
……出せないよ。声帯がないから……
- チョナ:
はぁ……ダメじゃん……
- 解体者アザズ:
…はい、私もあとでデータを収集する必要がないことに気が付いて、
チョナさんを探していました。 - 解体者アザズ:
すみません。
- チョナ:
うう……
- チョナ:
…まぁ……もうデータは集めちゃったし、いいよ。
はい、これが録音したデータと箱舟のデータね。 - チョナ:
私は使えなくてもいいから、みんなの役に立つ翻訳機作ってね。
- 解体者アザズ:
いえ、今回は私のミスです。私が必ずヘビの言語も理解できる翻訳機を
作ってみせます。 - 解体者アザズ:
そもそも音声データのみを収集しようとしていたのが間違いでした。
動物とコミュニケーションをとるためには音声と同じくらいに行動も 重視すべきです。 - 解体者アザズ:
ということで、行動データも翻訳機に入れます。
- System:
エラー!エラー!データ量が多すぎます!!
- System:
記憶容量を超える膨大な量のデータを検出、自爆シーケンスを実行します!
- チョナ:
…自爆!?
- 解体者アザズ:
あ、小型なので自爆装置がうまく作動するか心配してましたが、
問題なく自爆できそうですね。 - チョナ:
翻訳機がどうして自爆するの!?
- 解体者アザズ:
どんな創造も破壊からと言うじゃないですか?
ですから、創作意欲を掻き立てるために自爆機能を搭載してるんです。 - System:
60秒後に爆発します。近くにいる方は至急退避してください。
59、58…… - チョナ:
……
- チョナ:
翻訳機は諦めるしかないみたいだね……
- 解体者アザズ:
はい?その必要はありません。チョナさん。
データストレージの容量を増やせばいいだけですので。 - チョナ:
でも、自爆装置は外してね?
- 解体者アザズ:
ちょっと考えさせてください……
- チョナ:
……
- チョナ:
…じゃあやっぱいいよ。
- 解体者アザズ:
チョナさん?待ってください、チョナさん。
- 解体者アザズ:
まだ結論は出してません。考えさせてください。
- 解体者アザズ:
チョナさん……
- System:
…3、2、1…0。
- System:
爆破。
- ドラキュリナ:
何!?何の音!?
- ドラキュリナ:
私の部屋の方からすごい音がしたんだけど……
- ドラキュリナ:
……
- ドラキュリナ:
また何かが爆発したのね……
- ドラキュリナ:
ハハハ……
- ドラキュリナ:
……
- ドラキュリナ:
もう何回目よ!アザズ出てこい!!アザァァァズ!!
- ドラキュリナ:
出てこぉぉぉぉい!!
- エタニティ:
こうして、<動物言語翻訳機事件> は幕を下ろしました。
- ドラキュリナ:
…ああ、ほんっとーに馬鹿な事件だったわ……
- ドラキュリナ:
あの後アザズを捕まえて部屋を修理させたけど、
しばらく部屋がなくてホント大変だったんだから。 - ドラキュリナ:
まぁ今度は爆発程度じゃ絶対に壊れない壁にさせたし、
前よりは安心できると思うんだけど。 - エタニティ:
まぁ、ドラキュリナ、ポジティブな考えで素敵ですね。
- ドラキュリナ:
…こんな風に前向きに考えないとストレスで死んじゃうからよ!!!
- エタニティ:
ですが、この時のドラキュリナはまだ知らなかったのです……
- ドラキュリナ:
…何!?急に語り出したんだけど!?
- エタニティ:
この後、あんな大事件に巻き込まれてしまうだなんて……
- ドラキュリナ:
待って!?本当に何!?あんた達また何かやらかしたの!?
- エタニティ:
その話はまた生きていたら……
- エタニティ:
次回もドラキュリナと地獄に付き合っていただきましょう。
- ドラキュリナ:
地獄!?ちょっと待って!待って!!最後まで説明しろ!!
- ドラキュリナ:
何があるの!?アザズが何か仕掛けてんの!?ねぇ!!!
- ドラキュリナ:
説明しろぉぉ!
- - :
<動物言語翻訳機> END…?