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Transcription
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- そして…
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- 第二次連合戦争が始まった。
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- 第一次連合戦争に勝利した企業たちは、政府の顔色をうかがう必要が
なくなったことによりタガが外れ…… - :
- 市街戦ではなく、総力戦を各地で行い、
- :
- そこにPECSと伝説サイエンスがそれぞれの勢力に参加して
戦火はさらに拡大… - :
- 資本対資本の対立に数え切れないほど多くの人々が犠牲となったのだった。
- 研究員A:
凄い……
- 研究員A:
こんな生物が存在するなんて…
- 研究員B:
そうですね…
- 研究員B:
私も研究一筋でやってきましたが…
- 研究員B:
こんな生体構造は初めて見ます。
- 研究員A:
なんて生物なんだ……本当に信じられない。今も夢を見ているようだよ。
- 研究員B:
おお…… NW101の検査結果が出ました。
- 研究員A:
ついに来たか!さぁ、何が出てくる……?
- 研究員A:
……これは…いや……
- 研究員B:
…どうしたんですか?
- 研究員B:
…な、なんで……
- 研究員B:
これは……こんなことって……
- 研究員B:
人間の脳波とほぼ同じ波長を出している……?
- ???:
―ギ――
- 研究員A:
近くにいる高等脊椎動物の波長を真似るのか?
- 研究員B:
どうですかね…というより…
- ???:
ーーキキーーーーー
- 研究員B:
ここ……この一定の波長を見てください、これを見る限り
本来持っている固有のもののような気がします。 - ???:
―――――――キギ―――
- 研究員B:
え……?
- 研究員B:
……あの、後ろ……
- 研究員A:
後ろ?
- 研究員A:
後ろに何が……
- :
キャァァァァアッ!!!
- :
- 歩哨用AGSが突如暴走し、人々に向かって銃を乱射し始めた。
- 研究員A:
こんな時に…敵襲か!?
- 研究員A:
あれは三安のロゴだぞ…?
- 研究員A:
みんな!頭を下げろ!!
- :
- NW101は研究所のコンピューターを掌握し、
- :
- 三安の先端通信装置を使って、解析不能な複数の波長を宇宙座標へ送出した。
- :
- そして……
- :
- 空から一斉に“何か”が降り注いだ。
- 男:
コンスタンツァ!
- 男:
俺の言うことが聞けないのか!?何を躊躇ってる!!
- 男:
早く!撃て!!!
- コンスタンツァS2:
人間様、これ以上近付けば発砲します!
- コンスタンツァS2:
…最後の警告です!
- 男:
何言ってるんだ!!!
- 男:
お前にはあれが人間に見えるのか!?
- 男:
俺と見比べてみろ!
- コンスタンツァS2:
…け、警告はしました、“制圧射撃”を開始します…!
- 男:
クソ!……この役立たず!!
- :
- また別の場所では…
- ケルベロス:
奴らが中まで入ってきました!
- ケルベロス:
応援が必要です!
- シティーガード隊員:
おい!要請した応援はいつ来る!
- シティーガード隊員:
もう俺達だけでは奴らを止められない!早く応援を!!
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- 人類は突然の侵攻になす術がなかった。
- 贖罪のマリア:
…坊ちゃま、いま外はとってもあぶないので…
- 贖罪のマリア:
私のそばから離れてはいけませんよ?いいですね?
- 少年:
どうなってるの…?
- 贖罪のマリア:
私にもよくわかりません…
- 贖罪のマリア:
天から降りてきた人間様たちが……
- 贖罪のマリア:
地上の人間様たちを傷つけています……
- 少年:
僕は…ママと一緒なら大丈夫だよ。
- 少年:
ママ、僕と最後まで一緒にいてくれるよね……?
- :
- 世界には瞬く間に血の臭いと悲鳴が満ちていき…
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- まさに地獄と化した。