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Transcription
- モモは結局、白兎の説得に失敗して落ち込んだ姿でオルカに帰ってきた。
数年ぶりの再会があんなのであれば、いくらモモでも傷つくだろう。 - 主人公:
- どこからか暖かい風が吹いてレアが現れた。そしてモモを優しく抱きしめた。
- 魔法少女マジカルモモ:
…どうしたらいいんでしょう…白兎ちゃんがモモの言葉を信じてくれません…。
ずっとポックル大魔王が鉄虫を召喚したんだの一点張りで…モモは…!モモは洗脳なんてされてないのに…! - オベロニア・レア:
モモさん…可哀そうに…
- 魔法少女マジカルモモ:
このまま放っておいたら、白兎ちゃんが危ないのに…
- オベロニア・レア:
モモさん?私にいい考えがあります。
- 魔法少女マジカルモモ:
え…?いい考え…?
- オベロニア・レア:
先ずは私たちが白兎さんの話に合わせてあげます。
- オベロニア・レア:
そして、少しずつ…少しずつ…白兎さんの行動を変化させていきましょう。
- 魔法少女マジカルモモ:
いいアイデアだと思います…。でも…
- 魔法少女マジカルモモ:
白兎ちゃんは、自分が認めた魔法少女以外はすべて一般人と認識するみたいで、
まったく相手にしないんです…。 - オベロニア・レア:
それも心配しないでください。良い考えがありますから。
- オベロニア・レア:
白兎さんが魔法少女以外をただの一般人だと思うのなら…
私たちが魔法少女に変身してしまえばいいんです! - オベロニア・レア:
白兎さんが登場した「八月の満月夜」覚えていますよね?
- 魔法少女マジカルモモ:
え?はい、もちろんです。
- オベロニア・レア:
私たちが「八月の満月夜」の新しい魔法少女の四人になればいいんです!
素敵だと思いませんか? - ……………は?
- 魔法少女マジカルモモ:
レアさんが…新しい魔法少女?
- トリアイナ:
え?ちょっと待って?
レア?レア?質問いい? - オベロニア・レア:
は~い、何でも聞いてください?魔法少女ですから!
- トリアイナ:
どう考えても四人の「魔法少女」っておかしくない?
- トリアイナ:
レアは「魔法少女」っていうより「魔法熟女」って感じじゃないかと思いまーす!
- オベロニア・レア:
…………そ、そのような見方も…あるかも…しれません…ね…おほほ…おほほほほ…
- 主人公:
- …レアの髪が一瞬にして逆立つ。
トリアイナの質問の他に理由がないなら、これはレアの「放電現象」の前触れだ。 - トリアイナ:
あわわわわ…魔法淑女…?違う~えーと…
…魔法大学生?あはは~!頭良さそうだね! - …トリアイナ、今すぐここから逃げろ…
- トリアイナ:
…そうさせてもらいまぁぁぁぁす!!
- オベロニア・レア:
……
- オベロニア・レア:
こほん。…ありがとうございます、ご主人様。思わず我を忘れてしまい…
- どういたしまして
- 魔法少女マジカルモモ:
あの、それでレアさん…?新しい魔法少女の話を続けてくださいますか?
- オベロニア・レア:
あら~私ったらいけないいけない…ふふ…ごめんなさい、モモさん。
では話を続けますね。 - オベロニア・レア:
魔法少女…みんなの憧れ魔法少女。
- オベロニア・レア:
はい、ここで問題。魔法少女になるために一番に必要なものとは何でしょう?
- …え?う~ん。
- 魔法少女マジカルモモ:
はい!それは!強い心です!
- オベロニア・レア:
正解!疑う余地もなくモモさんは最高の魔法少女ですね。
- 主人公:
- なるほど。魔法少女っていうのは精神力が要求される職業だったな。
- オベロニア・レア:
さて、ではでは。二番目に必要なものは何でしょう?
- オードリー・ドリームウィーバー:
あ~!ベリーイージーなクエスチョンですわね~。
正解はゴージャスそしてキュートな衣装ですわ~。 - オードリー・ドリームウィーバー:
私ので正解でしょう?ふふ…やっぱりブティックで一人ティータイムを楽しむより、
ここに来た方が楽しそうですわ~。 - オベロニア・レア:
オードリーさん?ちょうどいいところに来られました。急ぎでお願いしたいことがありまして…
- オードリー・ドリームウィーバー:
ノンノン。私たちの間で…そんな改まらなくてもいいですわ?
それより…お願いしたいことですか?さぁ、何なりとどうぞ? - …話がさっぱり読めん
- オベロニア・レア:
いつもありがとうございます。オードリーさん。では…えっと…。
- オベロニア・レア:
まずは…私たちの服です。
- オードリー・ドリームウィーバー:
ふ~む…
- オベロニア・レア:
そして、ウサギに関係のある伝統衣装です。
- オードリー・ドリームウィーバー:
ふむふむ…続けてください?
- オベロニア・レア:
最後に…魔法的な要素が入っていないといけません…。
- オードリー・ドリームウィーバー:
…ビンゴ。
- 主人公:
- オードリーは携帯型クローゼットから服を一着取り出した。
- オードリー・ドリームウィーバー:
ラビットを連想させるクラシックな服装…
周りの視線を惹きつけて、見た者のハートにパッションを惹き起こす魔法! - オードリー・ドリームウィーバー:
どうぞ。ヒアユーアー!
ふふ…これはあなたのものですわ。 - 主人公:
- おかしいぞ。俺の知ってる魔法少女の衣装とは何もかも違う。
- 魔法少女マジカルモモ:
うーん…
- モモもおかしいと思わないか?
- 魔法少女マジカルモモ:
司令官の仰る通り…ちょっと違うような気がしますけど…。
でも私、ファッションのことはよくわからないです…うーん… - 主人公:
- 魔法少女が諦めてしまった。
- オードリー・ドリームウィーバー:
ふふ、知ってますわ?
魔法少女とは少しディファレント…この服は過去、この地に存在した とある祝日の伝統衣装をモチーフにして制作したコスチュームですわ! - 伝統衣装?
- オードリー・ドリームウィーバー:
イエス!過去の資料を調べてみたら、この辺りの人々は旧暦八月の満月の夜に、
ホリデーパーティーをしていたみたいですね。 - オードリー・ドリームウィーバー:
その祝日の伝統衣装に関する資料が見つからなくて…
月のウサギと関係のある祭りという点に着目して作ってみましたわ。 色んな雑誌、過去の画像データに見られることから… - オードリー・ドリームウィーバー:
結論として、この服が祝日の伝統衣装に違いありません。
インスピレーションと私のセンスをフルに使って復元したトラディショナルウェア、 どうですか? - まぁ、いいんじゃないか?さ、さいこー
- オードリー・ドリームウィーバー:
ふふ、当たり前ですわ。さぁさぁ!時間がありませんわ。
衣装は何着も要るでしょう? - オードリー・ドリームウィーバー:
は~い、みなさん?私のブティックに招待いたしますわ。私についてきてください!
- ALファントム:
そ、その…
- ALファントム:
その服…私も…
- ドクター:
イェーイ!4人の魔法少女なら、私が博士のポジションだよね~!
- ドクター:
って、待ってよー!お姉ちゃんたちー!ドクターちゃんはここですよー!
- ALファントム:
……
- ALファントム:
はぁ………