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主人公
- ポックルは捕縛されたまま艦橋まで引きずられて来た。物のように乱暴に扱われる彼女を見ると可哀想になった…。

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  1. 主人公:

    - ポックルは捕縛されたまま艦橋まで引きずられて来た。物のように乱暴に扱われる彼女を見ると可哀想になった…。

  2. 主人公:

    - こちらをチラ見してそのまま通り過ぎていくオルカの隊員たち。…意外と興味がないようだ。

  3. ポックル大魔王:

    う…ううん…ここは…どこだ…?

  4. 魔法少女マジカル白兎:

    ふん!ようやくお目覚めのようね!

  5. ポックル大魔王:

    …自惚れるなよ、白兎。これも全て我の計画の内…この我はこんな状況でも…

  6. 魔法少女マジカル白兎:

    出鱈目を!お前にもう逃げ場などない!

  7. ポックル大魔王:

    ひ、ひぃぃぃ…!

  8. 魔法少女マジカル白兎:

    長い…長い戦いだった。お前を一人の戦士としては認める。お前は…本当に強敵だったと…。

  9. 魔法少女マジカル白兎:

    …そんなお前に戦士として慈悲を与えてあげる。最期に言い残すことは?

  10. ポックル大魔王:

    …最期に言い残すこと…

  11. ポックル大魔王:

    って、最期!?えっ!?遺言のことですか!?

  12. 主人公:

    - 白兎がポックルをムーンライトでバラす前に何か手を打たなければ…

    1. まぁ白兎、落ち着け
  13. 魔法少女マジカル白兎:

    マジックジェントルマン?何故私を止めるんです?

    1. 先ずは尋問だ
  14. 魔法少女マジカル白兎:

    ふむ…尋問…。

  15. 魔法少女マジカル白兎:

    確かに、あなたの言う通りですね。まだ手下が残ってる。奴らを始末する方法を知っているかもしれないし。

  16. 魔法少女マジカル白兎:

    そこの新たな魔法少女。魔王の尋問はあなたに任せます。

  17. 主人公:

    - 白兎は何歩か後ろに下がって仁王立ちした。白兎の目が怖すぎるほどぎらつき、白兎に気圧されたキャロルがポックルの前に立たされる。今日は災難だな…キャロル。

  18. キャロルライナ:

    え?キャロル?キャロルが魔王に尋問するの?

  19. キャロルライナ:

    うぅぅ…そんなのできないのに…キャロルはただのチアリーダーなのに…なんでこんなことにぃ…

    1. がんば、キャロル…
  20. キャロルライナ:

    え、え~いっ!私ファイト~!こうなったらなるようになれ~!あなたはどうやって手下を操ってたのー!?は、話して~!

  21. ポックル大魔王:

    ふふ…痒いな。貴様の力はその程度か?

  22. 主人公:

    - 適当に尋問を受けるフリをしつつ次第にポックルが改心する流れにすればオッケーだろう。幸いにも順調に話が進んでいる。

  23. キャロルライナ:

    えーいっ!全部吐かないと苛めちゃいますよ!マジカル~スピーカー!

  24. ポックル大魔王:

    まったく…その程度の魔力で我をどうにかできると思っていたとは、呆れる。

  25. ポックル大魔王:

    自惚れるなっ!脆弱な魔法少女ども!

  26. キャロルライナ:

    うぅぅ…

  27. 主人公:

    - なんかキャロルがポックルに気圧されたように見えるんですけどー!?

  28. 主人公:

    - ポックルも大魔王の演技はその程度にして、改心する演技をしたほうがいいと思うんだが…。

  29. 共振のアレクサンドラ:

    キャロルさん?体罰の仕方がなっていませんね。そんな甘々なようでは、むしろつけ上がりますよ?

    1. ア、アレクサンドラ!?その服は…
  30. キャロルライナ:

    アレクサンドラ先生…?

  31. 共振のアレクサンドラ:

    ご主人様?この不良バイオロイドを改心させるのは…私が適任のようですね?

    1. え…?それは…
  32. 主人公:

    - 考えてみたら、教師が教育して悪い生徒が真っ当な道に戻るという話は、一番それっぽく見えなくもない。服装はむしろ問題アリアリのように見えるが…この方向で行こう。

    1. まぁ…そうだな!オッケー!
  33. ポックル大魔王:

    …ふふふ…貴様がどこの誰なのかは知らんが…

  34. ポックル大魔王:

    その低俗で淫乱な服を見る限り、貴様の下らん欲望が丸見えだな…。薄汚いその皮…

  35. 共振のアレクサンドラ:

    薄汚い…?

  36. ポックル大魔王:

    ひぃぃぃぃっ!?

    1. ポ、ポックル!
  37. 共振のアレクサンドラ:

    …ふーん…

  38. 共振のアレクサンドラ:

    ご主人様?今、この悪党の名を呼んだような気がしましたが……私の聞き間違いですよね?

    1. え…?あ……な、何でもありません…
  39. 主人公:

    - 思わず自ら地獄へ進もうとするポックルの身を案じてしまった…。せっかくのチャンスなんだ。慎重に計画を進めなくては…

  40. 共振のアレクサンドラ:

    神聖なる罰の時間です。邪魔されたくありませんね。

  41. 共振のアレクサンドラ:

    それで…どこまで話しましたっけ?魔王さん?

  42. ポックル大魔王:

    う…薄汚い…薄汚い皮の服…

  43. ポックル大魔王:

    うひゃぁぁぁっ!?ビリビリしゅりゅぅぅっ!!

  44. 共振のアレクサンドラ:

    薄汚い…ですか?

  45. 共振のアレクサンドラ:

    悲鳴を上げることしか能のない愚豚に…この服の素晴らしさが分かるわけないですものね…?キャロルさん?

  46. キャロルライナ:

    え…?うぅぅ…

  47. キャロルライナ:

    キャ…キャロルは…もう行きますね…怖くて見てられませぇん…

  48. 共振のアレクサンドラ:

    ふふ、まだお子様ですものね。いいですよ、出て行っても。さぁ大魔王さん、さっさと吐きなさい!鉄屑のクソ虫どもをどうやって操ったのですか?知っている鉄虫の巣を吐きなさい!

  49. ポックル大魔王:

    くっ…よもやここまでか。す、全て教えよう。鉄虫の巣は……え、えーっと…どこだっけ?

  50. 共振のアレクサンドラ:

    ちっちっちっ…先生は失望しました。

  51. 共振のアレクサンドラ:

    先生の前で嘘をつく悪い子には、もっと痺れる罰を与えるしかないですねぇ!!!

    1. ア…アレクサンドラ?あんまり…
  52. ポックル大魔王:

    ひぃぃ!

  53. ポックル大魔王:

    ……

  54. 魔法少女マジカル白兎:

    …これは…

  55. 主人公:

    - ポックルは気絶。いや、気絶した演技なのか?それはさておき、アレクサンドラがちょっとハイになっているようで心配だ。

  56. 共振のアレクサンドラ:

    ふーん、気絶ですか。そんな姑息な手で逃げようなど…先生はそんなに甘くありませんよ?

  57. 魔法少女マジカル白兎:

    …マジックジェントルマン?今日はここまでにしたほうが…

  58. 共振のアレクサンドラ:

    ふむ…私の考えは違いますけど。こんなのはどうでしょう。

  59. ポックル大魔王:

    あびゃびゃびゃびゃびゃああああ!!

  60. 魔法少女マジカル白兎:

    ……

  61. ポックル大魔王:

    た、助けてください…社…じゃなかった…く、ぐぅぅ!貴様のマジカルサンダーが我の良心に訴えかけてくる…いいだろう…全て話そう。

  62. ポックル大魔王:

    降参だ。もう…悪行からは手を引こう。イビルマジカルパワーも捨てよう。

    1. 急展開!?
  63. 魔法少女マジカル白兎:

    …すごい…なんて強大なパワー…。あのポックルを改心させるなんて…

  64. 共振のアレクサンドラ:

    んふふ…、重畳です。では浄化を始めましょう。

  65. ポックル大魔王:

    うひゃぁぁぁっ!!も、もう浄化、浄化されましたから!や、やめてぇぇぇ!!!

  66. 共振のアレクサンドラ:

    あはははははは!

  67. 主人公:

    - これ…大丈夫なのか?なんか…練習より出力が高そうなんだけど。まさか…最近邪魔が続いててストレスが溜まってたのでは…?

    1. アレク…
  68. 魔法少女マジカル白兎:

    もうやめて!!

  69. ポックル大魔王:

    !?

  70. 共振のアレクサンドラ:

    ……

  71. ポックル大魔王:

    ……

  72. 魔法少女マジカル白兎:

    ……

  73. 主人公:

    - いきなりの展開に誰も口を開けなかった。

  74. 主人公:

    - 今、白兎がポックルを庇ったのか?あの白兎が?

  75. 魔法少女マジカル白兎:

    …どうやら浄化されたようだし…もう…これ以上続ける必要はないと思う…。

  76. ポックル大魔王:

    白兎…白兎…?白兎が私を助けてくれたの?

  77. ポックル大魔王:

    うあぁぁぁぁん!!!白兎~!!

  78. - みんながぽかんとしている間、ポックルが白兎に抱きついて床を転がっていた。

  79. - 白兎は魂が抜けた顔で、ポックルの激しい抱擁をされるがままになっていた。

  80. 共振のアレクサンドラ:

    ふむ…ようやくそれっぽい顔になりましたね。今後は友達同士、喧嘩してはいけませんよ?

  81. 共振のアレクサンドラ:

    ご主人様?私はこれでお役目御免のようですね。

  82. 共振のアレクサンドラ:

    あと…私もちょっと興奮しすぎました…。ふふ…ご主人様と「相談」しながら落ち着かせないと…。早く事を済ませてくださいね~!

  83. - アレクサンドラはウィンクして出て行った。それにしても…ここまでする必要はあっただろうか…?

  84. ポックル大魔王:

    白兎~!

  85. 主人公:

    - だが、この荒療治は思ったより効果的だったようだ。

  86. ポックル大魔王:

    私もう死ぬかと思った…白兎ぉ。もうここ見てよ…服がちょっと焦げてるのわかる?まったくあの金髪教師、頭おかしいんじゃない?

  87. 魔法少女マジカルモモ:

    ふふ、ポックルさん。無事に浄化おめでとうございます!

  88. ポックル大魔王:

    モモ~!私、目が覚めました!世界はこんなにも桃色だったんですね!

  89. 魔法少女マジカルモモ:

    はい、では~!マジカル~!

  90. ポックル大魔王:

    キュア!!

  91. 魔法少女マジカル白兎:

    キュ、キュア…

    1. うーん…。むず痒いな
  92. 魔法少女マジカルモモ:

    じゃあ私たち一緒に鉄虫を…いいえ、悪を倒しに行きましょう!

  93. ポックル大魔王:

    私が鉄虫の場所まで案内します。一緒に行ってもいいですか、社長?

  94. 主人公:

    - まぁポックルが頑張って鉄虫と戦うところを見れば、白兎もポックルが改心した事を信じてくれるだろう。

    1. そうしなさい
  95. 魔法少女マジカルモモ:

    行ってきます、司令官~!

  96. 魔法少女マジカルモモ:

    白兎ちゃんも来て。一緒に行こ?

  97. ALファントム:

    …えっと……あの~…

  98. ALファントム:

    私も一緒に拷問されていたら…仲良くなれただろうか…