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- B-11ナイトエンジェル:
あれは本当にあなたにとって最高のパフォーマンスでしたか?
あれが最適解でしたか?本当にそう思います? 隊長が本当に言いたかったことはあれでしたか? - 滅亡のメイ:
……
- B-11ナイトエンジェル:
まぁ?「こんなくだらないパーティーなんて全然嬉しくなんかないんだけど?」
とならなかった辺りは良しとしましょうか。 - B-11ナイトエンジェル:
もしそんなことを口にしてしまったら最後、司令官と手も繋げないまま
人類の勝利を迎えることになっていたでしょうね。もしそんなことになったら 司令官は人類の復興に尽力され……メイ隊長なんか…フッ。 - 滅亡のメイ:
……
- B-11ナイトエンジェル:
まぁよかったじゃないですか。今の感じなら100年後くらいに司令官が
手を差し伸べてくれるかも知れませんよ? - B-11ナイトエンジェル:
隊長も隊長ですが、そのときまで私たちも律儀に指を咥えて
待ってるんでしょうね? - B-11ナイトエンジェル:
ふふっ、本当に幸せな未来じゃないですか。想像するだけでもう楽しくなりますね。
- 37式ダイカ:
た、大佐?…それくらいにしないと…隊長が泣いてしまいますよ…?
- B-11ナイトエンジェル:
はぁ…………
- B-11ナイトエンジェル:
あそこまで心配してたんだから、普通に優しい言葉の一つでもかけたら
良かったのでは?と思いますが。 - B-11ナイトエンジェル:
それかレオナ隊長みたいに司令官の休養中にプレゼントでも持って
お見舞いに行ったりとか… - 滅亡のメイ:
だって…
- 滅亡のメイ:
司令官の顔見たら言葉が上手く出てこないんだもん…
- 37式ダイカ:
こんなにしおらしい隊長は初めてですね。
- 37式ダイカ:
司令官が倒れた時のショックをまだ引きずっておられるようですね…
- B-11ナイトエンジェル:
「その程度で倒れるなんてひ弱なんだから」と言いながら心の中では
- B-11ナイトエンジェル:
そんなはずないと自分に言い聞かせて、いざ本当のことだと知った瞬間大泣き…
- B-11ナイトエンジェル:
大丈夫だとわかったら、会議にも出ずに涙をポタポタと落としながら上空警戒に…
- B-11ナイトエンジェル:
この一連の出来事をショックという言葉だけで表現できているのか
私には分かりかねますがね。 - 37式ダイカ:
あはは…
- B-11ナイトエンジェル:
言い訳するのが大変で…冷や汗ものでしたよ。
マリー隊長が適当に見逃してくださって助かりました。 - 37式ダイカ:
おそらくだいたいのことは分かってるでしょうからね…
- 37式ダイカ:
それよりも隊長?これからどうするおつもりです?
- 滅亡のメイ:
…何をよ。
- 37式ダイカ:
大切なものはいつも失くしたときに気がつくものです。後悔と一緒に。
- 37式ダイカ:
隊長は今回、それに少なからず気づいたと思います。
- 37式ダイカ:
ご存じの通り、今は戦争中…。
今回の様な…あるいはさらに深刻な命の危険なんて いつ訪れてもおかしくはありません。 - 37式ダイカ:
本当に後悔をする前に…素直な気持ちを伝えてみてはどうですか?
- 滅亡のメイ:
……司令官がいるんだから、私たちが負けるわけないし…。
- 37式ダイカ:
ふふっ、確かにそうですね。
- 37式ダイカ:
ですがきっと…隊長が素直になれば、司令官も喜んでくれると思いますよ。
- 滅亡のメイ:
………本当に…?
- B-11ナイトエンジェル:
何でここでそんな切なそうな顔をしてるんですか…。
その顔、かなり可愛いですよ。 - B-11ナイトエンジェル:
その顔こそ司令官に見せるべきなのでは…?さあ、行ってください。
早く。 - 滅亡のメイ:
わ、分かったって。行くわよ…。
- B-11ナイトエンジェル:
………
- B-11ナイトエンジェル:
なんだか拍子抜けしますね。これがあの滅亡のメイとは…
- 37式ダイカ:
でもいい感じじゃないですか?
- 37式ダイカ:
隊長みたいな可愛らしい女の子から潤んだ瞳で「心配したの、好きだから」
と言われたらさすがの司令官でも… - 滅亡のメイ:
し、司令官!
- 滅亡のメイ:
あ、あの…その…
- 滅亡のメイ:
……せ、せっかくのパーティーなのに、何一人でぼーっとしてるのよ?
- 滅亡のメイ:
どうせ誰にも相手してもらえなくて暇なんでしょ?
と、特別に私の横を歩かせてあげる!感謝しなさい? - B-11ナイトエンジェル:
……………………
- 37式ダイカ:
…………
- B-11ナイトエンジェル:
あれはもう救いようがありませんね。
- B-11ナイトエンジェル:
少しでも真面目に心配してあげていたあの時間を返して欲しいですね…。
- B-11ナイトエンジェル:
全裸になって、あの無駄に実った巨乳で突貫してもイけるかどうか
怪しいというのに… - 37式ダイカ:
あはは…女性としての魅力をアピールするのが、どうも恥ずかしいみたいで…
- 37式ダイカ:
アレクサンドラさんに指南でもお願いしましょうか?
- B-11ナイトエンジェル:
いいアイデアですね。教室に全裸で座らせましょう。
- B-11ナイトエンジェル:
もちろん司令官を授業参観に呼んで。
- 37式ダイカ:
さすがに全裸にするのは…
- B-11ナイトエンジェル:
でしたら、以前着ていた水着にしましょう。あれなら大丈夫でしょう。
- 37式ダイカ:
ふふっ、大佐ったら…
- 37式ダイカ:
ああ、水着で思い出しましたが、
以前オードリーさんがいらっしゃってたようですね? - 37式ダイカ:
今回も衣装を作ってくださると?
- B-11ナイトエンジェル:
いいえ。その逆でした。
- B-11ナイトエンジェル:
自分の衣装を作っているので今回は作ってあげられないからと先に
謝りに来ていました。 - 37式ダイカ:
あら、そうなんですか?
ですが、先ほど見た時はいつもの服だったようですけど…? - B-11ナイトエンジェル:
間に合わなかったのか、誰かに何かをかけられて洗濯でも
してるんじゃないですかね? - 37式ダイカ:
残念でしょうね…司令官に見てもらうために頑張って作ったのでしょうから…
- 37式ダイカ:
ああ、次回は私たちも何か一着ずつ作るのはどうでしょうか?
- B-11ナイトエンジェル:
悪くないですね。私もこの制服を除けば、水着一着しか持っていませんから。
- B-11ナイトエンジェル:
あれはあれで私の魅力を引き出す素晴らしい衣装ですが、
バカでもあるまいし、こんなパーティーに水着で参加するわけにも… - シャーロット:
陛下ああぁぁ~ん!お待たせしましたぁん!私が馳せ参じました~!
- シャーロット:
私たちの為に、このようなパーティーを催してくださるなんて、
本当に感激いたしました! - 滅亡のメイ:
な、何!?ちょっと離れなさいよ!司令官は私と見て回るんだから!
- シャーロット:
陛下はそんなくだらないことより、私とぉ…楽しくて濃密な時間を過ごす方が
お好きなはずですが? - シャーロット:
そうですよね?陛下あぁん~?
- B-11ナイトエンジェル:
…ああ…元から絶望的だった成功率がついにゼロになりましたね…。
- 37式ダイカ:
今の隊長には強敵すぎますね…
- B-11ナイトエンジェル:
今日はもう見守る必要もありませんね。そろそろシフトを交代しに行きましょう。
- B-11ナイトエンジェル:
外にいる隊員たちにもパーティーを楽しんでもらわないと。
- 37式ダイカ:
はい…
- 37式ダイカ:
アレクサンドラさんにお願いする話、真面目に考えないといけませんね…