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Transcription
- オードリーとウンディーネが支度している間、俺は艦橋に立ち寄った。
- なんとなく習慣的に指揮パネルの電源を入れて弄ってみる…
- …完璧だ。
- 命令体系上、俺が処理しなければならない部分を除けば、
仕事は完璧に処理されている。 - それに加え、当分の間追加の作業が要らないほど細かいガイドラインまで
設定されていた… - 感謝で胸がいっぱいになって艦橋を出ようとしたが、視界の隅っこの方で
いかにも不自然な箱が見えた。 - ふむ…
- 近づいてハートマークがいっぱい付いたピンク色の段ボールを持ち上げると、
そこには予想通り… - E-16タロンフェザー:
あ、あら…司令官様、こんばんは。
- こんなところで偶然だな、フェザー。
- 主人公:
- フェザーが持っているパネルを覗き見ると、指揮パネルを弄っている俺の姿が
撮られていた。 - 主人公:
- 俺が何も言わずに手を差し出すと、彼女はしょぼんとしながらパネルを
俺に渡した。 - ……
- 主人公:
- 案の定。写真のリストを遡るとここ数日間の俺の寝室の様子が
赤裸々に撮られていた。どうやったらこんなアングルから撮影できるんだ…。 - はぁ………
- 主人公:
- 迷わず一枚一枚消していく…そのたびにフェザーはビクンビクンと体を震わせた。
- はい。どうぞ。
- E-16タロンフェザー:
うぅ……私の時間…私の努力が…
- E-16タロンフェザー:
またゼロから撮り直さないと…って、あれ?
- 主人公:
- 俺からパネルを受け取ったフェザーの頭の上に、大きなクエスチョンマークが
浮かび上がる。 - E-16タロンフェザー:
司令官様、全部消さなかったんです?
- 全部消したぞ?
- 主人公:
- 俺が消したのは全体の半分くらいだった。
- 主人公:
- チビッ子たちには見せられないようなものは消して、普通の写真は残しておいた。
- 主人公:
- 俺がポルティーヤにコートをかけてあげる写真、
そんなポルティーヤに微笑むアレクサンドラの写真。 - 主人公:
- ミホと手を繋ぎ、雪の中を歩く写真、気に入った服を手に取って喜ぶ
ウンディーネとそれを見て笑っている俺の写真… - こんな写真なら構わない。
- 主人公:
- 意外だったのか、違いが判らないのか目を丸くしてパチパチとしている
フェザーを見ながら続けた。 - ただし、寝室は絶対にダメだ。
- E-16タロンフェザー:
でもぉ…
- ダメだ。俺は大丈夫でも、相手の子に失礼だろ。
- 主人公:
- そうは言ってみたものの、むしろ喜んで撮られたがりそうな面々の顔が
次々と思い浮かんだが、それはスルーしておこう。 - でも…こんな写真なら許す。
- 主人公:
- 以前フェザーが言っていたことを思い出した。
- 主人公:
- 大切なものや幸せな瞬間を写真として残す…
- 主人公:
- 大切な彼女たちと一緒にいる俺の姿は確かに幸せそうに見えた。
- こんな写真を、これからも撮ってくれるか?
- E-16タロンフェザー:
あ…
- E-16タロンフェザー:
はい!お任せください!
- ありがとう。今回のパーティーもよろしく頼む。
- E-16タロンフェザー:
ふふ、かしこまりました。驚いたお顔は逃しませんよ。
- 主人公:
- フェザーの言葉に忘れていた心配事が頭の中をよぎった。
- 主人公:
- もちろん、ドクターが上手く処理してくれてるんだろうけど…
- そろそろ会場へ行こう。
- E-16タロンフェザー:
はい、司令官様。あ、あのぉ…
- 主人公:
- 振り返るとついてきていたフェザーが立ち止まる。
- E-16タロンフェザー:
司令官様は大丈夫でも、相手の方々に失礼だと…そう仰いましたよね?
- …………ああ。
- 主人公:
- ざわざわと這い寄ってくる嫌な予感を抑えて答えると、
フェザーの顔がぱぁっと明るくなった…。 - E-16タロンフェザー:
じゃあ、私と司令官様のを撮るというのはどうでしょうかぁ!!!
- E-16タロンフェザー:
私はそれでもぜんぜん…いやむしろアリ!それでいきましょう!
撮られる側にも興味が湧いて…えへ…えへへへふへへへへ…! - ……先に行くね。
- E-16タロンフェザー:
そうですよ!私が被写体なら…へへ…際どいアングルとかポーズだって
自由に撮れるし!カメラを持ってやれば今まで撮れなかったところが… …って!ああっ! - E-16タロンフェザー:
ま、待ってくださいー!行かないでくださいよ~!聞いてください~!
- E-16タロンフェザー:
じゃ、じゃあ撮らないので直接至近距離で見るだけでも許してくださ~い!