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主人公
- ジェノクスの上に3人で仲良く座り、移動を開始してからしばらく経った。

Transcription

  1. 主人公:

    - ジェノクスの上に3人で仲良く座り、移動を開始してからしばらく経った。

  2. 主人公:

    - 数回の戦闘を行った後、エミリーはとても気持ち良さそうに俺にもたれかかって眠っている。とても戦闘をした後とは思えない穏やかな顔…。

  3. X-05エミリー:

    スヤァ…

  4. 主人公:

    - それよりも気になるのは、エミリーが倒れないように支えている俺をアウローラがさっきから妙な目つきで見ていることだ。

    1. 何だ?
  5. アウローラ:

    司令官は…人間様で合ってるのよね?

    1. 半分くらいはな。
  6. 主人公:

    - 確かに体はオリジンダストによって強化されてはいるが、俺が人間であることは間違いない。

  7. アウローラ:

    それと……私たち…えっと、だからバイオロイドたちを愛して…るんだよね?

    1. うーん…
  8. 主人公:

    - 意外な質問に言葉が詰まる…。

  9. 主人公:

    - それは事実だけれど、こうして面と向かってそんな風に聞かれるとどう返事したらいいものか少し悩む……

    1. …そうだ。
  10. アウローラ:

    そうなんだね。うん、そっか。人間様も私たちみたいに色々な性…格があるだろうから…ね…。

  11. アウローラ:

    そ、そうだ。司令官、さっき鉄虫たちと戦った時に飛んできた砲撃は司令官が命令したの?

    1. …いや、エミリーを溺愛してる保護者がいるんだ…。
  12. 主人公:

    - 予想していた通り、オルカを出発する時からずっと周りから味方の信号が発信されていてバレバレだった…。

  13. 主人公:

    - はじめから真面目に隠れてついて来る気はなかったらしい…。

  14. 主人公:

    - パニは草木で偽装したつもりだっただろうが、ふわふわした髪が見えていたし、レイヴンに至っては思いっきり上空できゃあきゃあと騒いでいた…。

  15. AT-4パニ:

    へへへ、バレちゃった?

  16. AO-2レイヴン:

    司令官!せっかくのエミリーとのデートなのに!他の子も一緒に連れて行ったらダメじゃん!ついて来て正解だったわ!

  17. AO-2レイヴン:

    ほらほらエミリー、寝てる場合じゃないわよ。

  18. AO-2レイヴン:

    いい?私の真似して~。「私の司令官から離れてよ!この泥棒猫!」

  19. X-05エミリー:

    私の司令官から離れて…ふわぁ…猫………。どこ?

  20. AO-2レイヴン:

    あははははっ!

  21. AO-2レイヴン:

    やっぱり私たちのエミリーは寝起きが一番可愛いのよね~!

  22. AT-4パニ:

    司令官、ひどくなーい?エミリーは単独主演級なんだよ?ちゃんとエミリーだけに集中しないと~!

    1. いや…
  23. AO-2レイヴン:

    でも考えようによっては司令官の肩は独り占めしたじゃない?十分いい展開だわ!

    1. …ハンターは?一緒じゃないのか?
  24. 主人公:

    - こういう時は真っ先に飛んでくるだろうと思っていたビーストハンターの姿が見えない。

  25. AT-4パニ:

    ハンターは隊長が来るのを待ってから一緒に来るんだって。

  26. X-05エミリー:

    …隊長…?

  27. X-05エミリー:

    隊長も来るの…?

    1. はぁ…
  28. 主人公:

    - キャノニアが来るとなればロイヤル・アーセナルが来ることも予想しておくべきだった…

  29. 主人公:

    - 指揮官級の隊員との初対面は何度経験しても気が重くなる…。

  30. 主人公:

    - 信頼を得るためにまたどれだけの苦労をしなければならないのか…

  31. 主人公:

    - 以前、ブラウニーたちに美味いものを食べさせようとして大変な目に遭ったことを思い出した。

  32. AO-2レイヴン:

    うん、すぐに来ると思うよ。楽しみでしょ~

  33. X-05エミリー:

    うん…早く会いたい…

  34. 主人公:

    - 記録を見た限りでは史上最大級に相手をするのが難しそうな指揮官だと想像していたんだが、エミリーの反応を見ると必ずしもそうとは限らないようだ。

  35. 主人公:

    - ……しかし、万が一に備えてキャノニアのみんなにはいい感じに話をしておいてくれ、とお願いした方がよさそうだな…。

  36. - :

    司令官たちの後方では…

  37. AT-100ビーストハンター:

    隊長、そろそろ合流したほうが………隊長?

  38. ロイヤル・アーセナル:

    …すまん。何だか少し…ひっかかってな。

  39. AT-100ビーストハンター:

    何がでしょうか?

  40. ロイヤル・アーセナル:

    引き継いだ記録にあった部隊員たちの姿とは少し、いや大分違ってな…。

  41. ロイヤル・アーセナル:

    司令官…を含めて、まるで…

  42. AT-100ビーストハンター:

    家族のようだ…と言いたいのですね?

  43. ロイヤル・アーセナル:

    そうだ。

  44. ロイヤル・アーセナル:

    エミリーモデルをあのように大事にするのは理解できる。多少不安定だとしても、我が部隊最強の火力のひとつだからな。

  45. ロイヤル・アーセナル:

    しかし、統帥である司令官にあそこまで親しげな姿を見せるのはなかなかに理解しがたい…。

  46. AT-100ビーストハンター:

    ……

  47. ロイヤル・アーセナル:

    どうした?

  48. AT-100ビーストハンター:

    申し訳ありません。ちょっと昔のことを思い出してしまいました。

  49. AT-100ビーストハンター:

    私も隊長と同じことを考えたことがあります。

  50. AT-100ビーストハンター:

    ですが、隊長もすぐに…わかると思いますよ。