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Transcription
- X-00ティアマト:
- 中庭から聞き慣れた戦闘音が聞こえてきます。
- X-00ティアマト:
- 外の方を見るとキャノニアの方たちが激しい戦闘を繰り広げています。
- X-00ティアマト:
- 追加部隊が投入されるのはもう少し後だと思っていたのですが…
計画が変更されたのでしょうか? - X-00ティアマト:
- それよりも…キャノニアの方たちの動きが少し気になります。
- X-00ティアマト:
…守備陣形?
- X-00ティアマト:
- 一見するとふざけているように見えますが、よく見ると何かを守るように
慎重に動いています。 - X-00ティアマト:
- そして、後方には…
- X-00ティアマト:
し、司令官様!?どうしてここに…?
- X-00ティアマト:
- 司令官様は後方で戦闘に巻き込まれない位置で指示を出されています。
- X-00ティアマト:
- たしか司令官様が直々に出向かれる計画ではなかったはずですが…
- X-00ティアマト:
- 突発的な状況に混乱してしまいましたが、私にしてはすぐに落ち着きを
取り戻すことができました。 - X-00ティアマト:
- 司令官様の行動は先が全く読めませんからね…。
一般的な尺度で考えても全くあてになりません。 - X-00ティアマト:
- 私が考えをあれこれ巡らせている間に、状況は終了してしまいました。
- X-00ティアマト:
- 他の方たちとしばらく会話された後、司令官様は城内へと移動されました。
- X-00ティアマト:
う…
- X-00ティアマト:
- 司令官様の姿が見えなくなったので後ろを振り返ると、
私が滅茶苦茶に散らかしてしまったキッチンが目に入りました。 - X-00ティアマト:
- 司令官様がこれをご覧になったら…私をだらしない奴だと失望されてしまうに
違いありません…。 - X-00ティアマト:
チョコレートが…
- X-00ティアマト:
- 滅茶苦茶なキッチンの真ん中には辛うじて完成した醜いチョコレートが
ポツンと置かれています。 - X-00ティアマト:
- こんなものを贈ったところで司令官様はお喜びにならないでしょう…。
- X-00ティアマト:
- 司令官様はいつもソワンさんが作った
とても豪華で高級感溢れるお料理を口にされていますから…。 - X-00ティアマト:
…やっぱりだめ。
- X-00ティアマト:
- 散らかっている包装紙と失敗作のチョコレートを一か所に集めます…。
司令官様に見られてしまう前に処理しなければ…。 - X-00ティアマト:
- …こんなものをお見せするわけにはいきません…。
その頃、城に入った司令官
- 主人公:
- 戦闘が終わり城内に入った。
- 主人公:
- 予想通りレイヴンが発見した一番凄い部屋とはチョコ女王の部屋のようだった。
- 主人公:
- オルカの艦長室と比較するのが無意味なほどに広く、豪華な部屋だ…。
- すごいな…
- 主人公:
- 呆気に取られて部屋をあれこれ見物していると、キャノニアのみんなと一緒に
どこかに行っていたエミリーが部屋に入ってきた。 - X-05エミリー:
司令官…私、今からチョコレート作りに行ってくる…
- おお、手作りしてくれるのか?
- 主人公:
- 城のどこかから適当に探してくるとばかり思っていたから…少し感動した。
- アウローラに手伝うように頼んでおこうか?
- 主人公:
- 城を見回ってくると言って先程別れたアウローラを呼び出そうとすると
エミリーは静かに首を振った。 - X-05エミリー:
大丈夫…お姉ちゃんたちと一緒に作ることにしたから…
- わかった。じゃあ楽しみにしてるよ。
- X-05エミリー:
司令官は…ここから外に出ちゃダメ…お姉ちゃんたちがチョコは…
こっそり準備しなくちゃいけないって言ってたから… - そ、そうなのか?
- 主人公:
- 今さら何が秘密なのかはわからないが、
エミリーはそれはそれは真剣な顔で話を続けた。 - X-05エミリー:
あげたい人に見つかったら…チョコが不味くなるって言ってたから…
- X-05エミリー:
じゃ…行ってきます…
- 主人公:
- エミリーは頭をペコリと下げるとドアを閉めた。
- …のんびりと待つしかなさそうだな。
- 主人公:
- とりあえず改めて部屋を見回して気分を落ち着かせる。
- 主人公:
- 今までの経験上、こういう豪華な場所にはきっと…
- あれ…?
- 主人公:
- 艦長室よりもずっと良いソファに座ろうしたら、執務机のパネルに目が行く
だが、その瞬間。ドアの向こうで何やら不吉な音が聞こえた…。 - 主人公:
- 金属が擦り合うようなジャラジャラという音、まるでドアの取っ手に鎖をぐるぐる
巻き付けるような…。 ってこれは絶対そうだ!ヤバい!! - 主人公:
- 慌ててドアへ駆け寄り、ドアノブを引っ張ってみたがビクともしない。
- エミリー!エミリー!!?
- X-05エミリー:
司令官に…美味しいチョコをあげたいから…
- X-05エミリー:
待っててね…。
- AT-4パニ:
エミリー、何して…プハハハハハハハッ!これ傑作なんだけどー!?
- AO-2レイヴン:
本当にやったんだ?よくやったわ!さいこー!
- X-05エミリー:
うん…今からチョコレート…作るよ…
- AO-2レイヴン:
わかったわ、早く行こう~!
司令官、と~っても美味しいチョコレートを作って来るから大人しく待っててね~! - レイヴン!?パニ!?おい!
- 主人公:
- パニとレイヴンがそれはもう楽しそうに笑う声が遠ざかって行った…。
お腹を抱えながら笑ってる姿が思い浮かぶ…。 あいつら… - はぁ………
- 主人公:
- 二人にしてやられたことは今までに何度もあった…。
わかっていたのに油断してしまった。卑怯にもエミリーを利用するとは… - 主人公:
- 当然ながら怒りが込み上げてきたりはしない。
こうした悪戯も結局は俺のことを信頼しているから出来ると言えるから。 - ……
- 主人公:
- …………………だよね…?