シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- アクロバティック・サニー:
どうしたんだろう…こんなこと今までなかったのに…
- スノーフェザー:
故障したの?
- アクロバティック・サニー:
そうみたい。全然言うことを聞かない…
- アクロバティック・サニー:
むぅ…おじさんに直してもらわないといけないかもね?
- おじさん?
- スノーフェザー:
私たちの活動を支援してくれる方がいるんです。
- スノーフェザー:
ここにある小物や物資もその方が支援してくれましたし、
サニーのホログラム装置も改良してくれたんです。 - 主人公:
- そのおじさんとやらについて聞こうとした瞬間、意外な人物が姿を現した。
- バニラA1:
やっぱりご主人様でしたか。
- どうしたんだ?こんなとこまで…
- 金蘭S7:
物資を探索中に主様の気配を感じ、ここまで参りました。
- バニラA1:
こんな所で何をなさっているのですか?
- まあ色々とな
- 主人公:
- バニラと金蘭に今までの経緯を簡単に説明した。
- 主人公:
- 話を聞いたバニラは少し眉をひそめて、スノーフェザーとサニーを見た。
- バニラA1:
外部のバイオロイドたちですか…それなりの事情があるようですね。
- それでその事情を詳しく聞いていたところなんだ。
- バニラA1:
ではこの方たちも一緒にひとまず港に戻りましょう。
- バニラA1:
ここはまだ未確保のエリアです。通信感度も悪く、突発的な状況に適切な対応が
とれない可能性があります。 - スノーフェザー:
私たちは行けません。
- そのやるべき事とやらがあるからか?
- 主人公:
- スノーフェザーは黙って頷いた。
- バニラA1:
では仕方ありませんね。
私たちもご主人様をいつまでもここに居させるわけにはいきませんから。 - スノーフェザー:
……。
- スノーフェザー:
…申し訳ございません。
皆さんの大事な方を危険に晒してしまいました。 - スノーフェザー:
人間様、私を助けていただいたこと…本当に感謝しています。
あとは私たちだけで大丈夫です。 - アクロバティック・サニー:
人間様、フェザーを檻から出してくれてありがとうございました。
- ちょっ―
- アクロバティック・サニー:
では…またいつの日か。
- 主人公:
- 引き留める間もなくスノーフェザーとサニーは森の奥へと姿を消した。
- と待って…
- 主人公:
- バニラは辺りの戦闘の痕跡を一通り見回す。
そして、少し不満そうに目を細めて俺を見た。 - バニラA1:
戦闘もされたのですか?
- 俺は直接戦ってないぞ。
- 金蘭S7:
あの方たちがいる場所というのは木の上にある場所のようでございますが…
鉄虫がそこまで押し寄せたのでございますか? - 金蘭S7:
となるとこれからも…
- 本来はホログラムで隠れているはずだった。
- 主人公:
- サニーのホログラム装置が故障したせいで鉄虫に見つかったと説明をすると、
金蘭は静かに頷いた。 - 主人公:
- ああ、それからそれに関連して…
- おじさんに直してもらうという話をしていた。
- バニラA1:
おじさん…ですか?
- うん。確かにおじさんに~と言っていた。
- 金蘭S7:
バイオロイドがおじさんと呼べるような存在と言えば…
- バニラA1:
これは少し怪しいですね…
- バニラA1:
私たちもちょうど先ほど、不審なロボットに遭遇しました。
- 金蘭S7:
少し目を離した隙に、コアだけ分離して逃げられてしまいました…。
- バニラA1:
はぁ…次に会ったらその時は確実に…
- バニラA1:
いえ、それはともかく、そのロボットから興味深い話を聞きました。
- バニラA1:
港に戻ってから報告いたします。島の確保に関する計画も立て直した方がいいかと…
- P-22ハルピュイア:
司令官、片付いたよ。
- P-22ハルピュイア:
あれ?誰かいる?
- バニラA1:
こんにちは。ハルピュイアさんがご主人様と同行されていましたか。
- エルブン・フォレストメーカー:
私たちも一緒だよん~
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
えぇ…これで6人…
- バニラA1:
鉄虫も片付いたのなら早く港に戻りましょう。
- バニラA1:
かなり遠くまで来てしまいました。夕食に間に合わせるには急ぐ必要があります。
- そうだな。今日のメニューは何だ?
- エルブン・フォレストメーカー:
あれ?ちょっと待って。
- エルブン・フォレストメーカー:
帰っていいの?村のリーダーに会うっていうのはどうするの?
- あっ。
- 主人公:
- すっかり忘れていた。
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
今頃、私たちのこと探しているかもしれない。
- そうだな…ちょっと待ってくれ。
- 主人公:
- そう言って港に通信を接続した。
- あれ?繋がらない?
- バニラA1:
数日前から通信に少し問題が発生しています。
- バニラA1:
ユミさんが修理に当たっているはずですので、すぐに直るでしょう。
- 困ったな…
- 主人公:
- とりあえず、試しに普段の通信方式ではなくテキスト通信に切り替えてみた。
- 主人公:
- 何度セキュリティ認証しても応答がなく諦めようとしていた瞬間、
応答があった。 - バニラA1:
ご主人様がそんな方法を思いつくなんて…成長されましたね。
素直に感動しました。 - 主人公:
- じゃあ、早速…あ、そうだ。
- いっそのこと、周辺の部隊を呼んだ方が早いだろう。
- 主人公:
- 村の位置と状況を伝え、周辺で作戦展開中の部隊を一つこっちに
向かわせて欲しいと頼んだ。 - 主人公:
- するとすぐに、作戦中のすべての部隊は村周辺を優先的に制圧し、
スチールラインの大隊の一つが支援に向かうとの返信が来た。 - これならもう少しゆっくりしていられるだろ?
- バニラA1:
まぁ…そうですね。少しくらいなら大丈夫でしょう。
- エルブン・フォレストメーカー:
じゃあ、私たちは先に行って何とか取り繕っておくわ。
- エルブン・フォレストメーカー:
大人数で行動するのって疲れるだけだから…
- わかった。俺はバニラと金蘭と一緒に後から行く。
- エルブン・フォレストメーカー:
じゃあまた後でね~。