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Transcription
- 主人公:
- カップに半分ほど残ったお茶が冷めきった頃、
話をしてくれていたスノーフェザーが急に口を噤んだ。 - スノーフェザー:
……
- スノーフェザー:
そ、そして…
- アクロバティック・サニー:
あ…そ、その後はとりあえず何も特別なことはありませんでした。
- アクロバティック・サニー:
さっき、あの村に行ったと言われましたよね?そこに拠点を置いて…
- アクロバティック・サニー:
リーダーの好みに合わせて村を飾り、物資を集め、
たまに襲撃してくる鉄虫を退治し… - スノーフェザー:
……
- アクロバティック・サニー:
あはは…ちょっといいですか…?
- アクロバティック・サニー:
フェザー、今まで一生懸命準備してきたじゃない。
- アクロバティック・サニー:
私も成功したし…元々は二人でやろうとしていたじゃない。
フェザーが無事に戻ってきてくれたから戦力1.5倍ってことでしょ? - アクロバティック・サニー:
絶対にうまくいくはず…。だから泣かないで…ね?
- スノーフェザー:
……うん。ありがとう。
- 主人公:
- サニーの言葉に勇気をもらったのかスノーフェザーはすぐに顔を上げた。
- だから…そんな大切な人たちとなんで戦おうとするんだ?
- スノーフェザー:
……
- スノーフェザー:
それは…
- 主人公:
- スノーフェザーが決心したかのように口を開いたその瞬間、
エルブンが口を挟んだ。 - エルブン・フォレストメーカー:
あっ、大事なところでごめんなさい。でも、司令官、問題が発生したわ。
- また鉄虫か?
- エルブン・フォレストメーカー:
そう。話の途中も念のため交代で偵察をしていたんだけど、
どんどんこっちに向かってきてるみたい。 - アクロバティック・サニー:
ああ、それなら心配いりません。
- アクロバティック・サニー:
ここは普通に歩いて入ってこれる場所じゃないし、
私のホログラム投影機で完全に隠されて― - 主人公:
- サニーがそう言い終わろうとした時、俺たちが入ってきた入り口がジジジッと
音を立ててぐにゃりと歪んだ。 - エルブン・フォレストメーカー:
今はそうじゃないみたいだけど?
- アクロバティック・サニー:
あ、あはは…
- アクロバティック・サニー:
おかしいな…
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
エルブンは司令官の傍にいて。私とハルピュイアで戦ってくるから。
- P-22ハルピュイア:
もしよかったら、あなたたちのどちらか一人でいいから手を貸してくれない?
- スノーフェザー:
…大丈夫です。私とサニーが行きます。
- スノーフェザー:
皆さんは、皆さんの大事な方をお守りください。
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
え?本当に大丈夫?
- スノーフェザー:
はい。今度は私が恩返しをする番です。
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
…だってさ、あんたの考えはどうなの?
- 異論はない。
- 一人だけ残って、残りは一緒に戦ってくれ。
- スノーフェザー:
…では少々お待ちください。
- スノーフェザー:
サニー、行こう。
- スノーフェザー:
……
- スノーフェザー:
ありがとうございます。