Transcription

1. アクロバティック・サニー:

   フェザー！これはどこに運べばいい？

2. スノーフェザー:

   あ、それならあそこに。

3. アクロバティック・サニー:

   よいしょっとぉ。

4. アクロバティック・サニー:

   あとどれくらい残ってる？

5. スノーフェザー:

   う～ん…半分くらいかな？

6. アクロバティック・サニー:

   えっへへ！もう半分も片付いたんだ！

7. アクロバティック・サニー:

   じゃあもう一回行ってみよう～！

8. アクロバティック・サニー:

   え…？今度はあれ？と、とんでもなく重そう…

9. アクロバティック・サニー:

   あはは…ま、まぁ…運動にもなるしいいか…はは…

10. スノーフェザー:

    頑張って！

11. <??>:

    あらあら～精が出ますね～？

12. スノーフェザー:

    あっ、リーダー。

13. スノーフェザー:

    はい、もう少しで終わりそうです。

14. <??>:

    この船で最後ですのでもう少しだけ頑張りましょうね～

15. スノーフェザー:

    はい。

16. スノーフェザー:

    いい場所は見つかりましたか？

17. <??>:

    ブラックワームが見に行ってます～

18. <??>:

    この前一度見に来ているので、そう長くはかからないと思い―

19. <??>:

    まぁ～、ふふ。噂をすれば～？

20. ブラックワームS9:

    ここにいらっしゃったんですね。

21. スノーフェザー:

    お疲れ様です。

22. ブラックワームS9:

    はい。お疲れ様です。

23. <??>:

    島の北側はどうでしたか～？以前、市街地と軍の施設があった場所なので、物資の調達が楽だと思いますけど…

24. ブラックワームS9:

    それが…

25. ブラックワームS9:

    一度直接ご覧になった方がいいと思います。

27. <??>:

    AGSが…あんなにたくさん…

28. <??>:

    …おかしいですね。確か事前調査の時はいなかったのに…

29. ブラックワームS9:

    しかも動きも正常ではありません…。

30. <??>:

    動きですか～？何もしないでじっと立っていますね～？う～ん…

31. ブラックワームS9:

    先ほど、至近距離まで接近しても何の反応もありませんでした。ただ…

32. <??>:

    ただ？

33. ブラックワームS9:

    あそこに扉があるのが見えますか？

34. <??>:

    え～っと…あぁ…、あの扉のことですか～？

35. <??>:

    完全に蔦で覆われて…う～ん…？

36. ブラックワームS9:

    はい。一度開けられた痕跡があります。

37. ブラックワームS9:

    恐らく、以前は完全に草木で覆われていたため、誰にも発見されなかったんだと思います…

38. <??>:

    見るからに怪しいですね～。調査はしましたか～？

39. ブラックワームS9:

    はい。私があの扉への接近を試みたところ、休眠状態だったAGSたちが一斉に反応しました。

40. ブラックワームS9:

    そして一歩後ろに下がると、再び休眠状態になりました。

41. <??>:

    ふむふむぅ～…怪しい～。とっても怪しいですね～。

42. ブラックワームS9:

    リーダー、どうしましょうか？

43. ブラックワームS9:

    今からでも荷物をまとめて戻った方が…

44. <??>:

    それは却下ですかね～

45. <??>:

    ここだってやっとのことで見つけたんですよ～。また戻るなんてありえません…

46. ブラックワームS9:

    …やはり、メンバーが増えすぎたせいで…

47. <??>:

    ダメですよ～それ以上は～。それを言ってしまっては、今まで私たちがやってきたことを自ら否定することになるんですよ～？

48. <??>:

    今の私たちで出来る最善を探してみましょう～？

49. ブラックワームS9:

    失礼いたしました。

50. <??>:

    う～ん…適当な大きさで、しかも物資の調達も簡単な島なんてそう滅多にないです…。

51. <??>:

    ヨーロッパの方？でも、陸路でも海路でも遠すぎますね…

52. <??>:

    だからと言って太平洋を横断するとなると、そっちは完全にレモネードの勢力圏…

53. ブラックワームS9:

    リーダー、鉄虫です。

54. <??>:

    うまく身を隠して…あら？

55. <??>:

    あのAGSたち、動き出したみたいですね～？

57. <??>:

    わぁ…、あのAGSたち。すごく強いですね～

58. <??>:

    寄生体も幼虫もお構いなしに、すごい火力で一気に殲滅させてしまいました～。近寄ることも許さないって感じでしたね～

59. ブラックワームS9:

    鉄虫の数は比較的少数ではありましたが、強力なことには変わりはありません…

60. <??>:

    う～ん…はい。決めました～

61. <??>:

    この島に住みます。

62. ブラックワームS9:

    リーダー、ですが…

63. <??>:

    どう考えても、ここに住むのが一番リスクが少ないと思います。

64. <??>:

    あ～、もちろんあのAGSたちと仲良くしようということではなく～、一定の距離は置く必要がありますね～

65. <??>:

    また…見てください。

66. ブラックワームS9:

    先ほどとは別の鉄虫の集団が…

67. <??>:

    あのAGSたちは鉄虫にだけ反応するようですね～？言い換えれば鉄虫を引き寄せるということ…

68. <??>:

    さぁ～、十分見学させてもらいましたので戻りましょうか～？島の反対側にも第二候補として考えておいた場所がいくつかありますし～。そこから選んでみましょう～

69. <??>:

    それからここは今日から人員を配置して監視するようにしましょう～

70. <??>:

    24時間、365日…です。

71. ブラックワームS9:

    わかりました。