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エルブン・フォレストメーカー
はぁ、鉄虫がいなければぁ…!

Transcription

  1. エルブン・フォレストメーカー:

    はぁ、鉄虫がいなければぁ…!

  2. エルブン・フォレストメーカー:

    あの子たち、どこに行った?

  3. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    森の中で私たちよりも早いなんて…

  4. エルブン・フォレストメーカー:

    あの子たちは少なくとも数十年はこの森で暮らしてるはずだし、この辺りの地形にも詳しいだろうからね…

  5. エルブン・フォレストメーカー:

    妖精の村って呼ばれるだけはあるわね…。

  6. P-22ハルピュイア:

    はぁ、はぁ…

  7. P-22ハルピュイア:

    見失っちゃった?ごめんね、私のせいで…

  8. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    大丈夫。ハルピュイアがちゃんとついて来たとしても見失ってたと思うから。

  9. P-22ハルピュイア:

    木がすっごく生い茂ってて飛ぶどころか走るのだって精一杯だったわ…

  10. エルブン・フォレストメーカー:

    どうする?司令官もそろそろ村に来ると思うし、時間はあまり残ってないわね。

  11. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    はぁ…とりあえず戻るしかなさそう。

  12. エルブン・フォレストメーカー:

    ダークエルブン、残念だったわね。司令官からのご褒美はお預けってことで

  13. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    ……

  14. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    は、早く行くよ!遅れる前に!

  15. エルブン・フォレストメーカー:

    あはっ!

  16. エルブン・フォレストメーカー:

    はいはい~

  17. P-22ハルピュイア:

    も、もう帰るの?ちょ、ちょっと待って…!

  18. 金蘭S7:

    主様、大丈夫でございますか?

    1. 何とか大丈夫だ。
  19. 主人公:

    - 木々をかき分け、森の中を必死に移動したせいで体力を消耗したが、今すぐ倒れてしまうほどではない。

  20. バニラA1:

    無理はなさらないでください。あの三人が時間を稼いでくれているでしょうから、少し速度を落としても大丈夫なはずです。

    1. お前たちは大丈夫か?
  21. バニラA1:

    問題ありません。

  22. 金蘭S7:

    同じく…

    1. わかった。
    2. きつくなったら言ってくれ。おぶってやるから。
  23. バニラA1:

    フン。ご主人様、そんな体で私たちをおぶって走る…ですか?

    1. そんな体って…
  24. 主人公:

    - 俺の体はオリジンダストで強化されて、人間としての基本能力が向上している。

  25. 主人公:

    - もちろん身体能力に特化した隊員たちとは比べ物にはならないが、体力、筋力、持久力などは普通の人間というには無理があるくらいに強化されている。

  26. バニラA1:

    安心しました。そんなご冗談を言えるのですからまだ余裕があるようですね。では速度を上げ―きゃっ!?

  27. 金蘭S7:

    うっ…!

    1. これでも冗談だと?
  28. 主人公:

    - 俺の両脇を走っていた金蘭とバニラの腰を掴み、抱き上げた。

  29. 主人公:

    - 少し重かったが、走りに特に問題になるような重さでもなかった。

  30. バニラA1:

    な、何をなさるのですか!?今すぐ下ろしてください!

  31. 金蘭S7:

    アッ…主様…あぁっ…

    1. あ…
  32. 主人公:

    - 足をジタバタさせるバニラと体をねじらせる金蘭を慌てて降ろした。

    1. 悪い…。苦しかったか?
  33. 金蘭S7:

    い…いえ…、大丈夫でございます。

  34. 金蘭S7:

    その、あまりにも突然で…

  35. バニラA1:

    ……ご主人様。

  36. 主人公:

    - 他愛のない会話や軽いおふざけをしていると、いつの間にか村の境界に到着した。

  37. 主人公:

    - そこでエルブンとダークエルブン、ハルピュイアが待っていてくれた。

  38. エルブン・フォレストメーカー:

    お疲れ様。

    1. リーダーはまだ来てないのか?
  39. エルブン・フォレストメーカー:

    それなら大丈夫。うまく誤魔化しておいたから。

  40. エルブン・フォレストメーカー:

    その代わり、ちょっと怪しいのよね。

    1. 怪しい?
  41. P-22ハルピュイア:

    さっき司令官も見たでしょ?みんなが同じイヤリングをしているの。

  42. 主人公:

    - 隊員たちから、これまで何があったのか状況を聞いた。

  43. 主人公:

    - 村の住民の一人が悲鳴を上げながらどこかに連れ去られ、その住民は耳にイヤリングをしていなかった…。

    1. 確かに何か変だ。
  44. エルブン・フォレストメーカー:

    それで司令官が来る前にちょっと追跡してみたんだけど見失っちゃって。

  45. P-22ハルピュイア:

    方向は覚えてるから、金蘭と一緒に行けば探せるかもしれないわ。

    1. とりあえず待機だ。すぐに支援部隊が合流するから。
  46. エルブン・フォレストメーカー:

    司令官はちょっと座って休んでて。

  47. エルブン・フォレストメーカー:

    私はその支援部隊を迎えに行ったダークエルブンの所に行ってくるわ。