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Transcription
- 生命のセレスティア:
…というわけです~。
- 主人公:
- セレスティアがどのような経緯でこの団体を作り、どうやって滅亡戦争を
生き残ったのか話を聞いた。 - 主人公:
- 前にスノーフェザーから聞いた話とほぼ変わらない。
- 生命のセレスティア:
その後は…どうなったんでしたっけ~?
- 生命のセレスティア:
あ、お茶でもどうですか~?
- いただこうかな。
- う~ん…お茶…いや、大丈夫だ。
- 生命のセレスティア:
ふふふ、はいどうぞ~
- 主人公:
- 何のお茶かはわからないが、セレスティアが差し出したお茶はいい香りがした。
- 主人公:
- そういえばこの香り、サニーが出してくれたお茶と同じ香りがする…。
- 何のお茶だ?
- 生命のセレスティア:
「世界樹」という木の葉を煎じて作ったお茶です。
- すごい名前だな。
- 生命のセレスティア:
ですよね~?でもその名に恥じない木なんです~。
私が所属する会社で、何度も品種改良を重ねた結果できた木なんですよ~。 - 生命のセレスティア:
ふふ、では私だけ失礼しますね~?
- 主人公:
- お茶を一口飲んでセレスティアはそっと俺を見た。
- 話はもう終わりか?
- 生命のセレスティア:
はい。経緯は今話した通りです。
あっ…思い出したんですけど、この島にはたまたま来て、 いつの間にか定住するようになったって感じです~。 - 生命のセレスティア:
ですけど…
- 主人公:
- セレスティアがもじもじしながら俺の手を握る。
- 生命のセレスティア:
ふふ、でももうちょっとお話したいですね~
- 主人公:
- セレスティアはそう言うと他愛のない話をし始めた。
- 主人公:
- 村の近くの湖が綺麗だとか、島に来てみたら、
思ったより備蓄物資が多くてびっくりしたとか… - 主人公:
- しばらく話に夢中になっていたセレスティアが、急にパチクリと瞬きをした。
- 生命のセレスティア:
えっとぉ…私は今何のお話をしていましたっけ~?
- 生命のセレスティア:
いいえ、何の話をしようとしていたのかしら…?
- ……。
- 主人公:
- う~ん、俺は予想外の難敵に遭遇したようだ…。
これは今後、別の意味で苦労しそうだ。 - 生命のセレスティア:
ああっ…アッ…
- セレスティア?
- 主人公:
- 無邪気に目をパチパチしながら、首を傾げていたセレスティアが突然頭を抱える。
- 生命のセレスティア:
頭、が…。
- 生命のセレスティア:
うっ、ああっ…ァァ…
- エルブン!ダークエルブン!
- 主人公:
- 少し離れた所にいたエルブンとダークエルブンを呼び、
その場にしゃがみこんだセレスティアを抱きかかえる。 - 大丈夫か!?
- 主人公:
- 全身をぶるぶる震わせ、苦しそうな声で呻いていたセレスティアは、
ゆっくりと落ち着きを取り戻していった。 - 主人公:
- そんな彼女の口から意外な言葉が漏れる。
- 生命のセレスティア:
…申し訳、ございません。
- 何がだ?
- 生命のセレスティア:
どうか私を…。
- 生命のセレスティア:
お許しください。