Transcription

1. ダークエルブンフォレストレンジャー:

   大丈夫？怪我はない！？

2. エルブン･フォレストメーカー:

   あの女～！逃げる前に一発お見舞いしたかったのにぃ…！

3. ダークエルブンフォレストレンジャー:

   そんな余裕なかったでしょ！

   1. 大丈夫だ。怪我はしてない。
4. 主人公:

   - さっき、セレスティアが突然謝罪の言葉を口にした直後、妖精の村はどこからか現れたAGSたちに包囲された。

5. 主人公:

   - 即座に状況を把握しようとしたが、セレスティアは俺を掴んだまま放そうとしなかった。

6. バニラA1:

   ご主人様、どうしてあの時抵抗されなかったんですか？

   1. …俺に謝っていた。
7. バニラA1:

   謝っていた…ですか？

8. 主人公:

   - 足を動かしたまま隊員たちにセレスティアの不可解な言動を伝えた。

9. エルブン･フォレストメーカー:

   司令官を騙そうと演技したんじゃないの？

   1. そうじゃないと思う。
10. 主人公:

    - セレスティアの悲しそうな目…そして、スノーフェザーとサニーのこと…。これはまだ、何か裏がありそうだ。

11. バニラA1:

    …とりあえずは了解しました。その代わり…

12. バニラA1:

    少しでもご主人様の身に危険が生じた時は、相手が住民だろうがリーダーだろうが次は容赦なく攻撃します。

13. バニラA1:

    他の方たちも同意しますね？

14. エルブン･フォレストメーカー:

    もちろんよ。

15. ダークエルブンフォレストレンジャー:

    …うん。

    1. わかった。
16. 主人公:

    - ここはひとつ、オルカの隊員たちとの合流を優先すべきだろう。それからその前にハルピュイアと金蘭を…。

17. P-22ハルピュイア:

    司令官！大丈夫？

18. 金蘭S7:

    主様！

19. 主人公:

    - 慌てて駆けつけてきた二人に、簡単に状況を説明した。

    1. ひとまず逃げよう。他の隊員たちと合流する必要がある。
20. 金蘭S7:

    主様…！敵が接近中でございます！

    1. バニラ。エルブンとダークエルブンが回り込むまで掩護してくれ。
21. バニラA1:

    わかりました。

22. 主人公:

    - バニラがそう答えると同時にエルブンとダークエルブンは両脇の木々の中へと姿を消した。

23. P-22ハルピュイア:

    司令官、私は？

    1. ハルピュイアは弾を温存しろ。金蘭、俺を守ってくれ。
24. 主人公:

    - 迅速に指示を出し、指揮を開始しようとした瞬間、四方から多発的に戦闘音が発生した。

25. 主人公:

    - 視線を金蘭に移す。突然の大音量に苦しむ金蘭が震える声で答えた。

26. 金蘭S7:

    …味方です…。あちこちで…あのAGSたちと戦闘を開始した模様でございます…

    1. くっ…
27. P-22ハルピュイア:

    司令官。私も戦うわ。早く突破してみんなと合流しなきゃ！

    1. わかった。でもミサイルは使うな。
28. 主人公:

    - 各自、配置についた隊員たちを見て、俺もひとまず体を隠した。