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Transcription
- P-22ハルピュイア:
私たちが追いかけられたのはここまでだったわ。
少し離れて追いかけてたんだけど、鉄虫に邪魔されて見失っちゃったの。 - P-22ハルピュイア:
何かわかりそう?
- 金蘭S7:
…音は聞こえませんが、その方たちのものと思われる匂いが残っています…。
- P-22ハルピュイア:
わぁ、そんなことまでわかるの…?
- 金蘭S7:
五感全てが敏感になっておりますので…。
- P-22ハルピュイア:
だったら、後を追いかけることもできそう?
- 金蘭S7:
はい。こちらでございます。
- P-22ハルピュイア:
こんな所に扉が隠されてるなんて…。こんなの絶対にわからないわ…
- P-22ハルピュイア:
ここに入っていったってことで合ってる?
- 金蘭S7:
はい。痕跡がここで途絶えています。
- P-22ハルピュイア:
確かに…開け閉めをした痕跡があるわ。しかも何度も…
- P-22ハルピュイア:
そんなに時間が経ってないように見え……あっ…!
- 金蘭S7:
何かわかりそうでございますか?
- P-22ハルピュイア:
わかるというか初めての感じがしないの。
- P-22ハルピュイア:
これ…ブラックリバーの軍事研究所よ。
- P-22ハルピュイア:
これを見て。
- 金蘭S7:
ロゴが草に隠れていましたか…
- 金蘭S7:
でもどうしてあの方たちはここに入ったのでしょう…。
- P-22ハルピュイア:
うーん…単に使われていない研究所を拠点にしているだけかもしれないけど…
- P-22ハルピュイア:
あれ?鍵がかかってない?
- 金蘭S7:
不用心でございますね…、この島には鉄虫もいるというのに…
- P-22ハルピュイア:
とりあえず入ってみましょう。
- P-22ハルピュイア:
やっぱりね。
- P-22ハルピュイア:
ブラックリバーの研究所によくある構造ね…。間違いないわ。
- P-22ハルピュイア:
でも、この床の…血管みたいなのは何なのかしら…。
- 金蘭S7:
ここに入ったとされる方たちはどこにいるのでしょうか?
- 金蘭S7:
匂いは奥の方からしますが、何の音も聞こえません。
- P-22ハルピュイア:
ブラックリバーの研究所は被験体が脱走するのを防ぐために、
遮断扉で区画が分かれているらしいから… - P-22ハルピュイア:
たぶんかなり奥の方にある区画にいるんじゃな―え…?
- P-22ハルピュイア:
どうしてこんなコンテナにバイオロイドの顔が…。
- P-22ハルピュイア:
……まさか。
- 金蘭S7:
…生体実験、だったようでございますね。
- P-22ハルピュイア:
そんなわけないわ!ここのリーダーが住民たちで実験をしていたってこと?
- P-22ハルピュイア:
自分が救った住民たちで?
- 金蘭S7:
……
- P-22ハルピュイア:
データを確認してみるわ。
- P-22ハルピュイア:
…うっ。やっぱり閲覧権限がないとダメか…。
ハッキングはできないし…あら? - P-22ハルピュイア:
……。
- 金蘭S7:
『新人類プロジェクト』
- P-22ハルピュイア:
…方法はわからないけど、プロジェクト名からして…バイオロイドを使って、
人間を生き返らせようとしているってところかな…。 - 金蘭S7:
拙とバニラさんが先ほど出会ったロボットが…DNAと遺伝子に興味を
お持ちのようでございました。 - 金蘭S7:
あの方…いえ、あのロボットと何か関連があるのかもしれません。
- P-22ハルピュイア:
そうね。何かしらの関係はあるかもしれないわ。
- P-22ハルピュイア:
戻る前にもう少し何か手掛かりがないか調べてみなくちゃ…
- 金蘭S7:
…!奥の方から誰か出てきます。
- P-22ハルピュイア:
さっきの住民かしら?早く隠れよっ!
- 陽気な住民:
ねぇねぇ、この前いたアレ、全部捕まえた?
- 心配そうな住民:
それが…もうこの島だけだと限界みたい。
やっぱり船で島の外に行かなきゃいけないのかな…。 - 小心者の住民:
で、でも島の外まで行くのはちょっと危険すぎないかな…?
- 金蘭S7:
追いかけていたのはあの方たちでございましたか?
- P-22ハルピュイア:
うん。そうよ。
- P-22ハルピュイア:
でも…
- P-22ハルピュイア:
……。
- 金蘭S7:
どうしましたか?
- P-22ハルピュイア:
一人は…さっき連れて行かれてた子よ…。
- 金蘭S7:
はい…!?
- P-22ハルピュイア:
確かにさっきはすごい悲鳴を上げながら連れて行かれてたはずなんだけど…
- P-22ハルピュイア:
でも何もなかったかのように雑談をしてた…どういうこと…?
- P-22ハルピュイア:
違うのは…イヤリング。
- 金蘭S7:
みなさん…イヤリングをしていましたね。
- P-22ハルピュイア:
そうなのよ…。
あのイヤリングに何か秘密があるに違いないわ。 - P-22ハルピュイア:
早く戻ろ。
妖精の村とリーダーと呼ばれるあのバイオロイド…、何か変だわ。 - P-22ハルピュイア:
司令官が危険な―。
- P-22ハルピュイア:
え、何?
- 金蘭S7:
戦闘…!村の方向でございます!
- P-22ハルピュイア:
え、ダメ…司令官が…!
- P-22ハルピュイア:
早く戻ろう!