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Transcription
- 主人公:
- 絶体絶命の瞬間に撃ち込まれた支援攻撃は、見事に敵の虚を突けた攻撃だった。
- 主人公:
- 奇襲攻撃を受けたAGSたちの戦列は崩壊。崩れた場所を一点突破し、
包囲網を見事に脱出できた。追撃も支援部隊のおかげで楽に撃退した。 - A-54カリスタ:
本隊じゃなくて残念だった?
- とんでもない。おかげで助かった。本当に…
- 主人公:
- ロバートの猛攻を何とか切り抜けた俺たちを出迎えてくれたのは
アーマードメイデンだった。 - 主人公:
- 俺たちが後退している間、アーマードメイデンはその名に恥じぬ凄まじい火力で
敵を圧倒し、追撃の意志をへし折った。 - A-14Bスプリガン:
本当に危ないところだったわね。
- A-14Bスプリガン:
司令官、怪我はしてない?
- A-1ブラッディパンサー:
いつもだったらご褒美でも貰いたいところですが、
今はそんなこと言ってられないみたいですね。 - 状況を共有する。
- 主人公:
- 俺から現在の状況を聞いたブラッディパンサーは少し顔をしかめた。
- A-1ブラッディパンサー:
これは…あまりいい状況ではありませんね。
- A-1ブラッディパンサー:
全部隊が司令官の安全の確保を最優先に動いています…。
ですが、私たちじゃなかったら、あの量のAGSの包囲網は 突破することができなかったでしょう…。 - A-54カリスタ:
運が良かったとしか言いようがないわね。
戦闘音が聞こえたから何も考えずに来てみたら司令官がいたの。 - A-14Bスプリガン:
ところで…さっきのヤバそうなAGSは何なの?
- A-14Bスプリガン:
あれが指揮官機みたいな気がしてみんなが攻撃してる間、
ずっとマークしといたんだけど… - その通りだ、あれがAGSたちを指揮している。ロバートだ。
- A-1ブラッディパンサー:
ロバート…まさか。
- 想像しているそれだ。でもタイラントはあの中にはいない。
- A-1ブラッディパンサー:
それは不幸中の幸いです。あの怪物を相手にするのは今の戦力でも
流石に不可能です。 - 主人公:
- すると、スノーフェザーを治療していたバニラとサニーが近づいてきた。
- スノーフェザーの様子はどうだ?
- バニラA1:
救急キットで応急処置は済ませておきました。
- アクロバティック・サニー:
出血が多くて…まだ意識が戻ってません…。
- A-1ブラッディパンサー:
医薬品ならここにあります。
- ん?
- A-1ブラッディパンサー:
それから、弾薬もたっぷり持ってきました。
- A-1ブラッディパンサー:
スプリガン!
- A-14Bスプリガン:
た、隊長……見直したわ…。
- 主人公:
- スプリガンが持ってきた弾薬の箱をゆっくりと降ろすと
ガチャリと重そうな音がした。 - A-1ブラッディパンサー:
頑張って持ってきて良かっただろう?
- バニラA1:
種類別であるんですね。私たちも使えます。ありがとうございます。
- バニラA1:
では私はスノーフェザーさんの治療に戻ります。
- A-1ブラッディパンサー:
司令官。私の判断は良い判断だったでしょうか。
- …うん。本当にありがとう。
- A-1ブラッディパンサー:
ははっ。
…では、ご褒美を頂けますか? - A-1ブラッディパンサー:
あぁっ、まずは司令官を無事にオルカへお連れしてからの話ですね。
- 主人公:
- 俺がなんと答えようか少し考えていたところに、周辺を偵察しに行っていた
エルブンとダークエルブンが戻ってきた。 - エルブン・フォレストメーカー:
あまり長くは持たないだろうけど、いい感じにかき乱してきたわ。
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
あの子は大丈夫なの?
- バニラが応急処置はした。
- アクロバティック・サニー:
あの、人間様…。
- スノーフェザーの傍にいてあげなくていいのか?
- アクロバティック・サニー:
あはは、私は邪魔になるだけですから。
- アクロバティック・サニー:
あの…ひとつだけお願いをしてもいいでしょうか…?
- なんだ?
- 心配するな。少し休んでから行くつもりだ。
- アクロバティック・サニー:
スノーフェザーは今動ける状態ではありません。
- アクロバティック・サニー:
ですからその…危険ではありますが、少しだけ…ここで休んでから
出発してもいいでしょうか? - アクロバティック・サニー:
ホログラムで偽装して警戒にあたりますので…。
- 俺もそうしようと思っていたんだ。
- 主人公:
- スノーフェザーとサニーを置いて、俺たちだけで行くという選択肢もあるが…。
- 主人公:
- それだと…あのスノーフェザーの横であたふたと慌てて、バニラの神経を
逆撫でしているアルフレッドが「置いて行けない」と言い出すのが目に見えている。 - アクロバティック・サニー:
あ、ありがとうございます…!
- アクロバティック・サニー:
では、早速警戒にあたります!
- エルブン・フォレストメーカー:
う~ん…これはどうやら私たちも一緒に行く感じ…?
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
うぅ…。
- A-1ブラッディパンサー:
体力なら私たちがあり余っている。警戒は私たちがするから少し休んでくれ。
- A-1ブラッディパンサー:
司令官、それでよろしいでしょうか?
- わかった。エルブンとダークエルブンは少し休むように。
- エルブン・フォレストメーカー:
はぁ、助かった…。
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
もう足の感覚がない…。
- A-1ブラッディパンサー:
司令官もどうぞお休みください。一日中戦闘されていたんじゃないですか?
- …そうさせてもらう。
- A-1ブラッディパンサー:
では特異事項があり次第、報告いたします。
- A-1ブラッディパンサー:
イオの穴は私が埋める。二人はいつも通りやってくれ。
- 主人公:
- アーマードメイデンを見送って、近くにあった木に背中を預けて座った。
- 主人公:
- エルブンとダークエルブンも俺の所に来て両肩にもたれかかる。
- ダークエルブンフォレストレンジャー:
ちょっと眠った方がいいんじゃない?
- エルブン・フォレストメーカー:
寝てる時に何か起こったら、私たちがギュってして逃げてあげるから
安心して眠って。 - ……。
- 主人公:
- 緊張が解けたせいか返事の言葉が口から出なかった…。
- 主人公:
- ブラッディパンサーの装甲板が展開される音を聞きながらゆっくりと
浅い眠りの中に落ちていった…。