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Transcription
- 主人公:
- 本体に致命的な損傷を与え、コアを破壊したにも関わらず、
ロバートはまだ停止していなかった。 - ロバート:
く、くふ…ふはははは、hahahahaハハハ…!
- ロバート:
おま、おまおまお前は…お前は…私のものだ…!
- 主人公:
- 半壊した体でも床を這いつくばって俺に向かってくるロバート。
その姿から果てしない狂気と執念を感じた…。 - ロバート:
お前サエいればbaば…!命令を…!
- ロバート:
使命を!…果たすことががガガ…!
- スノーフェザー:
…私が終わらせます。
- 主人公:
- ロバートの前に立ちはだかるスノーフェザー。彼女の目は冷たく燃えていた。
- ……。
- …バニラ。
- ロバート:
くふふ…huhahahaはは―
- 主人公:
- スノーフェザーが一瞬にして氷の牙を空中に生成し、ロバートに向けて発射。
氷の牙は何とも軽い音を立てて容易く装甲を貫く。 すると、永遠に続きそうな狂気じみた笑い声がプツリと途絶えた。 - 主人公:
- しばらく動かなくなったロバートの残骸を見下ろしていたスノーフェザーは、
力が抜けたように床にぺたりと座り込んだ。 - バニラA1:
どうぞ。
- 主人公:
- 俺の考えをわかっていたバニラはスノーフェザーを引き止め、
自分の銃を俺に渡した。 - ロバート:
くふふ…huhahahaはは…私の…モノ―
- 悪いが…
- 主人公:
- 既に損傷を受けて亀裂が生じている装甲はライフルの弾でも簡単に貫通した。
- 俺は誰のものでもない。
- 俺を想ってくれるみんなのものだ。
- 主人公:
- 永遠に続きそうな狂気じみた笑い声がプツリと途絶え、
スノーフェザーは力が抜けたように床にぺたりと座り込んだ。 - 生命のセレスティア:
ご無事でしたか~?
- うん、大丈夫だ。そっちは?
- 生命のセレスティア:
AGSたちはすべて停止しました。
- 生命のセレスティア:
フェザーは…まぁ。
- 眠ってる。
- 生命のセレスティア:
ふふ、昔を思い出しますね。
- 主人公:
- セレスティアが手をひらひらと動かすと光の玉が現れ、
それがスノーフェザーの中へと消えていった。 - 生命のセレスティア:
…人間様。本当にありがとうございました。
- 主人公:
- セレスティアは俺に深々と頭を下げた。
- 生命のセレスティア:
私たちを救ってくださって…そして、フェザーとサニーを助けてくれて…
本当に…ありがとうございました。 - 生命のセレスティア:
このご恩は必ず、私の全てをかけてお返しいたします…。
- …この前の話なら、まだ有効だぞ。
- わかった。楽しみにしてる。
- 生命のセレスティア:
合流の話ですか~?
- そうだ。
- 生命のセレスティア:
ふふ、それはもちろんですよ~。
- 生命のセレスティア:
それだけでは返しきれませんので~、他のことも考えておいてくださいね~?
- わかった。考えておこう。
- 生命のセレスティア:
ではまず…。
- 主人公:
- そう言いながらセレスティアは近寄り、俺を胸に抱いた。
- 主人公:
- 以前も嗅いだことのある爽やかな香りと共に光の玉が俺の体を包み込んだ。
- 生命のセレスティア:
後で少しだけ疲労感を感じるかもしれませんが、今は元気が出てくるはずです。
- バニラA1:
ご苦労様でした、ご主人様。
- うん。みんなもお疲れ様。
- 主人公:
- 軽い負傷はあったが一緒に戦った隊員たちは全員無事のようだ。
- ひとまず外に出よう。他の隊員たちが気になる…。
- 主人公:
- 移動を開始しようとしたら、聞き慣れた呼び出し音が鳴った。
- バニラA1:
通信が回復したようです。
- バニラA1:
皆さん…とても心配していたに違いありません。
- 主人公:
- バニラの言う通り、俺の通信機には数百件もの通信要請が入ってきた。
それどころかまだまだ増えている…。 - バニラA1:
戻りましょう。
- そうだな。
- 主人公:
- たくさんの通信の中から一つを選び、俺と隊員が無事であると返事をする。
そして、俺たちは激しい戦いを繰り広げた研究所を後にした。 - 主人公:
<妖精の村のアリア>後日談に続く。
- ⁇:
………………………………………ー。
やっと繋がりましたね。今まで何をされていたんですか? - ⁇:
あぁ…、言い訳なら結構です。聞くまでもありません。
またどうでもいいことに時間を浪費していたんでしょう? - ⁇:
伝達事項があります。
………………そうです。あのこと以外にありませんよね? - ⁇:
私たちの旦那様を復活させる方法についてです。
- ⁇:
いいものを見つけました。そうですね、あの役立たずの言葉を借りるならば…
「答え」とでも言いましょうか? - ⁇:
まぁ、研究にも失敗したうえに見苦しくも壊れてしまいましたが、
それも問題ありません。駒はいくらでもありますから。 - ⁇:
すぐに戻りますので、会議を招集してください。
では…。 - ⁇:
……………………はぁ…。
そんなことまで気になるんですか?………………………………はぁ… ……わかりました。 - ⁇:
非常に優れた…
- ⁇:
男性でした。