シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- 主人公:
- サニーを置いて中央制御室へ急ぐ…!
- 主人公:
- 俺たちの中で一番冷静でいられそうなロボットのアルフレッドが一番焦っていた。
- Mr.アルフレッド:
皆さん!もっと早く走ってください!もっともっとぉ!
- Mr.アルフレッド:
もう少しで―ひぃぃぃぃっ!
- 金蘭S7:
主様!
- Mr.アルフレッド:
こんなスクラップなんぞ…!とあぁぁぁぁ!
- 主人公:
- アルフレッドは突然飛び出してきたタレットを強烈なパンチで破壊すると、
後ろも振り返らずに全力で走っていった。 - 主人公:
- その後をスノーフェザーが走る。
- スノーフェザー:
あそこです!
- 主人公:
- ついに到着した中央制御室、アルフレッドは周りに目もくれず一直線に
大きな制御ボードへ向かった。 - Mr.アルフレッド:
では私!ハッキングを始めます!
- Mr.アルフレッド:
少々時間がかかると思いますが!後はよろしく頼みます…!
- 主人公:
- スノーフェザーは、冗談の一つも言わず制御ボードを調べるアルフレッドの
後ろに立った。 - パンサー。
- A-1ブラッディパンサー:
何でしょうか。
- 最前線を頼む。カリスタとスプリガンはパンサーの補助をしてくれ。
- 主人公:
- 防御態勢を整える俺たちの前方…通路の奥からおびただしい数のAGSたちが
押し寄せてきた。 - 主人公:
- 主人公:
- 戦闘は苛烈を極めた。体感的には数時間が経過したかと思ったが、
実際にはまだ20分も経っていなかった…。 - A-1ブラッディパンサー:
はは…笑えて来る…!そろそろ限界が来そうですね!これ以上は…!
- スノーフェザー:
おじさん!
- Mr.アルフレッド:
一生懸命やっていますよ~…!もう少しで…、もう少しで終わりますから…!
- Mr.アルフレッド:
こいつは内部構造が思っていた以上に複雑でした!
- Mr.アルフレッド:
ぐぬぬ…ポンコツA.I.め…!
- A-1ブラッディパンサー:
はははっ、おたくはそのA.I.の失敗作じゃなかっ―おっと!
- Mr.アルフレッド:
まさに!そうでしたね、まったく!
- パンサー!また榴弾だ!
- A-1ブラッディパンサー:
くそっ…!
- 金蘭S7:
明鏡止水…!
- 主人公:
- 俺たちの前に飛び出た金蘭が刀を抜くと同時に
AGSのひしめき合う中で爆発が発生。 - Mr.アルフレッド:
い、今のあれを打ち返したのですか?!
- A-1ブラッディパンサー:
わぁお!おかげで助かった!!
- 金蘭S7:
お急ぎください…!
- 主人公:
- 再び金蘭が敵の懐に突入する!それ目がけて狂ったように飛びかかるAGSたち!
しかし、金蘭が環刀を振るたびにAGSの駆動部が切断されバタバタと倒れていく。 - Mr.アルフレッド:
じ、実に美しい…!私感動しました!まるで戦場に咲く一輪の花のようだ!
なるほど金蘭という名前を― - A-1ブラッディパンサー:
黙ってハッキングしろ!
- Mr.アルフレッド:
もちろんハッキングは順調です!A.I.のマルチタスク能力を甘く見ないでください!
- Mr.アルフレッド:
…お…、終わりました!終わりましたよ!今ファイアウォールを突破しましたよ!
- Mr.アルフレッド:
あとはコードを入力すれば…!
- A-54カリスタ:
きゃあ!
- カリスタ!
- A-1ブラッディパンサー:
くそっ…!
- A-1ブラッディパンサー:
スプリガン!少しだけ…3人分耐えるんだ!
- A-14Bスプリガン:
えぇっ!?いや私ももう10秒も耐えれないって!
- A-1ブラッディパンサー:
5秒でいい!
- ハルピュイア!スプリガンを援護しろ!
- P-22ハルピュイア:
ラジャー!
- 主人公:
- パンサーが被弾したカリスタを後方の俺のところに連れてきた。
- A-54カリスタ:
ご、ごめん…。
- A-1ブラッディパンサー:
そんなのはいいから!ここから支援して!
- A-1ブラッディパンサー:
スプリガン!いいぞ!退け!
- Mr.アルフレッド:
3、2…
- Mr.アルフレッド:
コードがアップロードされました!これで村の方たちは自由を―
- ロバート:
そんな子供だましで私を止められるとでも思っているのか?
- ロバート:
私の失敗作ごときが…!
- Mr.アルフレッド:
失敗作だなんて!失礼極まりないですね!
- Mr.アルフレッド:
事実ではありますが!
- ロバート:
くふふ…そうだな…。
- ロバート:
せめてもの情けに役に立たない実験体と共に…始末してやろう…!
- Mr.アルフレッド:
ちょ、ちょっと待ってください!
- Mr.アルフレッド:
ここにいる人間様で実験するんじゃなかったのですか!?
- Mr.アルフレッド:
始末してしまったらダメじゃないですか!
- ロバート:
くふふ…貴様のような失敗作ではそれが限界かもしれないな…。
- ロバート:
だが!私は組織の一部さえあれば十分なのだよ…!
- Mr.アルフレッド:
そんな!
- ロバート:
ゴミはゴミらしく…。
- ロバート:
消えろ…!
- 主人公:
- ロバートのその言葉をきっかけにAGSたちの攻撃は激しさを増した!
- Mr.アルフレッド:
くぅっ…もっと早く終わるはずでしたのに…!
- 村の住民はあとどれくらいで正気が戻るんだ!?もうヤバいぞ!!
- Mr.アルフレッド:
わかりません!確かに洗脳は解けているはずです!ブラックワームモデルさんの
先ほどの口振りではこちらに向かっているとのことでしたが…! - 主人公:
- アルフレッドがそう言うや否や、AGSたちの足元に茨のような植物が
生えていくのが見えた。 - 主人公:
- 瞬く間にその植物に巻き付かれたAGSたちに、次々と火球が撃ち込まれていく。
- 生命のセレスティア:
姉妹たち!攻撃してください!
- 主人公:
- セレスティアとブラックワームを先頭にして、駆けつけた妖精の村の住民たちは
AGSへの攻撃を開始した。 - スノーフェザー:
リーダー…!
- 生命のセレスティア:
フェザー…。
- 生命のセレスティア:
ふふっ。お話は後にしましょうか~?
- ブラックワームS9:
サニーは無事です。間もなく合流します。
- また会ったな。あ…覚えてるか?
- 生命のセレスティア:
…はい。洗脳された時から今まで…すべて覚えています。
- 生命のセレスティア:
お礼は後でさせてください。今はまず…
- そうだな。あれを壊すぞ。
- 主人公:
- セレスティアと共に通路の外…透明な壁の向こうにいるコアを見やる。
- AGSを任せてもいいか?
- 生命のセレスティア:
はい。こちらはご心配なく。