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主人公
- 研究所内部にいたAGSたちはセレスティアの言う通り、すべて停止していた。

Transcription

  1. 主人公:

    - 研究所内部にいたAGSたちはセレスティアの言う通り、すべて停止していた。

  2. 主人公:

    - そのひとつひとつの武装を解除していく…。ある程度立ち会って、外で休憩を取っていると、聞き慣れた声に話しかけられた。

  3. 迅速のカーン:

    司令官。無事で何よりだ。

  4. 迅速のカーン:

    皆、ここに向かっているが、司令官の安全を確保するため私だけ先に到着した。

    1. 木がかなり生い茂っていただろう?随分早かったな。
  5. 迅速のカーン:

    長い間戦場を転々としてきたせいか、雪原も森の中も大して変わりはない。

  6. バニラA1:

    ご主人様。ひとまず周辺にいたAGSの武装解除は完了しました。

  7. 迅速のカーン:

    面目ない。本来は我々がやるべきことだったのだが。

  8. バニラA1:

    大丈夫です。ご主人様の安全こそが最優先、有事の際は元々の役目が何であろうとご主人様の保護に当たるのは当然ですから。

  9. 迅速のカーン:

    了解だ。直に他の部隊も到着するだろうから、その後は我々に任せてくれ。

    1. よろしく頼む。
  10. バニラA1:

    ご主人様はどうなさいますか?

  11. バニラA1:

    今すぐお戻りになるのでしたら、護衛部隊を編成いたします。

    1. ちょっとまだ…あれ?
  12. 主人公:

    - 辺りを見渡すが、セレスティアとブラックワームの姿がない。

    1. スノーフェザーとサニーの姿も見えないな…。
  13. 金蘭S7:

    その方たちでしたら、先ほど森へお入りになりました。

  14. 金蘭S7:

    まだ声が聞こえますが、どういたしましょうか?

    1. とりあえず現場を片付けようか。
  15. 金蘭S7:

    ですが…あの方たちと連絡する手段が…。

    1. …どこに行ったのかはわかる気がする。
  16. 金蘭S7:

    あ…。

  17. 主人公:

    - 金蘭もどうやらわかったようで口を噤んだ。

  18. 主人公:

    - そんな話をしていると、森の中からオルカの隊員たちが続々と到着した。

  19. 主人公:

    - やって来た隊員を何とか振り分け、研究所とその周辺の探索に当たらせた。

  20. 主人公:

    - ある程度状況は落ち着き、残りは到着した隊長たちに任せたが…

  21. 主人公:

    - 俺の目の前には破壊されたロバートの本体とコアがあった。研究所内部から運び出したのだ。

    1. とりあえず港に移動させて―
  22. Mr.アルフレッド:

    ちょっとよろしいでしょうか?私がお役に立てるかもしれません!

    1. そうか?ドクターに任せようと思ってたけど?
  23. Mr.アルフレッド:

    ひぃぃっ!

  24. Mr.アルフレッド:

    ふむふむ…も、もちろんドクターさんはとても知能の高い天才バイオロイドだと知っておりますが、こいつはドクターさんでもなかなか手強いことでしょう!

    1. そんなわけないだろ。
    2. そうなのか?それはどうして?
  25. Mr.アルフレッド:

    さては、ドクターさんをとても信頼されているようですね?

  26. Mr.アルフレッド:

    ですが理由はちゃんとあります!

  27. Mr.アルフレッド:

    先ほど私がハッキングのためにロバートのコアに接続しましたよね?

  28. Mr.アルフレッド:

    まさにその時!知ってしまったのです!ものすごい事実の数々を…!

  29. Mr.アルフレッド:

    ズバリ!ロバートのA.I.はとても歪んでいました。

    1. 歪んでいる?
  30. Mr.アルフレッド:

    そうです。私がロバートの失―プロトタイプであることはお話ししましたよね?

  31. Mr.アルフレッド:

    そのため、性能の違いはありますが、私とロバートのA.I.としての構造は非常に似ています。

  32. Mr.アルフレッド:

    人間で例えれば…親と子の間の生物学的な違いよりも近いくらいです。

    1. それで問題があればすぐにわかるってことか?
  33. Mr.アルフレッド:

    まさしくその通りです!

  34. Mr.アルフレッド:

    私がハッキングを行い、調査した結果、正常なA.Iとは言えないほどに歪んでいました。

  35. Mr.アルフレッド:

    いえ…あれはもうA.I.とは呼べない状態でした…。

  36. Mr.アルフレッド:

    ですから、ドクターさんでもあれを分析するには相当長い時間を必要とすることでしょう!

    1. お前はすぐにできるってことなのか?
  37. Mr.アルフレッド:

    くふふ、そうです。

  38. Mr.アルフレッド:

    私に任せてくだされば!一瞬でロバートに残っている情報をすべて抽出し~!人間様にお伝えいたします。

    1. わかった。
  39. Mr.アルフレッド:

    くふふ、賢明なご判断です!

    1. うちの技術チームと一緒にやってくれ。もちろんドクターも入れて
  40. Mr.アルフレッド:

    あ…。

  41. Mr.アルフレッド:

    そ、それはそうですよね!大歓迎です!そうですそうです、いくら何でも私一人ですべてやるなんて大変ですからね!

  42. Mr.アルフレッド:

    くふ、くふふ…

  43. P-22ハルピュイア:

    司令官。準備出来たわ。

  44. 金蘭S7:

    主様の準備が終わり次第、すぐにご案内いたします。

    1. 俺も準備完了だ。行こう。
  45. 金蘭S7:

    では、護衛部隊に出発すると伝えます。