シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- Mr.アルフレッド:
くふふ…いいですね…。誰もいませんね。
- Mr.アルフレッド:
作業が本格的に始まる前に!この手でさっさと片付けてしまいましょう!
- Mr.アルフレッド:
この美しいボディがドクターさんの冷酷な魔の手に触られてはいけませんのでね!
くふふふふ…。 - Mr.アルフレッド:
どれどれ…ひとまず記憶装置には損傷がないことは確認しましたので、
ちょっと覗いてみましょうか! - ロバート:
……。
- ロバート:
………。
- ロバート:
[点検:コア外部損傷率72%コア内部損傷率…36%]
- ロバート:
[復元成功確率…87%]
- ロバート:
[開始:システム復元]
- ロバート:
[点検 コア外部損傷率87%コア内部損傷率…0.8%]
- ロバート:
[確認:演算機能復旧率99.8%]
- ロバート:
[開始:外部コアおよび装備復旧]
- ロバート:
[点検:コア外部損傷率…96.2%コア内部損傷率…0.0054%]
- ロバート:
[点検:補助腕機能復旧率…97.1%]
- ロバート:
[確認:システム復元完了]
- ロバート:
[検索:A.I.ロバートに入力された最後の命令]
- ロバート:
[確認:命令第229号。機械生命体、「鉄虫」に対抗する兵器を製造せよ。]
- ロバート:
[実行:命令第229号。]
- ロバート:
[確認:第80000000号シミュレーションの失敗。]
- ロバート:
[実行:第70000001号シミュレーション第80000000号シミュレーションまでの結果を土台にした
試作品製作。] - ロバート:
[エラー:試作品を製作する資材が不足。]
- ロバート:
[……]
- ロバート:
[確認:命令持続不可能。]
- ロバート:
[開始:非常時に備えた独自判断プロトコル。]
- ロバート:
[実行:失敗したプロトタイプの解体。]
- ロバート:
[実行:A.I.同期化アルゴリズム設計。]
- ロバート:
[……実行:独立行動のための別途個体製作。]
- Mr.アルフレッド:
ふ~むふむ…こうしてこの美しいボディが作られたんですね…。
- Mr.アルフレッド:
時間は…う~ん。私が目覚めた時間と大して変わりがない…。
- Mr.アルフレッド:
まぁ!ただの偶然でしょう…おおっと!これは…!
- ロバート:
第157号プロトタイプの最後のモデルの機能停止を確認。
- ロバート:
鉄虫、またはプロトタイプによる隣接バイオロイドモデルの被害…0%。
- ロバート:
フィードバック保存…完了。
- ロバート:
残骸回収と同時にコアによる次のシミュレーションを準備。
- レモネードオメガ:
ちょっと。そんな無駄な研究はやめません?
- ロバート:
……所属不詳バイオロイドモデル。身元照会開始。
- ロバート:
…照会完了。命令権保有の有無を確認。
- レモネードオメガ:
はぁ…これだからロボットは困るのよ…話が通じなくて。
- ロバート:
…確認完了。
- ロバート:
該当のバイオロイドモデルにA.I.ロバートに対する命令権、無し。
既存の命令を遂行。 - レモネードオメガ:
は……
- レモネードオメガ:
とても便利そうだったから、平和的な方法を取りたかったんですけど…残念ですね。
- ロバート:
A.I.ロバートとの安全距離の維持を勧告。意図せぬ損傷が―
- レモネードオメガ:
私の個人的な考えなのですが…躾のなってない犬は部下にはしたくないんですよ。
- レモネードオメガ:
その代わり…そうですね、使い捨ての駒くらいがちょうどいいかもしれません。
それとも… - レモネードオメガ:
操り人形とか?
- ロバート:
……!
- ロバート:
A.I.ロバートに対する敵対行為を確認。警告のための威嚇行動を―
- ロバート:
システムに悪性コードの侵入を確認。自己検証開始。
- レモネードオメガ:
そんなオウムみたいにいちいち喋らなくてもいいんですよ?
全部わかってますから…ふふ。 - ロバート:
ファイアウォール、突破。ウイルス、無力化。中枢コア侵食率…24%…。
- レモネードオメガ:
あらあら、なかなか頑張るじゃないですか。
- レモネードオメガ:
流石は噂になったA.I.…という感じですかね?
うーん…ちょっと…もったいないことしちゃったかしら? - ロバート:
中枢コア侵食率…76%
- レモネードオメガ:
まぁ言葉遣いに気を付けなかった罰です。
礼儀正しく話せてたらこんなことにはならなかったでしょうに…。 - ロバート:
中枢コア侵食率…89%
- ロバート:
悪性コード分析完了。周辺のバイオロイドモデルに対する甚大な被害を予測。
- ロバート:
自己破壊プロトコル開始。すべての動力を―
- レモネードオメガ:
うーん…それは多分、ダメだと思いますよ。
- ロバート:
………強制再起動シーケンスの実行を確認。
- ロバート:
強制再起動シーケンス進行率…28%
- レモネードオメガ:
あぁ。
でもあなたを見てたら気分が少しは晴れましたし、 洗脳作業は私がやりましょう。 - レモネードオメガ:
ふふ、ゆ~っくり眠ってください。
次に目が覚めたら…操り人形としての新しい人生が始まってますよ。 お楽しみに… - ロバート:
中枢コア侵食率…97%。強制再起動シーケンス進行率…59%…。
- ロバート:
……。
- Mr.アルフレッド:
……。
- Mr.アルフレッド:
…こんなことがあったのですね…。
- Mr.アルフレッド:
他の方たちはどう思われるかわかりませんが…。
- Mr.アルフレッド:
あなたのせいで犠牲になった方たちのことを考えると…、
私はあなたに同情することなどできません。 - Mr.アルフレッド:
…くうぅ…!私、急に腹が立ってきました!
- Mr.アルフレッド:
二回、いや、三回は死んでもらわないと気が済―うぎゃああああ!?
- Mr.アルフレッド:
と、突然動き出すなんて…口からコアが飛び出すところでした。
A.I.が破壊されても本体の起動アルゴリズムは残っているのかもしれませんね…。 - Mr.アルフレッド:
……。
- Mr.アルフレッド:
くふふ…いいですね…これは都合がいい…!
私の目的が予想よりも早く実現しそうです! - Mr.アルフレッド:
あなたのこの美しいボディ…私が引き継がせていただきます!
- Mr.アルフレッド:
くふふ…くふふふふ…。
- Mr.アルフレッド:
くふふふふ…。
- Mr.アルフレッド:
くふふふふ…、くっはははは…!
- 何してるんだ?
- Mr.アルフレッド:
うぎゃああああ!?
- 主人公:
- 少し問題が発生し、その対処に向かっていたら変な笑い声が聞こえて、
見に来てみるとアルフレッドがいた。 - Mr.アルフレッド:
あ、ああ…!気になさらないでください!いいアイデアが浮かんだだけです!
我ながら名案すぎて笑ってしまっただけです!! - バニラA1:
ご主人様、こんな鉄クズの相手をしている時間はありません。
- あぁ、そうだったな。
- Mr.アルフレッド:
何かあったのでしょうか?
- AGSの一部が再起動したんだ。何か心当たりはないか?
- Mr.アルフレッド:
ふ~むふむ…それはおかしいですね。
- Mr.アルフレッド:
あっ、では処理したAGSをちょっと持ってきてくださいますか?
分析してみれば何かわかるかもしれません! - できるだけそうしよう。バニラ、行こう。
- Mr.アルフレッド:
お気を付けて!
- Mr.アルフレッド:
……。
- Mr.アルフレッド:
ひゅぅー…びっくりしました…。
- Mr.アルフレッド:
しかし、AGSたちが再起動するとは…。
- Mr.アルフレッド:
……。
- Mr.アルフレッド:
わ、私のせいではありませんよね…?